2019年01月17日

薔薇の庭で綴られるわたしたちの秘密の物語。

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□さよならローズガーデン(1)
■毒田ペパ子さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、何となくよさそうに感じられたことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『スケッチブック』や『ひらめきはつめちゃん』『バガタウェイ』などと同じものとなりますけれど、こちらは『Still Sick』や『スクールゾーン』同様にレーベルロゴの下にpixivという文字が追加されています。
作者のかたは以前読んでいる『Roselia Stage』の漫画担当のかたとなります。

内容としましては、イギリスでメイドをすることになった日本人な女のかたとお嬢さまの関係を描いたお話、となるでしょうか。
物語の舞台は1900年という日清と日露戦争の戦間期にあたる時期のイギリス、主人公の九條華子さんは見た目は子供に見える気もするものの教師をしていたかなり聡明でしっかりした女のかたでしょうか。
本好きの彼女は(無駄に?)行動力も旺盛で、自ら物語を書くとそれを持って憧れの作家さんに師事しようと単身渡英をするのですけれど、その作家さんは極度の秘密主義者で人前に出ないというかたでしたので門前払いを受けてしまいます。
そして、これからの行く当てもなく失意の彼女に声をかけてきたかたのお言葉に甘えてその家のメイドとして働くことになるのでした。

華子さんに声をかけてきたのはアリス・ダグラスという貴族の令嬢なかた…こちらも聡明な雰囲気の、また物腰柔らかく誰に対してもやさしく使用人の間で天使と言われたりしているかた…。
彼女もまた本好きであったりもし、アリスさん付きのメイドとして働くことになった華子さんは彼女との距離を縮めていくのですけれど、その様なある日、アリスさんから思いもよらぬお願いをされてしまうことになりまして…?
そのアリスさんは過去に同性愛疑惑を受けたことがあり、またそれ以外にもかなり大きな秘密を持っていたりしまして…?

その他登場人物としましては、お屋敷のかたがたやアリスさんの婚約者となる男性…誠実な好青年といえるこの貴族の男性はアリスさんの過去の噂の対象となった女性に関わるできすぎているといえばそうかもしれない偶然により華子さんを危険視するに至ったご様子で…?

お話のほうは、ということで19世紀末のイギリスを舞台にしたお嬢さまとメイドさんのお話…。
アリスさんはかなり色々複雑な事情を抱えており、ですので華子さんにあの様なお願いをしてしまったのですけれど、まっすぐな性格の華子さんは何とかそれを回避したく…そのお二人の関係が今作のメインなのは間違いなく、これはこの先の展開も見守りたいところです。
その他、物語の舞台背景となる19世紀末イギリスの雰囲気もよく、このあたりの設定も楽しいところ…作家さんが絡む少しレトロな雰囲気を感じるお話といえば以前にも『女流作家とユキ』という大正時代を舞台にしたお話を読んでいたりしましたっけ…。

イラストはなかなかよきものです。
百合的にはお二人の関係が悪くありませんけれど…?
ということで、こちらは先の展開は見えませんけれどもなかなかよき作品…こちらの作者さまは上で触れたとおり過去に『Roselia Stage』のコミカライズ版を描いており、それはあくまでコミカライズ版ですので完全な偶然でしょうけれどもどちらも薔薇…(何)


こっそりしているゲームは大したことではないのですけれど、巨大なものを採取するたびに少し気になることがあって…いえ、一キャラクターだけ他のキャラクターの何倍もの勢いで採取を行うかたがいますよね、ね…?
いえ、もちろん実際の採取速度は変わらないに決まっているのですけれど、その採取モーションが非常に面白くって…(何)
…もっとも、一番気になるのは、アサミーナさんことアイリーンさんが綿など明らかに食べられないものを採取する際においしそうとかユエちゃんがおいしいって教えてくれました、とか言うことですけれども…(何)

…サークルで「囲碁」ではじまるお名前のところが異様なレベルで多いのですが、何事…(何)
そして一日に1回は画面が唐突に強制的に閉じる現象が発生してしまう様になりました…むぅ…。
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