2018年10月09日

刀使ノ巫女

先日観ましたアニメの感想です。
2クールなアニメ…
□刀使ノ巫女(1〜6/写真は第6巻のみ)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○音楽評価:★★★★☆(4.4)
 ○声優評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○付加要素(おまけなど):★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日最終巻が届いたものとなり、コミカライズ版がよかったこともあり購入をしたものとなります。
こちらは以前コミカライズ版を読んでいる作品のアニメ版となります。

内容としましては、異形の存在と戦う刀使を目指す女の子を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明が上で触れたコミカライズ版の感想と同じとなりましたけれど、コミカライズ版はこのアニメ版の内容に沿ったものになっていますのでそれも当然、ですので詳細な説明は省略をします。
また、第5巻までの感想もそれぞれを観たときに触れていますので、そちらも省略をして、昨日観てみた第6巻収録のお話についてのみ触れていきます。
なお、今作は2クールな作品となっており、1巻につき4話収録となっています。

第21話は『雷神の剣』ということで、姫和さんがイチキシマヒメと同化したお話…。
その力でタギツヒメを退けたのですけれど、姫和さんはその力に呑まれそうになってしまい、可奈美さんたちの前から姿を消してしまいます。
かつて似た様な状態でした紫さんは可奈美さんを抑えて単身彼女の後を追い、その力の制御について教えることに…これまでのいきさつから紫さんに敵視に近しい感情を抱いていた姫和さんも、イチキシマヒメを取り込んだことで彼女の真意も見えてきた様子で…?
そこに再度タギツヒメが襲来、互角に戦った末に打ち倒し、姫和さんはそのタギツヒメも取り込み大変な状況に…その身を犠牲にして全てを終わらせようとするのですけれど、そうはさせまいとする可奈美さんはちょっと場違いにも感じられる態度を取って…?
その彼女の想いが通じかけたのですけれど、けれどタギツヒメは滅びておらず、逆に姫和さんごとイチキシマヒメを取り込んでしまい、姫和さんは消滅してしまいました…。

第22話は『隠世の門』ということで、タギツヒメが全ての力を得てしまったお話…。
かの存在は現世と隠世を繋ぐことを画策、そしてここまで力を尽くしてきた高津学長を切り捨てます…この人、結局何をしたかったのか最後までよく解りませんでした…。
世界は崩壊一歩手前といった状態、荒魂が出現するため皆さんその対処に追われるのですけれど、せめて姫和さんの使っていた刀だけでも取り戻そうと、可奈美さんたちはタギツヒメに挑むことになりました。
途中、歩さんなどが立ちはだかるのですけれど、彼女は沙耶香さんにより倒され、最後は目を覚ますことができたご様子…。
そしてタギツヒメと対峙する可奈美さんですけれど、姫和さんがタギツヒメに取り込まれたその中でまだ生きているということが判明、激闘の末に浴びせた一太刀の傷口から姫和さんは外へ出ることに成功しました。
とはいえ、タギツヒメそのものは一切問題なく存在しており…。

第23話は『刹那の果て』ということで、タギツヒメとの決戦に挑むお話…。
少し息をついた後、再び皆さんでタギツヒメに挑むことになりますけれど、相手の力は圧倒的であり全く歯が立たず、そうしている間に現世は確実に隠世に飲み込まれつつありました。
徐々に皆さん振り落とされていくのですけれど、何とか可奈美さんと姫和さんはタギツヒメに最後までついていくことができ、傷ついた紫さんに代わりお二人でタギツヒメを、その身をもって隠世に送り返すことになるのでした。
他方、夜見さんは高津学長を守って亡くなることに…夜見さんの行動原理は解って泣けましたけれど、でもやっぱり高津学長の行動原理は理解できません…。

第24話は『結びの巫女』ということで、この1話丸々使ってエピローグをした、といった趣のお話…。
可奈美さんと姫和さんはタギツヒメを隠世に送ったのですけれど、自分たちもそこに行ってしまい、そこでお会いしたのは、かつて自分たちと同じことをした、若かりし頃の母親たちでした。
ここでお二人が持っていた刀や可奈美さんの夢に出てきた母親についての謎が解けましたけれど、可奈美さんたちが去った後にタギツヒメのお相手をするのがよろしゅうございました(何)
お二人が隠世にいる間に世界は春を迎えており、平穏な時間が戻りつつあり、そこでの皆さんの様子が見られ、そこへ戻ってきたお二人は…?

その様な今作はこの巻で完結、最終巻ということになりますけれど、この巻にはドラマCDもついてきましたのでそちらも聴いてみました。

第17.1話は『勃発!折神紫挑戦権争奪戦』ということで、正気に戻った紫さんと潜水艦でお会いした後のお話…。
剣術バカの可奈美さんは紫さんと立ち会いたくて仕方なく、潜水艦へ戻ろうと考えるのですけれど、その話を聞いた真希さんも自分も紫さんと立ち会いたいと言い出し、その挑戦権を賭けお二人で立ち会うことになってしまいました。
こちらは本当に剣術バカなお二人のお話で愉快なものです。

第17.2話は『十条姫和の小さな悩み』ということで、こちらは防衛省警備を行っていた頃のお話…。
姫和さんは毎日の様に薫さんにとあることでからかわれており、それが我慢ならなくなったこともありとある手を取ろうとするのですけれど、かえって傷口を広げる結果に…。
こちらは相当おバカでどうしようもないお話、といえます?

第18.1話は『ねね・ウィル・ビー・バック』ということで、防衛省での戦いの後のお話…。
この戦いでねねさんは深手を負い、沙耶香さんがそれを心配し色々としようとするのですけれど、ねねさんは荒魂ですのでできることはなく…?
ここで薫さんとねねさんの昔話などを聞くことができ、よいお話…かと思われたのですけれども…?

第18.2話は『もう一度、あの頃のようにイブを』ということで、ひとときの休暇の中でのお話…。
クリスマスが近い街で皆さんは真希さんと寿々花さんのお二人と偶然お会いし、そこでクリスマスイブが誕生日だという夜見さんのお話を聞くことになります。
以前のドラマCDで結芽さんのものがありましたけれど、今回もまた本編での夜見さんの運命が解ってしまっていますので、これは切なく悲しいお話…。

第24.1話は『新たな始まり』ということで、本編最終話直後のお話…。
御前試合の決勝戦を通じ、皆さんの想いなどが語られ、物語を締めるよいエピローグとなっています。

今作は久しぶりに手にする印象のある2クール、全24話のアニメでしたけれど、ちょうど12話でお話の一区切りがついていて、前半と後半に分けることができそうです。
それぞれに山場があり、それぞれのいわゆる最終決戦といえる戦いはさすが盛り上がるものになっておりよきものでした。
2クールありますので登場人物の皆さんの掘り下げも十分…といいたいところなのですけれど、これだけあってもまだ物足りない、もう少し個々のかたがたの活躍を見てみたかったと思うのは、さすがに贅沢というものでしょうか…(3つあったドラマCDである程度の補完はできていますけれども…?)

お話はどちらかといえばシリアスなはず、なのですけれどもそこまでの重さは感じなかった気もします?
とはいえ、悲しいお話ももちろんあり、特に敵とされていた結芽さんのお話はかなり切なく、今作で一番愛おしいかたとすら言えてしまうほどかも…?
亡くなられてしまったのはその結芽さんと夜見さんのお二人で、登場人物中1、2を争うほど意味の解らない行動原理でした夜見さんも切ないものでしたけれど、上で触れたとおり高津学長は(以下略)
主人公である可奈美さんの行動原理も少しおかしく見えるところもあるものの、『剣客商売』を思い返すに極度の剣術好きはああいうどこか抜けたところがあるものですので…最強認定されてもう他に太刀打ちできる人がいなくなっている状態は多少気になってしまいますけれども…?
登場人物のかたがたはよきもので、個人的にはその結芽さんや寿々花さんといった当初敵でした親衛隊のかたがたが結構好きで…メインのかたがたでしたら沙耶香さんや薫さんが特に好きかもで、最後まで観るとタギツヒメですらよいかただという印象を受ける、かも…?(でも吸収された他の二人のほうが好きでしたりも…彼女たちはもう登場しなかったのですね、残念です…)
また、タイトル通り刀がメインのお話でもあり、やはり刀で戦う女の子、というのはよいものです。

イラスト…作画は普通でしょうか。
内容のほうは2クールあってなお物足りなさを覚えるところもあるものの、よきものでしたかと思います。
音楽のほうは盛り上がるところは盛り上がるよきものでした。
声優さんはもちろん何の問題もありません。
百合的にはどうでしょうか、よい友情のお話なのですけれど、親衛隊の寿々花さんが気になる…。
おまけとしては毎巻ドラマCDorボーカルCDがついてきました。
ということで、こちらはなかなかよきもので、見守ってよかったと思える作品でしたかと…やはり刀で戦う女の子はよいものですよね、ね?
…この手の原作コミックが好きなもの以外のアニメ、というのはもうお金の関係で今後しばらくはよほどのことがない限りは手を出せない、というのもさみしいところ…(何)


また、その様な先日はこちらのコミックを読んでもいました。
アンソロジーです
□エクレアrouge あなたに響く百合アンソロジー
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.6)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.3)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては他には持っていない…というより特にレーベルはなさそうです?

内容としましては、百合なアンソロジーとなります。
と、説明が以前読みました第3巻に相当する作品と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
つまり今作は第4巻相当というわけで、ナンバリングでなくタイトルを変えてくる百合アンソロジーとしては一番刊行数が多くなった…かと思いきや、以前読んでいる『百合+カノジョ』も同様の形式かつ現在4巻相当で出ているのでしたっけ。

参加していらっしゃる作家さまで私が単行本を持っているかたとしましては、作品の掲載順に以前読んでいる『ふりだしにおちる!』のむっしゅさま、以前読んでいる『あの娘にキスと白百合を』などの缶乃さま、以前読んでいる『やがて君になる』の仲谷鳰さま、以前読んでいる『はなにあらし』の古鉢るかさま、以前読んでいる『月が綺麗ですね』などの伊藤ハチさま、以前読んでいる『止まり木の鎮守府』漫画担当のヒロイチさま、以前読んでいる『きもちのかたち』の北尾タキさま、以前読んでいる『私は君を泣かせたい』などの文尾文さま、以前読んでいる『あやめ14』などの天野しゅにんたさま、以前読んでいる『聖純少女パラダイム』などの森島明子さま、以前読んでいる『推しが武道館いってくれたら死ぬ』などの平尾アウリさまがいらっしゃいました。
また、巻頭のカラーページを描かれたかたには以前読んでいる『けものフレンズ』漫画担当のフライさま、以前読んでいる『新米姉妹のふたりごはん』などの柊ゆたかさまがいらっしゃいました。

お話のほうは、ということで百合なアンソロジーとなります。
今回もやはりなかなかの厚みがあり十分なボリュームなものとなっており、内容も安定しています。
第4巻相当ということで、缶乃さまの作品あたりは続きものと言ってよいものになっていましたけれど、それでも読み切りとしても楽しめるものとなっていて、本格的な連載作品は載せることはないっぽいです?
そして、伊藤ハチさまは相変わらずとしかいえないものでしたり…その他、最後の平尾アウリさまの作品で出てきた、最近他の作品でも数回目にした記憶のあるVTuberというもの、とっても大好きで愛しいあのかたもお好きなご様子ながら何なのか全く解らず、もう私はやはり本格的に世界の流れから取り残されてきてしまっているっぽい、です…?

イラストはアンソロジーですので玉石混淆ですけれどもなかなかよいものです。
百合的には百合なアンソロジーですのでもちろんよいものです。
ということで、こちらは定期刊行になっている、ということなのでしょうか…?


『世界樹の迷宮X』は先日で1周めが完了、2周めを楽しもうと思うのですけれど、パーティの職業を少し変更してみることにしました。
とはいえアサミーナさんとティナさんは変更の余地なしですので、他の皆さんで色々考えることに…でも部位封じは絶対に誰かに持たせたく、また属性攻撃は案外前衛のかたがただけで何とかなるので、里緒菜さんをゾディアックからミスティックへ変更、サブはこれまで同様にプリンセスで敵へ対する状態異常及び部位封じ、味方への補助と、完全に補助に特化することになりました。
これですみれさんはセスタスである必要性がなくなりましたので、サブのハイランダーはそのままでソードマンにしてみることに…
すみれさん
…いえ、外見を以前している『世界樹と不思議のダンジョン2』仕様にしてみようかな、って思いまして(何)
セスタスをなくしたことにより壊攻撃のアタッカーがいなくなってしまいましたけれど、サブヒーローのアサミーナさんとソードマンのすみれさんの盾スキルがあるので何とかなるのではないかなと…?

また、かなさまはシノビやリーパーあたりに変更しようかともおもったのですけれど、後列攻撃や武器付属の封じを効きやすくする弓スキルなどのことを考えレンジャーのままにすることにしつつ…
かなさま
…外見を以前している『5』仕様に戻してみることにしました。

全員引退でレベル130が30になったのですけれど、はじめからやり直しですので休養を繰り返してレベル1まで下げてしまいました。
とはいっても…
アサミーナさん
…能力値は20も上乗せされており…
里緒菜さん
…スキルポイントもレベル1は本来3なのに18もあり…
ティナさん
…装備もすでに最強なものになっていますので、少なくとも終盤までは苦戦する要素は皆無になっていますけれども。

2周めはこの職業で行きますけれど、どうにも使いにくいという印象が出てしまった場合などは、3周めは元に戻すかも…いえ、やはりすみれさんはセスタス、里緒菜さんはゾディアックの印象が強くなってしまっていて…(でももうすでにこの状態でセーブをしさらに転職もないのでこれで行くしかないのです)


『艦隊これくしょん』の特筆すべき任務結果は以下のとおりです。
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【2-1い号作戦/南西諸島任務(潜水艦隊)】
○道中大破終了:0
○ボス到達:5
○空母撃沈数:20
○損害総計:大破1・中破5
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…昨日は月曜日ということで各種週間任務を実施することになってしまいました。

い号作戦については2-1へ潜水艦隊を派遣することで、道中での大破終了がなければちょうどボス到達5回で完了と南西諸島任務と一緒に実施できます。
ただ、ボス前やボスが輪形陣を取っており、敵対潜艦を先制雷撃で撃沈できないとひどいことになり、1回の戦闘で中破4という大損害を被ってしまうこともありました。

北方海域任務についてなのですけれど、明日から秋刀魚収集イベントがはじまるということで、北方海域では秋刀魚が採れることが多いので、そこで実施をすることにしました。
この記事へのコメント
失礼します。

とじみこ、よかったですよね。

高津学長については、最高権力者に従うことで、自分も権力を得たと錯覚することに酔っていたのかもしれませんね。
そして、その過ちから目覚めさせたのが夜見だったと考えれば、少しは夜見も救われるのかもしれません。

ドラマCDでは、その夜見と結芽の後を沙耶香と薫が継いだことになっていましたが、この二人もねねの看病のエピソードでも見られたように、意外といいコンビなのかもしれませんね。
Posted by おーらんどー at 2018年10月10日 05:46
あ、すみません。

夜見と結芽の後を沙耶香と薫が継いだのは、ドラマCDではなく小冊子のショートストーリーのほうでしたが、こちらも本編を補完する意味でとてもよかったですし、可奈美が突出して超人めいた存在になっていなかったのもいいですよね。
Posted by おーらんどー at 2018年10月10日 06:36
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