□化けネコ葉月の姉妹事情(1)
■松原剛さま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、百合が期待できそうなことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『ミカるんX』や『ふたごはん』『ぽかぽかばんぱいあ』などと同じものとなります。
内容としましては、化け猫に取り憑かれているかたと同居することになった女の子の日常を描いたお話、となるでしょうか。
お話の主人公は高村空さんという小学5年生の、眼鏡をかけクールな雰囲気をした女の子となるでしょうか。
その彼女は過去に1年くらい田舎で暮らしていた時期があり、そこで仲良くなったかたがおり、そしてそのかたが同じ学校の高等部へ入るということになり一緒に暮らすことになりました。
そのかたは羽山葉月さんという、ほんわかした少し天然さを感じさせるやさしいかた…なのですけれど、家へやってきた彼女はときどき様子がおかしくなります。
実は葉月さんには数百年前に羽山の一族により封じられたという化け猫が存在しており、それが彼女の中で目覚め、身体を乗っ取るに至ったのです。
化け猫は羽山の一族を恨んでおり、ですので葉月さん、そして葉月さんが大切にしている空さんを殺そうとするのですけれど、葉月さんの身体の影響、そして長く葉月さんの中にいたことによりつい無意識のうちに空さんに惹かれてしまうという状況に陥ってしまいました。
ちなみに化け猫は自由に葉月さんの意識を出入りでき、また化け猫の名前は葉月さんと同じながら紛らわしいということで空さんは化け猫の状態のときはネコと呼ぶことにしました(空さんは素の葉月さんと化け猫状態とを見分けることができます)
…タイトルは姉妹事情、とありますけれども実の姉妹であるというわけではありません。
その他登場人物としましては、空さんのクラスメイトのお二人…そのうちのゆいさんは空さんが好きな様子で、ですので葉月さんのことも敵視していたのですけれども…?
お話のほうは、ということでその様な難儀な状況になっているかたがたを描いたお話…。
こちらはネコさんの存在により色々とややこしい状況に陥っている日常を楽しむお話といえ、また本心とは裏腹な行動をとってしまい、またそうなっているうちに…となっているネコさんを楽しむお話ともいえます。
ネコさんが出現している間の記憶は葉月さんには残っておらず、ですので空さんは葉月さんにはネコさんのことは秘密にしておくことにしたのですけれど、この巻の最後ではそれが破られそうな事態になってしまい、果たして…?
イラストはなかなかよきものです。
百合的には空さんと葉月さんのお二人など色々悪くなく…?
ということで、こちらはややこしいながらもなかなか面白い作品で、続きも見守りましょう。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□当て馬カノジョ(1)
■鈴菌カリオさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(4.2)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらも上の作品とともに購入をしたものとなり、百合が期待できそうなことから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては上のものと同じものとなります。
作者のかたは以前読んでいる『花と星』を描かれたかたとなります。
…帯に上の作品と今作とを合わせて「マンガクロス百合作品同時発売記念」と紹介されていたことから一緒に読んでみました(何)
内容としましては、好きなかたの当て馬としてお付き合いをすることになった女の子を描いたお話、となるでしょうか。
お話の主人公は大空栞さんという高校1年生の、どうやら漫画を描いている様子のある、何だか勢いだけで生きている様な印象を受けるかた…。
その彼女はある先輩に恋をしており、そして告白をした結果お付き合いをすることになったのですけれど、ただそれは「当て馬」として、という条件があったのでした。
栞さんが告白をしたお相手は2年生の七海花音さんという、見た目はかなりきれいなかた…実はかなりおっぱい好きで、さらにあの様な条件で栞さんとお付き合いをしていたりしていますので、なかなかな性格をしたかたではありますが…。
この花音さんは同級生で生徒会長でもある陸田怜さんというかたとお付き合いをしていたのですけれど、ある日突如その怜さんから振られてしまったため、怜さんを振り向かせるために栞さんの告白を受けたというのでした。
その怜さんなのですけれど、栞さんと花音さんが付き合いはじめた、という事実を知ると興奮を覚えてしまい…どうも花音さんと別れた理由は刺激が足りなかったからとのことらしく、好きなかたが他のかたと付き合っているというさまを見ると背徳感で興奮するらしく…?
その他登場人物としましては、空さんの友人お二人…片方のかたは今作唯一の常識人といえ、このお二人のおまけ漫画も収録されていました。
また、終盤ではなかなか制御できない栞さんに業を煮やして花音さんがもう一人、3年生の春巻遊さんというかたを当て馬の彼女として契約をするに至ったのでした。
お話のほうは、ということでその様なややこしい関係のかたがたを描いたもの…。
上の作品もややこしい作品でしたけれど、こちらはさらにややこしい状況に陥っているといえ…またほぼ全員が控えめに言って頭のおかしいかたしかいらっしゃいません。
今作はその様な皆さんをかなりハイテンションな勢いで描いており、そのあたりのおバカさを楽しむものといえます…このあたり、相当おバカな作品となっており、はっきり言うとN○Rという単語を目にするだけで虫唾が走る私でも楽しめるものとなっていますかと…?
イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、色々と悪くなく…?
ということで、こちらはかなりひどいかたがたばかりの作品ですけれどもそこが面白いといえます?
『新・世界樹』のやる気が消滅してしまい、また時間がないとはいえオフラインなゲームを何もしない、というのもさみしく…現状最優先で行っている項目からティナさんをできれば声つきで再現したく、可能ならばまだクリアしておらず放置されているゲームからそれが可能なものはないか探してみました。
結果『マイソロ2』ならばできるのでは、ということで…外見は相当妥協したものの、声は以前している『世界樹の迷宮X』と同程度な結構ツンデレな雰囲気の出ているものがありましたので、ちょっと『マイソロ2』をやってみようかなと思います?
…PSPを起動したのは相当久しぶりで、ヴィータさんやスイッチをした後ですとずいぶん小さく、またグラフィックも粗く感じられてしまいました…PSPを手にした当初はそのグラフィックのきれいさに驚いた記憶もあるのですけれど、時の流れは恐ろしいものです。
この『マイソロ2』は以前している…今見ると何と500時間くらいプレイしている『マイソロ3』の前作でして、以前里緒菜さんを主人公にし50時間ほど進めていたのですけれどもそこで止まってしまっていました。
50時間進めていますので里緒菜さんで再開するのがよいのかもですけれど、上で触れたとおり今回はとにかくティナさんの声があり主人公orティナさんがいるパーティでプレイをしたくって…ですのでティナさんではじめから、ということにしました。
職業については里緒菜さんは狩人でやっていましたけれど、ティナさんは剣士で…オーソドックスではありますけれども、ティナさんですのでこれで正しくもあります。
『2』のカノンノさんは相当好きですし、ティナさん主人公ということで進めていきたいですけれど、その最優先事項のこと、そしてこっそりしているゲームもありほとんど時間は取れなさそう…とはいえ現状他にするゲームはなくこの先も予定が一切ないため、のんびり進めていけばよいのではないかなと…。
…予定が一切ない、というのはさみしい…以前している『聖剣伝説3』のリメイクをどうすべきか、やはり悩みます?
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