【単行本紹介】
□セメルパルス(1/百合姫コミックス)
■萩野純さま
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『結城友奈は勇者である』:世界観の似ている作品
(作品について)
異世界からの侵略者と戦う防壁師と呼ばれるかたがたを描いたお話です。
この世界は一般のかたは知らないことながら異世界から謎の化け物の襲来を受けており、その異世界とこちらの世界との間にある壁と壁との間の世界でそれとの戦いが繰り広げられていました。
そしてその化け物と戦う力を持った存在が防壁師と呼ばれるかたがた…詳細な設定を語るのは省略をしますけれど、全体的な印象は上で触れた『結城友奈は勇者である』に近しい感じ、といえそうです(お話全体に流れる悲劇的な雰囲気も含め…/何)
お話は防壁師となった命乃さんという女の子を主人公としその様な世界、戦いを描いたもの…。
世界観はかなり、『結城友奈』並に重いものであり、命乃さんもかなりの悲劇に見舞われてしまうのですけれど、その際に出会った先輩の防壁師であるかたと同居することになり、このかたとの関係が今作の主題の一つとなります。
終盤では化け物の設定が明らかになりよりお話が重くなったりしましたけれど、果たして…続きも見守ってみましょう。
【単行本紹介・その2】
□きみが死ぬまで恋をしたい(3/百合姫コミックス)
■あおのなちさま
→前巻(第2巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★☆☆
○百合度:★★★☆☆
(特記事項)
○上の作品同様に非常に物騒な世界を描いたお話、ということで同時に紹介
(作品について)
兵士養成学校に通う女の子を描いたお話です。
この巻でのメインのお話はシーナさんたちの友人であるセイランさんというかたについて…真面目で実力も高めの彼女は戦場へ赴くことになります。
はじめは無事に戻ってきて戦場の怖さを体感したのですけれども、2度めは…。
巻末にはそのセイランさんとルームメイトなお二人のかたの番外編が収録されていますけれど、本編が本編でしただけに切ない…とはいえ、もうお話の随所にいわゆる死亡フラグが立ちすぎるほど立っていたので、仕方ないといえばそうですけれども…。
とにかくこちらも上の作品に負けず劣らず、レーベルの割には重いお話…一応続きも見守りましょう。
2020年09月16日
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