2018年10月31日

結城友奈は勇者である -勇者の章-

先日観ましたアニメの感想です。
よきものでした
□結城友奈は勇者である -勇者の章-
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○内容評価:★★★★★(5.0)
 ○音楽評価:★★★★★(5.0)
 ○声優評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
 ○付加要素(おまけなど):★★★★★(4.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.8)

こちらは過日購入をしたものとなり、色々と気になったことから購入をしたものとなります。
こちらは以前観ており以前コミカライズ版を読んでいる、あるいは以前観ていたり以前読んでいるものなどスピンオフな作品も出ているシリーズなアニメとなります。

内容としましては、勇者部として活動を行う中学生の女の子たちを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり上で触れた無印なアニメの感想などと同じとなりましたけれど、同じシリーズな作品ですので仕方なく、ですので詳細な説明は省略をします。
今作はその無印の少し後のことを描いたお話となっており、そして今作はこれまでに観たシリーズのアニメ2作品、つまり無印と『鷲尾須美』とは違い一切コミカライズ版が存在せず、ですので完全に何も知らない状態で観ることになったものとなります。
…そしてどうも『鷲尾須美』と今作とで2017年秋の1クールの半分ずつを使って放送された様子で、ですので今作も『鷲尾須美』同様に全6話しかありません。

今作で描かれるのは無印のその後ということで、外の世界との壁を破壊してしまった東郷さんへ対する制裁にはじまり、それを肩代わりした友奈さんにのしかかる呪い…。
それだけでしたらまだしも、第5話でいきなり神樹の寿命が近いというひどく唐突…こればかりは本当に唐突過ぎるとしか思えませんでしたけれど、ともかくその様な話が降って湧いてきてしまい、それを防ぐには友奈さんが神樹と神婚を行わなければならない、とされてしまいます。
それを行うと友奈さんは死亡した扱いになってしまい、また今を生きる人々も神樹の眷属となるという極めて怪しい状態になり、ただその代わり神の一族と見られるため外の世界を支配する天の神とされる存在から攻撃されることはもうなくなる、といいます。
元々呪いで余命いくばくもなかった友奈さんは、自分の生命で世界を救えると知り、止めようとする他の勇者部のかたがたを振り切りそれを受けることにするのですが…。

今作の後半はともかくもう悪い方向へお話が進みすぎてしかもどうにもならない、という絶望的な状況に陥ってしまいます。
友奈さんを犠牲にしたくないと思う勇者部のかたがたの気持ちはもっともであり、でも世界を消滅させないために自らを犠牲にしなければならないという友奈さんの行動もまた、他に何も方法がない現状、どうしようもなくって…。

第6話ではこれまでバーテックスという手段で攻撃をしてきていた外の存在が、神婚という手段に怒り直接残された四国を焼き払おうとしてくる中、勇者部のかたがたがそれを防ぎつつ友奈さんをもたすけようとされます。
友奈さんのもとには東郷さんが到達、でも一時はあきらめざるを得なくなりそうな事態に陥るのですけれど、銀さんをはじめこれまでの勇者たちが力を貸してくださり、そして人の想いを見た神樹は最後に人類に一度力を貸した後去っていくことになります。
その最後に借りた力で友奈さんは天の神とされる存在を追い払い、地球は解放されるに至るのでした。

そう、世界を覆っていた問題は今作で完全な解決をみることになり、これ以上新たな勇者を生むという悲劇はなくなったのでした。
四国の外を覆っていた炎の世界は神樹ではなく天の神とされる存在側が見せていた結界の様なものであり、地球そのものは普通に存在…とはいえ以前読んでいる『乃木若葉は勇者である』での顛末である通り人類は絶滅した状態ではありますけれども…(外の世界の時間は『乃木若葉』終了直後から静止していた模様…?)
ですので人類はこれからも四国にいたかたがたしか存在しない中で、そして神樹の加護なしで生きていかなければならないこと(300年間四国のみで文明が進歩はないものの維持し続けられたのは神樹の加護のためっぽい?)になりましたけれど、以前第3作をしている『七竜』の2020年、あるいは『ガンダムX』の15年前などよりは希望の大きい状態ですし何とかなるでしょう。

ということで、今作では無印で残っていた問題を消化、完全完結へ至るさまを描いたもの、といえるでしょう。
やはり例によって中盤の展開は非常につらいものがありましたけれど、それがあるがゆえに終盤の展開は非常に熱くまた泣けるものになっていました…銀さんがたすけてくださった時点でもうこれはここまで見守ってきてよかったと強く思わせてくださいました(『鷲尾須美』の先生も出てきましたし…砂になることなく生き残りましたし、冷たく言っている様に見えてやはりそうではなかったというのがエンディングでも解ります?)

神樹と天の神とされる存在の関係なのですけれども…いえ、深く触れるのはやめましょう。
ただ、個人的にはこれらは人間にとっては神と見れる存在であり設定も明らかに神話由来になっているのですけれども、実際のところは外宇宙由来の高次元生命体といったところではないのかなと…。
…四国を神樹が守護して以降天の神とされる存在がどこまで本気で人類殲滅を図ろうとしていたかは少々怪しいところがあり…いえ、精霊システムができたのは『鷲尾須美』の後半になってようやくでありそれ以前の勇者の戦いざまを見るととても300年持つとは思えず、そもそも神婚が行われるとなった後の展開を見ればバーテックスで攻撃をしてきていたこと自体が…?

登場人物はやはり皆さん、例によって特に夏凜さんが素晴らしいですけれど、中盤以降友奈さんの置かれた立場がもう非常につらく…?
東郷さんは『鷲尾須美』の頃は鷲尾家に養子に入ってそう名乗っていたのですけれど、今は東郷美森に戻っていて…苗字はともかく、どうして名前も変わったのでしたっけ?(何)
…今現在DVDを購入している『レヴュースタァライト』のひかりさんに今作の東郷さん、古く(?)は以前劇場場を観ている『ラブライブ!』の海未さんに以前第3作を観ている『ゆるゆり』の向日葵さんと、三森すずこさまは以前している『世界樹の迷宮X』のネイピアさんや以前している『FLOWERS』のえりかさんに『艦これ』の島風さんなどの佐倉綾音さま並に耳に残りやすいよきかたかも?(キャラクターも何か全員似た様なところのあるかたがた…?/何)

イラスト…作画はやはり『鷲尾須美』ほどではなく無印と同じくらいではないかなと…?
お話のほうはここまでシリーズを見守ってきた甲斐のある、よき完結編でした…やはり絶望的な状況を乗り越えハッピーエンド、という展開は熱くまた泣けるよきものです(がやはり神樹の寿命、という点だけがちょっと唐突過ぎましたが…)
音楽のほうはやはり相変わらずとてもよく、主題歌は映像も相まって観ているだけで泣けてしまいます。
声優さんももちろん無印同様によきものです。
百合的にはやはり東郷さんが悪くなく、そうでなくともよい友情のお話です。
おまけについてなのですけれど、今作のboxにはサントラとイベントDVD、さらには何とPCゲームがついてきまして、アニメDVDの中では群を抜く豪華さかと…。
ということで、こちらは一連のコミカライズ版を読んで非常に気になったうえにとっても大好きで愛しいあのかたが最後まで見守って満足されていらした、という点も大きく今更ながらに全作のboxを(今期で以前原作を読んでいる『となりの吸血鬼さん』のアニメDVD購入を完全に諦めるのと引き換えに/何)購入したのですけれど、そうしてよかったと断言できる、大満足の非常によき作品でした…コミカライズ版だけでは音楽のよさは感じられませんでしたしこの『勇者の章』は知ることができませんでしたし、本当にこうして一連のboxを購入して最後まで見守ってよかったです。

上で触れたとおりPCゲームがついてきましたので、そちらを実施していきたいところです。
ただ、明日から11月ということで『艦これ』のゲージ破壊等が発生してしまいますので、それが一段落したら…ということにします?


また、その様な先日はこちらのコミックを読んでもいました。
物語は佳境へ…?
□うらら迷路帖(6)
■はりかもさま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(4.4)

こちらは先日色々なものとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読んでいる『夜森の国のソラニ』を描かれたかたとなります。
こちらは以前観ているとおりアニメ化されまた以前読んでいるとおりアンソロジーも出ている作品となります。

内容としましては、一人前の占い師を目指す女の子たちを描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第5巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では、皆さんが八番占の試験に合格し晴れてその八番占になれたところから…八番占までは見習いだというもののその八番占は店を持つことができ、そこで将来を見据えた経営なども学んでいくことになります。

順調にうららの道を歩む皆さんの前に、千矢さんの育ての親であるセツさんという豪快な性格をしたかたがやってきます。
彼女は今まで隠していた、千矢さんの母親についての話をしにきて、そしてまた彼女の話をきっかけとし伝説の一番占という存在についてこれまで知られていなかったことが明らかになっていきます。
そして、二度めとなるお祭りの日、千矢さんの前にまたくろうが出現、その果てに千矢さんはいつかと同様の光景を見て深い眠りにつき、他の皆さんで彼女の夢の中へ入り込むのですけれど、皆さんもその謎の光景に相対することになり…?
その様に、そしてあとがきにもある様に、今巻は中盤以降、これまでの謎が一気に核心に近づいていきます…かなり危うい状況、悪く言えば中途半端なシーンででこの巻は終わっており、これは続きを見守るしかありません?

イラストはよきものです。
百合的にはどうでしょうか、やはり佐久隊長の周囲が結構…?
ということで、こちらは物語が一つの大きな転機を迎えそう…あるいはこのままクライマックス、完結へ至るのか、それともまだまだ続くのか、見守ってみましょう。


『世界樹の迷宮4』は第一迷宮の地下3階へ到達、小迷宮もいくつか探索しているのですけれど…これ、同時購入をした以前している『5』よりも先にプレイすべきでしたのかも…。
いえ、『5』と違いダッシュができなかったりと動作に遅さを感じてしまったり、ダンジョンの探索再開を途中の階からというのは無理っぽくどれだけ地図を完成させても入口からしかできない様子でしたりと少々面倒でしたり、やはり声がないのがものすごくさみしく感じてしまったりして物足りなさが…先に『4』をしていれば、当然このあたりのことは感じなかったはずで…?
ひとまず、声のほうは『5』を同時にしてあさかなやすみりお、ティナさん分をより補充できる様にしていきますけれども…。


『艦隊これくしょん』は3度めのランク入りを果たせた模様で…
甲標的 丙
…この様に…
彗星二二型(六三四空)
…装備を…
SKレーダー
…得られました。
後者2つはすでに持っており特に最後のものは使い道がなくて困るのですけれど、2つめのものは射程を長にできるので悪くなく、そして甲標的は今までのものとは違う新型らしくこれまでのものよりも強いものになっています。
もちろんこの様なものを得るためには恐ろしく疲れることをしなければならず、そういうことはZ作戦任務と三川艦隊任務を3ヶ月に1回同時実施する際のみ行うかどうか、というくらいにしましょう。

しかしそれよりも気になるのは…
朝潮さん
…朝潮さんの限定イラストで、控えめに言って素晴らしいです。
はっきり言うとハロウィンという鷲尾須美さんが首をかしげる様なイベントについて私は好きではなく、暴徒は機動隊を出動させて容赦なく鎮圧すべき、と思っているのですけれど、この朝潮さんの素晴らしさを見るとその様な荒んだ気持ちも消えていきます?(何)

そして、上で触れたとおり明日から11月になってしまいますので拡張海域のゲージ破壊などが発生してしまいます…焦らずいきたいところですけれども…。
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