□私の百合はお仕事です!(6/百合姫コミックス)
■未幡さま
→前巻(第5巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『少女2』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○このアサミーナさんとかなさまの放送によると来月新刊が発売予定のため優先して紹介
(作品について)
ひょんなことから特殊な喫茶店で働くことになってしまった女の子を描いたお話です。
この巻の前半では陽芽さんが美月さんの本心を引き出そうとされるさまが描かれていきます…このお二人はどちらもかなりめんどくさい性格をしているわけですけれど美月さんはそれがかなりの域に達していますので本心を引き出すのは容易ではなく…?
それでも、どの様な本心でも美月さんを嫌ったりしない、という陽芽さんの言葉を信じ美月さんは勇気を出して本心をさらけ出し、陽芽さんもそれを受け入れめでたしめでたし…かと思われたのですけれど、美月さんの想いは陽芽さんの考えていたものよりも深かった様子で、終盤ではそれがかなり尾を引く展開になってしまいました。
このままでは更なる波乱、というより美月さんが再び心を閉ざすことにしかならなさそうで悲しいことになりそうですけれども、果たして…?
【単行本紹介・その2】
□私以外人類全員百合(2/角川コミックス・エース)
■晴瀬ひろきさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『魔法少女のカレイなる余生』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○最終巻
○上の作品とタイトルに共通する単語が2つあったことから同時に紹介
(作品について)
平行世界へ迷い込んだ女の子を描いたお話です。
この巻では茉莉花さんがりりさんとともに元の世界へ戻るための手掛かりを色々探していくのですけれど、今作はそちらの謎要素のほうが重点的なものになっていきます。
この謎のほうはずいぶんと大規模なお話になっていくのですけれども…?
そうした今作はこの巻で完結ですので、その謎も全てが明らかになります。
もちろん茉莉花さんとりりさんのお二人の関係も、その謎とのかかわりあいも絡めて描かれていき、ハッピーエンドといってよい終わりを迎えます…茉莉花さんが元の世界へ戻った際にそちらへ向かった平行世界の茉莉花さんがどうしていたのかなど背景が色々と気にならなくはないですけれど、百合的によい終わりかたといえますので気にしないでおきましょうか。