2020年10月10日

単行本『ひなたと三笠』 / 『エンとゆかり(1)』紹介

【単行本紹介】
『ひなたと三笠』
□ひなたと三笠(バンブーコミックス)
■ふじた渚佐さま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★☆☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『キルラキル』:何となく雰囲気の似ている作品

(特記事項)
 ○1冊完結

(作品について)
同じクラスな二人の女の子の関係を描いた4コマです。
舞台はとある高校、2年生の大塚三笠さんは転校生であり、過去のトラウマもあり人を避け一人で過ごしていました。
けれど、その様な彼女に積極的…というにはあまりに激しい態度で距離を縮めてこようとする人がおり、それがクラスメイトの八雲ひなたさんでした。

お話はこのお二人の関係を描くもので、基本的には相当ハイテンションでおバカな4コマ…ひなたさんのテンションが恐ろしいレベルでして、それが面白さに拍車をかけています。
このハイテンションさや雰囲気は上で触れた『キルラキル』あたりに通じるものを感じるのですけれど、三笠さんの背景は結構重め…(番外編を見るとひなたさんも…?)
その様な今作はこの巻1冊で完結なのですけれど、最後はまだまだお二人の関係はこれからという、打ち切りなのではとも感じてしまうもったいない終わりかた…お話自体はよいものでしたのでなおさらそう感じてしまうのでした。


【単行本紹介】
『エンとゆかり(1)』
□エンとゆかり(1/まんがタイムKRコミックス)
■しろううらやまさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★☆☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『えんどろ〜!』:世界観の似ている作品
 『ゆるゆり』:帯に作者のかたの推薦コメントあり

(特記事項)
 ○上の作品とタイトルが似ていることから同時に紹介

(作品について)
冒険者を目指す女の子と記憶喪失の剣士なかたを中心としたかたがたを描いた4コマです。
お話はファンタジーな世界、主人公はゆかりさんという冒険者酒場で働く、天然気味な女の子です。
ある日彼女は危うく魔物に食べられそうになったのですけれど、それをたすけたのがたまたま通りかかった冒険者な女の子…エンさんという剣の実力は確かながら記憶喪失だというかたでした。

お話はそれをきっかけに仲良くなっていくお二人を中心にした、冒険者のお話…このあたりの世界観は上で触れた『えんどろ〜!』に通じるものがあり、なかなか面白いものです。
基本的にはゆるいコメディなのですけれど、魔物との戦闘などもしっかりしておりファンタジー作品としてもなかなか面白いもの…今巻の最後では冒険者を目指したいと思ったゆかりさんがそれへ向けて大きな行動に出ようとしますけれど、果たして…?
posted by 桜乃 彩葉 at 07:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作品紹介
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