2019年11月12日

銛ガール

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□銛ガール(2)
■岩国ひろひとさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたものとなり、過去に既刊を読んでいることから購入をしたものとなります。
コミックスとしましては『Blooming Clover』や『鎮守府目安箱』『新米姉妹のふたりごはん』などと同じものとなります。

内容としましては、魚突きをする女の子を描いたお話、となるでしょうか。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなりましたので、詳細な説明は省略をします。
この巻では第1巻の最後に登場した、魚突きをする別の一団とのお話から…その一団は親子連れだったのですけれど、娘のほうはお二人と同い年、さらに言えば同じ学校に通うかたでした。
彼女の名前はミーオ・シザーズさんという名前通り金髪な外国人の女の子…ちょっと生意気な性格かつ魚突きに自信があることから夏子さんと対立する一方、おいしいお料理を作った秋子さんには懐き、ついには秋子さんを巡って夏子さんと勝負をすることになるに至ってしまいました。

ただ、その勝負の中でミーオさんは魚突きに対する夏子さんの姿勢に感じるものがあったり、それにやはり珍しい趣味を共有する者同士ということもあり、最終的には三人で仲のよい友人になっていきます。
こうして新たな仲間を加えるのですけれど、10月に入るとさすがに寒さの関係でその年の魚突きは終えることに…そして今作もそこで完結、最終巻となってしまいました。
何やら以前読んでいる『罠ガール』の類似品を思わせるタイトルな作品ですけれど、こちらはこちらで、三人のかたがたの関係、それに獲った魚のお料理要素など、色々と面白くよきものでした。

イラストは悪くありません。
百合的にはどうでしょうか、よい友情のお話ではあります。
ということで、こちらはこの巻で完結となりましたけれど、色々と面白いよき作品でしたかと…。
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