□ヨツコト(2)
■双見酔さま(原作)/中曽ねこさま(作画)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
○内容評価:★★★★★(4.9)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなりますけれど、こちらは大判サイズでも4コマでもないものとなります。
原作のかたは以前読んでいる『魔法少女なんてもういいですから。』などを描かれたかたとなります。
内容としましては、人を探して旅をするかたがたを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では師匠にお会いできたものの彼女は謎の空間におり、さらにそこに彼女とともにいた謎の存在に攻撃されるという謎が謎を呼ぶ事態に遭遇するところから…結局そのまま師匠探しの旅が続くことになります。
さらなる旅の途中でコトワリさんの謎が明らかになったりするのですけれど、そのあたりから展開はかなり怒涛のものに…今作はこの2巻で完結、最終巻となっているのですけれど、かなり内容の詰まったものになっているかと思います?
全ての謎が後半で明らかになり、また解決していくわけで、個人的には十二分な展開といえるのではないかと…また、基本的にはかなりシリアスな展開なのですけれど、やはりなぜか笑えるという意味で面白いところが見受けられて…?
その他、カバー下にはその後のお話が少し収録されています。
イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、悪くはない気もしますけれど…?
ということで、こちらはこの巻で完結となりましたけれど、かなりよいファンタジーな作品でしたかと…個人的にはかなり満足です。
『きみはね』は『きみから』の文さんと倫さんルートを進行しており、これまでの2つのルートにもありました唐突な「to be continued…」画面が出たところまで…ただ、他の2つのルートが相当重苦しい空気の中でそこまで到達したのに対し、このルートは非常に笑える展開のうちにそこまで到達しました(もちろん危うさはあるのですけれども…)
とにかく倫さんがもうかつての群れるのとか苦手だからとか言っていた頃の面影のないほどに面白くなってしまっていて…もちろんこれはこれでありですけれど、文さんが大変なことになりそうで、果たして…?
…このルートの文さんはかなり大ごとになってきましたけれど、陽菜さんと文さんとのルートでは陽菜さんがお店のお手伝いをしなければお店が回らなかったのに対し、陽菜さんと倫さんルートでは誰も手伝わなくてもお店は大丈夫でした模様…忙しさでいえば今回のルートが一番大変になるのは間違いないかと思いますけれども倫さんは手伝わないでしょうし…?(何)
その他、やはり聖夜子さんのお話も描写が増えており、彼女が外見のモデルにしたかたのことがかなり見えてきて、同時にこの『きみから』での謎の三人称視点のかたが何者なのか、というのも解ってきた気がします…?
それでもまだあくまでもしかして、というところですし…文さんと倫さんの行く末も含め、引き続き見守りましょう。
こっそりしているゲームは魔力結晶浄化と変異したオクラ採取をする集団のかたがたにそれぞれお会いできましたのでそれらに参加させていただけました…これらはとても入手しづらいものですので非常にありがたいです。
…雨合羽にして1週間程度一度も強制終了がなかったのでもう大丈夫かなと思って普通に戻したらすぐに強制終了発生…やはり何かない限りは雨合羽を基本にするしかなさそうです…?
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