□明るい記憶喪失(4)
■奥たまむしさま
○イラスト評価:★★★★☆(3.7)
○内容評価:★★★★★(5.0)
○百合度評価:★★★★★(5.0)
○総合評価:★★★★★(4.9)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『にゃんこデイズ』や『わたしのご主人様は人間じゃない気がする。』『となりの吸血鬼さん』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『ハートオブtheガール』を描かれたかたとなります。
内容としましては、恋人といた時間の記憶を失ってしまったかたとその恋人さんの日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第3巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻ではアリサさんが記憶喪失に至った理由が推察された中、どうすればまたその様なことにならないかを考えたりもするのですけれど、この巻を通してのテーマはお二人の結婚、というところになっていきます。
お二人…特にアリサさんが結婚をするとかたく決意し、そしてそれへ向けた諸々の行動を起こしていくことになります。
その過程でお互いの親に報告をする、ということが起きるのですけれど、アリサさんのほうは一瞬で終わったもののマリさんのほうは母親がかなり厳しいかたのご様子で…?
その様な諸々の過程を越え、この巻の最後では結婚式を挙げることになるのですけれど、その最後の最後で、アリサさんの記憶に変化が…?
イラストはなかなかよきものです。
百合的にはやはりお二人の関係を中心によきものです。
ということで、こちらはやはりとてもよきもので、かなり気になる展開で終わってしまったため続きを楽しみにしたいところ…そしてまえがきの謎の積極的な実写化への意欲、もしも万が一それが現実のものになった場合はどうすればよいでしょうか(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。
□BRIDE's 新婚百合アンソロジー
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★★(4.6)
○百合度評価:★★★★★(4.5)
○総合評価:★★★★★(4.5)
こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、百合が期待できることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては特にレーベルはないものとなります。
…上の作品の内容がこちらに通じるものがあったことから一緒に読んでみました(何)
内容としましては、百合なアンソロジーとなります。
こちらは特にレーベルはないのですけれど、巻末に以前読んでいる『あの娘と目が合うたび私は』と以前読んでいる『あなたの側にいると私は』という百合アンソロジーの広告があり出版社が同じとなっています。
その様な今作はタイトル通りの主題なもの…百合かつ結婚、新婚なかたがたのお話になっています。
その他、アンソロジーとしては厚みは普通かつ普通のコミックサイズなものとなっています。
参加していらっしゃる作家さまで私が単行本を持っているかたとしましては、作品の掲載順に以前読みました『ゆりこん』の久川はるさま、以前読みました『Jog!Jog!Jog!』のつづら涼さまがいらしゃいました。
お話のほうは、ということで結婚をしたお二人な百合のアンソロジーとなります。
社会人なかたがたのお話でもありますので、上で触れた2つの百合アンソロジーにも通じるところがありますけれど、主題が主題ですのでより深い関係なかたがたを見ることができます。
そして新婚、とされていますので初々しいところもあったりし、そうでなくっても幸せなかたがたを見守るのは微笑ましい気持ちになれるものなのでした。
イラストはアンソロジーですので玉石混淆ですけれども悪くありません。
百合的には百合なアンソロジーですのでもちろんよきものです。
ということで、こちらはよきアンソロジーでしたかと…今作とともにあと2つ(『百合ドリル』を含めると4つ?)の百合アンソロジーを購入しており、さらに今月も4冊出ることになっていたりと、妙に続々と百合アンソロジーが出てきます?
その様な先日はこの様なものが届いてもいました。
-----
○のんのんびより ばけーしょん
○少女☆歌劇 レヴュースタァライト(3)
○はるかなレシーブ(6)
○うちのメイドがウザすぎる!(2)
-----
…こちらは全て予約をしているアニメDVDとなります。
『のんのんびより』は劇場版なアニメとなります。
特典として絵日記帳がついてきたほか、タペストリーもついてきました。
『レヴュースタァライト』から『メイド』までは一連で予約をしている作品たちとなり、『レヴュースタァライト』『はるかな』はこの巻で最終巻となります。
『レヴュースタァライト』はクリアファイルにタペストリーが、『はるかな』は全巻収納boxがついてきました…が、『レヴュースタァライト』のタペストリーは2つついてきてどちらも同じデザインだったのですが…。
…『レヴュースタァライト』についてなのですけれど、なぜか特典が昨日別個に発送されました…嫌がらせでしょうか…(何)
昨日は上で触れたDVDたちのうち『うちのメイドがウザすぎる!』の第2巻を観てみました。
こちらは1巻に3話収録となっています。
第4話は『うちのメイドは幼女が尊い』ということで、週末もつばめさんがやってくることになってしまった中でのお話…。
これまで週末はつばめさんがこないことになっていたのですけれど、父親のお仕事が忙しくなってしまったため週末も泊まり込みで彼女がいることになってしまいます。
これでミーシャさんにとってはますます心が休まらなくなるのですけれど、それとは別に彼女には将来の夢に関する作文という宿題があり、それをどうしようか迷い、あるいは忘れてしまって日曜日の夜になってしまいます。
仕方なくつばめさんにも協力してもらおうとしたのですけれど、やはりお話が途中で脱線…それでも彼女の言葉をヒントに作文は完成させることができたのでした。
後半はミーシャさんが友人になれたみみかさんをお家に招くことに…懸念はつばめさんの存在なわけですけれど、彼女は意外と紳士的に応対してくださり…?
それでもところどころで素が出てしまい危うさを感じたりはしたものの、みみかさんに引かれたりするまでは至らずまずは一安心…。
…つばめさんはもちろん変態かついわゆるウザいかたなのですけれども、ミーシャさんはミーシャさんで結構どうしようもないかたという印象を受けたりも…?
第5話は『うちのメイドはどこにでもいる』ということで、ミーシャさんをライバル視する子が登場…。
それはクラスメイトのゆいさんで、おしゃれ好きの彼女はそちらに非常に努力をしているのですけれど、何もしていないのに目立つミーシャさんに対し敵愾心を抱きます。
休日、自身が努力しているのに対し何もしていないのに目立っているミーシャさんを見てついに気持ちが爆発、おしゃれ対決を挑むことに…そこに意図的に居合わせたつばめさんが対決を仕切るのですけれど、そのつばめさんの言葉でゆいさんは彼女を師匠と仰ぐに至るのでした。
後半は運動会のお話…ゆいさんは10人分の戦力だと先生に言われるくらいの存在だったのですけれども足をくじいてしまい、彼女は師匠と仰ぐつばめさんに後を託すことにしました。
大人が参加ですのでなかなか大人げないわけですけれども…?
第6話は『うちのメイドの昔のオンナ?』ということで、つばめさんに恋するかたが登場するお話…。
そのかたはつばめさんの自衛官時代の上官であるみどりさんというかたなのですけれど、これがまた、あるいはつばめさん以上に変態かつめんどくさいかたでした。
一時はみどりさんを追い返したミーシャさんですけれど、彼女がつばめさんを欲していることから協力すればつばめさんを家から追い出せるのではと考え、共闘をすることにしました。
この際にみどりさんからつばめさんの自衛官時代のお話を聞けたりもするのですけれども、それ以上にみどりさんの変態っぷりがかなり衝撃で…また、航空自衛隊の組織体制など第1話冒頭の様なちょっと別番組の様なお話もあったりしました?
ともかく、ミーシャさんはみどりさんをメイドとして迎え入れ、つばめさんにはクビを宣告するのですが…?
お話は中盤に差しかかり、いよいよみどりさんの登場…より変態な登場に、お話はよりおバカで混沌とした展開になってきました。
今作はやはりとにかくおバカで笑えるという意味で面白い作品となっており、このあたり最後まで突き抜けてくださることを願い見守りましょう。
…今期なアニメでDVDを予約した、以前原作を読んでいる『私に天使が舞い降りた!』も小さな女の子を愛でる少々変態気味な大人なかたに対し恋をする大人な、それに少々ストーカー体質で変態気味なかたがいる、という共通した図式があったりするのですよね…2期連続でこの様な作品を購入するとは私も変態に見えてしまいますけれど、そ、その様なことは…(何)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】