□雨と君の向こう
■百乃モトさま(漫画)/桜家ゆきのさま(原作)
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★★☆(4.0)
こちらは過日色々な同人誌などとともに届いたものとなり、百合が期待できそうなことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『夕凪マーブレット』や『Cotton Candy』『ピリアーとエロスのあいだ』と同じものとなります…が、同人誌と一緒に届いていることから解る通り、こちらは以前読んでいる『ピリアーとエロスのあいだ』と同様にコミックサイズながら同人誌となるという、ちょっとややこしい立ち位置にあるものとなります。
漫画担当のかたは以前読んでいる『夕凪マーブレット』などを、原作担当のかたは以前読んでいる『名もなき死体の私とあなた』などを描かれたかたとなります。
内容としましては、教師と生徒なかたの関係を描いたお話、となるでしょうか。
お話の主人公は加納佑香さんという27歳で中学教師をしている女のかた…ごくごく普通のいい先生ですけれど、これまで恋愛経験が全くといってほどない、かといって恋愛に興味がないというわけでもないかた…。
その彼女、ある雨の日に担当しているクラスの生徒に傘を貸そうとするのですけれど、その後雨が降る度にその生徒が色々からかってきていると思える様なことをしてくる様になりまして…?
その生徒は斑目亜紀さんというどことなく儚い雰囲気の、でも基本的にはごくごく普通の中学生の女の子…。
彼女は先生に対し誘惑と受け取れる行動を度々してきたりし、先生を翻弄してきます…先生は何とかたしなめたりしようとするのですけれど、次第に彼女のことが気になる様になっていき…?
お話のほうは、ということでそのお二人の関係を描いたもの…。
先生からすると亜紀さんの行動は理解できずですので振り回されていくのですけれど、雨の日に何かをしてくるという彼女には複雑といえる家庭の問題があり…。
終盤ではそれを乗り越えていくことになりますけれど、その終盤の流れはいやに駆け足でした様な…まだ何か企んでいそうな台詞を残したかの人物もそのまま消え去りましたし(いえ、何もないのでしたらそれでよいのですけれども)
今作はこの1冊で完結となっており、最後もかなりあっさりとはしてしまっていましたけれどもまずはハッピーエンドといってよいものとなっていました。
その他、巻末にはおまけ的な4コマが収録されています。
イラストはよきものです。
百合的にはもちろんメインのお二人の関係がよきものです。
ということで、こちらは終盤がやや急ぎ足でした印象も受けるもののなかなか悪くないものでしたかと…。
その様な昨日はこの様なものが届いてもいました。
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○はるかなレシーブ(5)
○うちのメイドがウザすぎる!(1)
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…こちらはいずれも一連で予約をしているアニメDVDとなり、『メイド』のほうは今回が第1巻となる前期に放送されたものとなります。
その『メイド』のほうにはよく解らないものがついてきました?
そしてその様な昨日はこれらのうち『はるかなレシーブ』の第5巻を観てみました。
第9話は『これが私の気持ちです』ということで、皆さんが1学年進級されてからのお話…。
全国大会の予選が近づき、その組み合わせが発表されたのですけれど、出場者が少ないため本戦出場枠が1つになったということを知ったあかりさんは皆さんにそれをどう伝えればよいものかと悩んでしまいます。
もちろん最後は正直に伝えるしかないのですけれど、このエピソードや次のお話など、あかりさんが非常によいかたで涙を誘われてしまうほどです。
ともかくはるかなペアとエクレアペアは順調にいけば決勝戦でその1枠を巡って対戦するということになった中、いよいよ予選が開始、お互いに1回戦はシーン省略で勝ち上がります(何)
2回戦、はるかなペアはエクレアペアをライバル視する姉妹と対戦することになりそれを撃破、この姉妹は出番は少ないのですけれどもよいキャラクターでした…先にはるかなペアが破ったお二人も出てきましたし、そのあたりも嬉しいことです。
第10話は『アタシが戦いたかったのは』ということで地区予選決勝のお話…。
決勝ははるかなペアとエクレアペアとの対戦となり、経験豊富なエクレアペアのほうが有利なわけですけれども、それでもはるかなペアのほうも点差を離されることなくくらいついていきます。
過去のエクレアペアの回想からの恵美理さんの変化した様子が見られたりしつつ、1セットめはエクレアペアが取ることになり…?
ということで今回は完全に試合がメインの、スポーツ部活ものらしく盛り上がるものとなっています。
ただ、10話の時点でもうここまできたということで、決勝戦は次のお話で終わりそうな予感…てっきりこの決勝戦でアニメを完結させるのかと思っていたので、どう完結させるのか解らなくなってきたかもしれません?
そのあたりも含め、最後まで見守りたいところ…とりあえずいえるのは、あかりさんがかなりよいかただということです(何)
『きみはね』は文さんと倫さんのルートを終了…こちらは倫さんがややかわいそうなことになりますけれど、でもこれまでの彼女を見ているとああなるのも解ってしまいますかも?
そして陽菜さんがやはりかなりいい子で、どのカップリングになってもこの三人が一緒にいるというのがよいものなのでした。
これで全てのカップリングを見ることができ、タイトル画面も変化したのですけれども、三人のプロローグはそれぞれ過去に天使を見たときのお話になっていたのですけれど、その誰でもないプロローグは天使そのもののお話になるご様子です?
なかなか未知なお話になりそうですけれど、引き続きのんびり見守っていきましょう。
こっそりしているゲームのダンジョンは洞窟を進めているのですけれど、新たなエリアの初級で普通の敵相手に一瞬で瀕死にまで追い込まれて何事かと思ったら、遠距離攻撃をされていました。
そういえばブリーズガーデンやレッドファームにも遠距離攻撃でしかもなかなか痛い攻撃をしてくる敵がいましたけれど、今回のそれもそれらと同種というわけで、しかもブーメランということで連続で攻撃判定を受け続けてしまう場合がある様子で、これは気をつけないとかなり危険です?
…そして先日はただ運がよかっただけの様子で、昨日はやはりフィールド切り替えのタイミングで画面が強制的に閉じてしまいました…。
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