□RELEASE THE SPYCE(1〜6/写真は第6巻のみ)
○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
○内容評価:★★★★★(4.5)
○音楽評価:★★★★☆(3.8)
○声優評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○付加要素(おまけなど):★★☆☆☆(2.0)
○総合評価:★★★★☆(4.2)
こちらは昨日最終巻が届いたものとなり、お勧めをしていただけたこともあり購入をしたものとなります。
こちらは以前コミカライズ版を読んでいる作品…オリジナルアニメになるはずです。
内容としましては、ツキカゲという組織に所属するかたがたを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明が上で触れたコミカライズ版の感想と同じとなりましたけれど、そちらは今作のコミカライズ版なのですからそれも当然で、ということで詳細な説明は省略をします。
また、第5巻までの感想もそれぞれを観たときに触れていますので、そちらも省略をして、昨日観てみた第6巻収録のお話についてのみ触れていきます。
第11話は『ゲッカコウ作戦』ということで、いよいよモウリョウの作戦が実施されることになるお話…。
モモさんたちは捕らえられ拷問を受けることに…ここまでのことで心が折れていたモモさんですけれども雪さんの言葉を思い出し気力を取り戻し、敵の詰めの甘さも幸いしその場を逃れることに成功します。
五恵さんや楓さんもそれぞれ立ち直り、三人でモウリョウ撲滅作戦を継続する決意を固め、本拠地と目される地に乗り込むことに…その前に雪さんが生存していることが判明、ただ怪我を負っているのは確かでサポートに回ることになります。
五恵さんはテレジアさんと対峙し彼女を退け、また心を開くことができたのですけれど、その後彼女は…でもエピローグで特に説明なく生きており、誰が救出したのかなどここは少しもやもやが残ってしまいますかも…?
楓さんは命さんと対峙したりしつつ、結局その場所は囮でありモウリョウの作戦の要は別の場所にあることが判明、そこへ急行するのですけれど、間に合わず敵の作戦が発動してしまうのでした。
第12話は『ツキカゲは永遠に』ということで、モウリョウの作戦が発動してしまったお話…彼らの目的は人々の精神制御を行う薬物を散布し自らが指導者になるという、ちょうど『スパロボT』に出てきた『ガン×ソード』のカギ爪の男の様な考えの模様…(とはいえカギ爪の男はあれはあれで純粋な善意で動いていたわけで…モウリョウのほうが悪ですが、あちらのほうが不気味です/何)
その装置破壊のためそこへ乗り込んだモモさんですけれど、さすが敵の警備は厳重、けれどもここで爆死したかと思われた白虎さんたち、それに初芽さん、そして二重スパイだったという事実が明らかになった命さんの力も借りて一気に形勢を逆転していきます…このあたりはやはり熱い流れといえます。
モモさんは単身敵のボスといえる女性と対峙しそれを撃破、敵の作戦の阻止に成功するのでした。
こうして街に平和が戻ったわけですけれど、雪さんはツキカゲを卒業、そして記憶を消して日常へ戻るという決意をし、その記憶抹消をモモさんに依頼…彼女がツキカゲでない日常をどの様に過ごすのか少し想像つかないところもあるのですけれども、その彼女は果たして本当にツキカゲの記憶を全て失ってしまったのかどうか、そこはちょっと怪しいところが見られますけれど…?(何)
…どうやらテレジアさんは五恵さんの弟子になったと思われ…白虎さんもツキカゲの一員になっていましたけれど、誰かの弟子になっているのでしょうか…。
ということで、今作はこの第12話で最終話となり、お話はこれで完結となります。
終盤は絶望的な状況下の中でこれまで色々と詰めの甘かったりしたモモさんの成長した姿が見ることができ、最後には弟子を取るに至るまでになります。
今作は序盤はやや緩い雰囲気の作品なのかなと思われつつ終盤は結構シリアスな雰囲気になるという、ちょうど以前最終章を観ている『結城友奈』の以前観ている第1期の様な趣を感じましたけれど、終わりよければ全てよしということで終盤の盛り上がりなどよきものでした。
お話としてはスパイなものとなり…雰囲気的にスパイというより忍者な趣を感じますけれど、なかなか面白いものです。
登場人物の皆さんもよきかたがたで…主人公のモモさんはなかなか頼りなさげなかたなのですけれど、残り2話でかなり成長した様子を見られます。
個人的には白虎さんが一番好きでしたり…かわいいですよね…(って、以前原作を読んでいて現在アニメDVD購入継続中な『私に天使が舞い降りた!』などもあったりし小さな子供好きと思われかねないことを…いえ、別に、そう思われても、いいですけれども/何)
イラスト…作画は安定して問題なくよきものでした。
内容も上で触れたとおりよきものでしたかと…でもスパイスはあまり必要のある要素とは感じられませんでした、かも?(副作用のある危険なアイテム、といったことはなかったですけれども…/何)
音楽、声優さんともに問題なくよきもの…オープニングは今作に合ったものではないでしょうか。
百合的にはやはり師弟な関係が悪くなく、その中でも楓さんと命さんが特によろしく…?
おまけとしては各巻にブックレットがついてきたり、全巻収納boxがといったところでしょうか。
ということで、こちらはお勧めをしていただけましたので購入をしましたけれど、購入をしてよかったと思えるよきものでしたかと…ちなみに今作のキャラクターデザインは以前読んでいる『ゆるゆり』などのかたがされていらっしゃるのですけれど、前々期の今作に続いて前期の『えんどろ〜!』のキャラクターデザインも同様でしてこちらもよきもので購入継続中になっており続きも楽しみなものです。
…さすがに今期は特に何もなさそう、っぽい…?
『スパロボT』は太陽系へ襲来する宇宙怪獣を迎え撃つことに…コロニーレーザー等で攻撃しかつてのネオ・ジオンを含めた連邦軍で挟撃、さらにそこを抜けてきた群れを最終防衛線としてこちらの部隊で迎え撃つことになりました。
第53話はそれら宇宙怪獣の群れを木星付近で迎え撃つお話…ある程度の敵を撃破すると左右からインベーダーと原種が出現します。
本能で生きるインベーダーとそれや宇宙怪獣の脅威を防ぐためにゾンダー化を推し進めているという原種は相容れない存在だといいますけれど、この場はこちらに攻撃を行ってくることになります。
インベーダーは撃破するとそのまま消滅、一方の原種は少し逃げた上にあと1体見当たらなかったといいますけれども…?
それらを撃破するとさらに宇宙怪獣の増援が出現、そしてコロニーレーザーは敵勢力の15%ほどを削ったところで壊れてしまったといいます。
UNDも別の場所で宇宙怪獣の撃破を行っているといいますけれども、ともかくさらにそれら宇宙怪獣との戦闘を継続していきます。
3ターンめに入ると残り1の原種が出現、何と木星のザ・パワーなる力を利用しマスターZなる巨人になってしまいます。
そしてそれはその強大な力をもって地球へゾンダー化の因子を放ってしまい、それを防ぐには5ターン以内にそれを撃破しなければならない、ということに…HP220000のそれの撃破が最終勝利条件となります。
まずは他の宇宙怪獣を全滅させ、そしてそれのHPを半分程度まで削っていくとイベントが発動、凱さんの父が現れるのですけれども撃墜されてしまい木星へ沈んでいき、凱さんはそれを追い木星へ…ゲッターもその後を追います。
父親はすでに亡くなってしまっていましたけれど、ザ・パワーなるものの力を借り話をすることができ、またゲッターチームも武蔵さんなどとそこで話をすることができたりし…皆さんはザ・パワーなるものの力を借りることになり、全員の気力が300になってしまいます。
こうなるとダメージがとんでもないことになり、アンジェラさんの攻撃で115000ものダメージが出たりすることに…。
マスターZは撃破すると完全消滅、けれどもそこにさらなる宇宙怪獣の群れが出現、絶望的な状況に追い込まれます。
ここでソルダートJさんがマスターZの残された身体にあるザ・パワーなるものの力を自分が起動し発動させることで宇宙怪獣を消滅させることを提案、他に手がないために彼に全てを託し艦隊は離脱します。
ソルダートJさんは宇宙怪獣とともに消滅してしまったかと思われたのですけれど、ガンバスターが救出に成功しておりめでたしめでたし、となるのでした。
昨日はここまでといったところでしたけれど、これでUND以外の全勢力との決着がつき、そして地球の平和は守られた…という実質最終話の様な展開と、以前している『X』における最終話の直前でアンチスパイラルとの決着をつけたのと似た様な展開になってきました。
これはもしかすると、次が最終話になる可能性があります…果たしてどうなるのか、見守ってみましょう。
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