□スーパーロボット大戦T
○イラスト評価:★★★★☆(4.4)
○グラフィック評価:★★★★★(4.8)
○システム評価:★★★★★(4.9)
○内容評価:★★★★★(4.8)
○音楽評価:★★★★★(4.9)
○声優評価:★★★★★(4.5)
○難易度:★★☆☆☆(1.5)
○百合度評価:★★★★☆(3.7)
○付加要素(おまけなど):★★☆☆☆(2.4)
○総合評価:★★★★★(4.6)
こちらは過日届いたものとなり、気になるシリーズということから購入をしたものとなります。
機種としてはスイッチなものとなりますけれど、PS4でも同時に出ている様子です。
タイトルから解る通り、こちらは以前している『A』や以前している『αU』に以前している『V』や以前している『X』などと同じシリーズの作品となります。
内容としましては、黄昏の時代に生きるサラリーマンを描いたお話、となるでしょうか。
と、説明が少々おかしいことになりましたけれど、ただ今作の主人公は会社勤めのサラリーマンですので…お話の舞台は地球なのですけれど、今作の地球は外宇宙進出を宇宙怪獣に阻まれ太陽系内に逼塞したという状態な、以前観ている『トップをねらえ!』が以前観ている『2!』になった様な流れになっています。
システム面は『V』『X』と基本的に同じ…そこからさらにプレイしやすくした、ということになるでしょうか。
お話の舞台はそういう地球で、『V』『X』は並行世界を多用していたのに対し今作では並行世界はなく、ただ参戦作品が参戦作品ですのでセフィーロとバイストン・ウェルという異世界が存在します。
個人的に今作で一番好感が持てたのはここであり、直近の2作品はエンブリヲという存在のためなのかちょっと並行世界の地球に頼りすぎて辟易していたところがありますので、今作では地球はそこ1つ、となっていたのは本当によかったと思います(異世界は…『レイアース』『ダンバイン』の設定がそうなのですから仕方ありません)
主人公さんについても『V』『X』同様に男女選択式、もちろん女性を選択…お金にうるさい、そして同性に好かれる傾向のあるかたなのですけれどもこれといった名前が思い浮かばず、結局雪野真綾としてみました。
こちらは初期からずっとラミィさんという新入社員がサブパイロットとして機体に乗ってくださいます…機体は途中で乗り換えはあるものの『V』の様に選択肢はなく最後まで射撃中心の機体になります。
…主人公のデフォルトネーム、女性はサギリ・サクライ、男性はサイゾウ・トキトウなのですけれど、このサギリとサイゾウという名前…『暴れん坊将軍』の御庭番の名前と一致するのですけれど、偶然、なのです、か…?(何)
その本編についての進行状況は日々の日誌で触れていましたので、ここでは昨日進めた内容のみ触れることに…2周めの最終話、元社長が出現したところからとなり、今日の日誌のタイトルはその最終話のタイトルから取ってみました。
1周めでは気力300でスタートした元社長ですけれどこちらは普通の状態からで、ただ半分程度のダメージを与えるか撃墜するとイベントが発動…HPは200000ですので170000と再攻撃30000のダメージを与えられるアンジェラさんの攻撃だけで撃墜できてしまいます(何)
ここで1周めでは死亡していた元議員が登場、友として元社長と戦うといい、元社長と同じ機体の2号機に乗って現れます。
さらにこの2号機には1号機の修復装置がついており、2号機を先に撃破しなければ1号機は倒せないということになります。
その2号機を撃墜すると元議員は死亡、元社長は自らが間違っていたのではないかと勘づきつつも戦いを続けます…1周めの様に市民が集ってブーイングを放つことはないので気力が50になったりすることはありません。
これであとは元社長を撃墜すれば終了…周囲の敵の全滅とあわせ、実のところ1ターンで終えられてしまいました。
元社長撃墜後からエピローグのお話は1周めとほぼ同様…セフィーロやバイストン・ウェルと地球との交流ができる様になったり、あるいはシャア・アズナブルなどの姿が見られるのではと期待していたのですけれど、そのあたりの展開は変わりませんでした…。
ただ、1周めでは出なかった選択肢が最後に出現、何と真綾さんが恋人を作るかどうかという質問を受け、作らないか男性の恋人を作るか女性の恋人を作るかの三択が出現しました。
これはもちろん一番最後を選んだのですけれど…そこへ至るまでも『αU』以上に百合的に高い印象を受けていた今作、これはもう百合作品といってもよいのでは、といえる終わりかたとなりました。
ということで最後の最後で驚かされましたけれど、実のところストーリーの盛り上がりなどでいえば似たシステムな『V』や『X』と比較しかなり満足度は下がる印象を受けてしまっています(とはいえ上で触れたとおり並行世界に頼らなかったのはよく、また最後の敵が『A』同様に純粋な地球人というのも珍しい印象でしたかも…?)
それら3作品をあえて色々印象比較をしてみると、この様な感じになるでしょうか。
-----
○ストーリー満足度:『V』>『X』>『T』
○主人公の魅力:『X』>『V』>『T』
○主人公機体の魅力:『V』>『X』>『T』
○主人公BGM満足度:『X』>『V』>>>『T』
-----
…ということでちょっと直近2作に較べると残念な面が目立つかもしれず、特に主人公BGMは『A』『αU』も含めた私が触れた過去作全てで一番残念(というより他が全てよすぎた)ので悲しい…。
とはいえ全てで直近2作と比較し残念、というわけでもなく…
-----
○システム面:『T』>『X』>『V』
○オリジナルキャラ総合:『T』>『V』>>>>『X』
-----
…システム面はさすがに作を重ねるごとに洗練されてきて今作をした後に『V』をすると色々不便を感じそうなレベルになっています。
また、オリジナルなキャラクターを総合的に見ると今作が一番魅力的かもしれません…というより『X』は主人公のアサミーナさん「だけ」は素晴らしいのですけれども他はかろうじてホープスさんがいるくらいで特に敵が壊滅的に魅力がないという悲しいところがあり…(『V』はナインさん、それによきライバルとしてグーリーさんがおり、今作は特務三課の面々にルーディーさんやラグナヤル司令がいますので…こう見ると本当に『X』はひどすぎます)
ちなみに参加作品はどれも甲乙つけがたいところ…今作に参加した作品は以前しているアサミーナさんとかなさまの放送で紹介しましたけれど、劇場版なDVDを購入した作品が複数あったりと、今作でもまたよきものに巡り会えたといいます。
特筆すべきはやはり以前観ました『楽園追放』のアンジェラさんでしょうか…これまでシリーズは全て主人公さんがエースパイロット筆頭になっていたのですけれど、今作ではアンジェラさんが圧倒的でありまた育成も彼女に集中して行っています(『X』にアンジェラさんがいてもアサミーナさんを優先したかと思いますけれど『V』にいた場合は非常に悩ましいことに…その面で考えると今作での登場でたすかったのかもしれません/何)
…以前のアサミーナさんとかなさまの放送で『X』をしているエースパイロット紹介は来月のアサミーナさんとかなさまの放送で2周めの最終結果をもとにして行おうと思います。
イラスト、グラフィックについて、『V』『X』で登場したキャラクターや機体はかなり流用されていたりと『V』『X』と同じ、といえます。
システム面も『V』『X』を基本としつつさらに便利になっており、TacPさえあれば非常に楽になります。
内容については上で触れたとおりで、直近2作ほどの印象はないもののそれでも十分盛り上がるところは盛り上がったりとよきものです。
音楽についても、上で触れたとおり…主人公さんのBGMがちょっと残念過ぎて…。
難易度について、私は例によってビギナーズモードで進行しましたので全滅プレイを行うこともなく極めて快適に進められました…資金集めが『X』以上に楽になっていますし(スタート時及び気力130以上でターン開始時に「幸運」がかかる、というスキルがあります)
百合的には上で触れたとおり、主人公さんまわりがかなり高めでこれは百合作品といってよいレベル…となると、男性主人公になるとどうなるか、非常に不安なところですけれど、気にしないでおきましょうか…。
おまけとしても『V』『X』同様といえます。
ということで、こちらは直近2作ほどの印象はないもののそれでも…とにかくアンジェラさんが素晴らしく、それも含めやはり楽しくよきものでしたといえます。
…何かアフターストーリーがダウンロードコンテンツで出ているっぽく、『V』『X』の主人公さんも出るっぽいのですけれど、名前を変更不能かと思いますのでそれは気にしないでおきます。
今後について、本来でしたら3周め、あるいは『X』あたりをもう一度したいという気持ちが強いのですけれど、その様な時間は残念ながらありません。
『世界樹の迷宮』の過去作か『オメガラビリンスZ』をしようと当初の予定では考えていたのですけれど、『夢現』にほとんど手が付けられておらず、さらにその後2作品も百合系なゲームが待っていますので、しばらくはRPG系ゲームはこっそりしているゲームにとどめ、『夢現』を優先していこうと思います。
その様な先日はこちらのコミックを読んでもいました。
□まちカドまぞく(5)
■伊藤いづもさま
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(4.0)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなりますまんがタイムきららコミックスとなります。
こちらは7月からアニメが放送されるといいます…ということで優先して読んでみました。
内容としましては、ある日突然魔族の力に目覚めた女の子の日常を描いた4コマ、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第4巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻ではリリスさんがひょんなことから人間の身体を持つに至るお話などがあり、その身体は当初数日しか持たないということだったのですけれども、その後またやはり色々あり、とある契約と引き換えにその姿のままでいることになって…?
シャミ子さんの力はリリスさんが封印された状態でいたから扱えていたところも大きく、これをきっかけに独り立ちをうながされることになります。
後半ではバクな喫茶店で働く魔族なかたと彼女を狙う魔法少女のお話があり…ここで魔法少女がどうやって魔法少女になるのかというところが見られたのですけれど、これは以前読んでいる『魔法少女なんてもういいですから。』と同一っぽい…?
この巻ではそれが解決する顛末までが描かれますけれど、何というか…やや解りづらい作品の印象が強くなってきました、かも…?
今作をアニメ化するとのことではありますけれど、普通の日常系の様な単純なお話ではありませんし、どの様な展開になるのでしょう…
イラストはなかなかよきものです。
百合的にはどうでしょうか、悪くはない印象も…?
ということで、こちらは悪くない作品なのですけれど、この巻を読んだ時点でアニメDVDを購入すべきかどうかは、マイナスの方向で迷う事態になってきました…お金もあまりなく、きらら系で「なかったこと」にしていない作品といえどこれまでにも購入しなかった作品はわずかながら存在しますし、以前読んでいる『ガヴリールドロップアウト』も購入していないとなると、今作も購入するほどのものではないのでは、と今のところ感じており、本当にどうしましょうか…(来期って他によさそうな作品ってある、のです…?)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】