2019年03月15日

バニラ Vanilla 人外×人外百合アンソロジー

先日読みましたコミックの感想です。
アンソロジーです
□バニラ Vanilla 人外×人外百合アンソロジー
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.2)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、百合が期待できることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては特にレーベルはないものとなります。

内容としましては、百合なアンソロジーとなります。
こちらは特にレーベルはないのですけれど、出版社としては以前読んでいる『新婚百合アンソロジー』、あるいは以前読みました『社会人百合アンソロジー』に以前読みました『エクレア』といった百合なアンソロジーと同じ出版社な作品となっています。
その様な今作はタイトル通りの主題なもの…百合かつ人間でないかた同士のかたがたのお話になっています。
その他、アンソロジーとしては厚みは普通かつ普通のコミックサイズなものとなっています。

参加していらっしゃる作家さまで私が単行本を持っているかたとしましては、作品の掲載順に以前読みました『ふたりべや』などの雪子さま、以前読みました『DNAは教えてくれない』のみんたろうさま、以前読みました『猫娘症候群』のネコ太郎さま、以前読みました『万葬不踏の欺神迷宮』などの武川慎さま、以前読みました『ゆりなつ』などのもちオーレさま、以前読みました『月が綺麗ですね』などの伊藤ハチさまがいらっしゃいました。
その他、巻頭のカラーイラストを描かれたかたには以前読みました『さくらマイマイ』などのおしおしおさまがいらっしゃいました。

お話のほうは、ということで人間でない同士なお二人による百合なアンソロジーとなります。
人間でないといってもかなり幅広くなるわけで、例えば動物でしたり魔族でしたり、あるいは神や妖怪、魔女に死神…動物でも擬人化から獣人までと、やはり様々といえます。
その少し不思議な存在によるお話になっており、微笑ましいものから少し重いものまでこちらも様々…ただ、概ねハッピーエンドで終わっていますのでそのあたりは安心です(ブロイラーのお話はお話がお話ですので他の皆さんを思うと少し切ないですが…)

イラストはアンソロジーですので玉石混淆ながらなかなかよきものです。
百合的には百合なアンソロジーですので問題なくよきものです。
ということで、こちらはなかなかよきアンソロジー…新聞で特集が組まれていたりしたのですけれど、いわゆる人外というジャンルはかなり以前からあるっぽいながら現在はかなりブームだったりする、のです?
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