□もういっぽん!(3)
■村岡ユウさま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(4.4)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『イカ娘』と同じものとなります。
内容としましては、柔道部の活動を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では前巻に引き続き、皆さんの柔道部にとってはじめての試合の顛末が描かれていき、未知さんの大将戦が描かれます。
この試合は非常に激しいものとなり、勝っても負けても悔いのない戦いといえるものになっていたのではないでしょうか…この試合を通じてお相手のチームとよい関係を築くに至るのはやはりスポーツ部活ものとしてよい流れです。
その様に柔道部はなかなかよい流れをつかんでいるのですけれど、それを側で見ている安奈さんは複雑な想いを抱いており…ついに高校生活を後悔させないためにある決断をするに至りました。
ずっと剣道を続けまた今回も全国大会出場を決めている身であの決断をするのはかなり重く大変なものかと思いますけれど、彼女にとってはそれほど未知さんの存在が大きい様子で…?
それとは別に、次の大会には部員が5人絶対必要ということになり、先生がすでに引退をしている上級生お一人に声をかけてみるといいますけれども…?
イラストはなかなかよきものです。
百合的にはどうでしょうか、安奈さんがやや…?
ということで、こちらはよいスポーツ部活ものであり、続きも見守りましょう。
『夢現』はななさんルートが終了…こちらは暗いというか、妙にどんどん悪い方向にこじれていくお話ではありましたけれど、物騒さは今までで一番軽いといえるものでした。
第一印象ではななさんが一番不穏に感じられてちょっと警戒していましたので、少し意外…いえ、もちろんそのほうがありがたいのですけれども。
このルートではななさんは最終的にメインキャラである魔女役の声優さんになれるに至り…さきさんルートでは準メインキャラの声優さんになれましたけれど、こちらはそれ以上といえます。
そしてやはりマリーさんも銃撃戦に巻き込まれたりすることなく普通にゲーム発売時にも在籍しており、こころさんもハイパー化することなく、さきさんがシナリオを書けないということもなくゲームも特に問題なく発売と、その意味でも現状の3つのルートでは一番悪くない流れだと言えるかもしれません?
そしてこのルートを終えるとメインタイトル画面の背景が変更…まだ一人、クリアしていないかたがいますのに…。
4周め、最後となる周回はその最後のお一人であるこころさんルートを目指すことになります…彼女のルートは他の皆さんのルートを終えた後でないと開放されないといい、果たしてそこまで焦すほどのものなのか、期待半分不安半分で見守ってみます?
…このペースでしたら今作は今月のうちに終えることができそうです…来月初頭にはとっても大好きで愛しいあのかたにお勧めできるかどうかお伝えできそうです?
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