2020年08月28日

単行本『ナメられたくないナメカワさん(1)』 / 『スクールゾーン(3)』紹介

【単行本紹介】
『ナメられたくないナメカワさん』
□ナメられたくないナメカワさん(1/百合姫コミックス)
■阿東里枝さま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(作品について)
周囲に翻弄される女の子を描いたお話です。
主人公の滑川さんは中学生時代は非常に地味で、そのため周囲から馬鹿にされていた過去があり、そのため高校入学を機にいわゆる不良の様な外見にし、また態度も大きく振る舞い周囲から恐れられる様にしようとしていました。
けれど、隣の席の一見非常に真面目に見える風紀委員のかたが滑川さんに一目惚れしたらしい上に物理的に舐めてこようとしてきたりし…?

さらに一見無害でおバカな雰囲気をしながら内心では滑川さんをペットにしてかわいがりたいと思っているかた、さらには当初はいたって普通のかたでしたのにその二人のせいでおかしな世界に目覚めてしまった友人と、周囲がどんどん危険人物だらけになり滑川さんは翻弄されていくのでした。
お話はその様な皆さんの学校生活を描いた、かなり変態かつおバカでハイテンションな作品…これは想像以上におバカな作品でして、もう素直にそのおバカさを笑って楽しめばよいものとなっています。
あとがきにちょっと…いえ、かなり世知辛いことが書かれており続刊が不安になりますけれど、個人的には面白い作品でしたので出てくださることを願い待ちましょう。


【単行本紹介・その2】
『スクールゾーン』
□スクールゾーン(3/ブレイドコミックスpixiv)
■ニンギヤウさま
前巻(第2巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(特記事項)
 ○ハイテンションでおバカな作品繋がりということで上の作品と同時に紹介

(作品について)
高校生な女の子の日常を描いたお話です。
こちらは一種の群像劇、といった趣なものになりつつあり、かなり複数のかたがたの関係の入り乱れたものとなっており…一応形式上は主人公なコンビが設定されていますけれど、出番はそう多くなかったりしまして…?

そして第2巻の帯同様に帯でかなり百合であることを強調していますけれど、その第2巻同様に百合的にはそこまで高くはない印象…普通(?)のハイテンションなおバカコメディ作品という印象以上のものはないです。
そのコメディの面が普通に面白いので、それだけで十分な気がしてしまいますけれども…?
posted by 桜乃 彩葉 at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作品紹介
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187850137
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック