□あやかしこ(8/MFコミックス アライブシリーズ)
■ヒジキさま
→前巻(第7巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★☆☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『リコとハルと温泉とイルカ』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○最終巻
(作品について)
妖怪の共同住宅での日常を描いたお話となります。
この巻では真帆路さんの母親が帰ってきたお話で真帆路さんの過去が見ることができたり、ネネさんの過去が垣間見られたりしつつ、やはり微笑ましい日常が描かれていきます。
けれど終盤で突如として波乱が発生…ということからも解る通り今作はこの巻で完結、最終巻となります。
最後は一瞬げんなりするレベルの最悪の終わりかたになってしまったかと思わせられたのですけれども…終わりよければ全てよし、といってよいものといえるでしょうか。
【単行本紹介・その2】
□あやしびと(1/まんがタイムKRコミックス)
■GAGAGAさま
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★☆☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『トモダチヅクリ』:同一作者さまの単行本
(特記事項)
○上の作品同様妖怪を扱った作品ということで同時に紹介
(作品について)
妖人の学校に通うことになった女の子の日常を描いた4コマです。
主人公のアヤさんはちょっと毒舌気味でまた胸が小さいことを気にしているごくごく普通の高校生だったのですけれど、ある日登校しようとしたら見知らぬ学校へたどり着いてしまっていました。
しかもその学校は妖人…妖怪たちしかいない学校、それどころかその世界全体が人間のいない、妖怪しかいない世界であり、彼女は完全に迷い込んだかたちということになりました。
幸いそこの校長先生は人間の世界があるということを把握していることもあり、アヤさんが元の世界に戻る方法を見つけるまでの間、正体を隠して寮へ入り学校へ通える様にしてくださったのでした。
学校では様々な妖人な生徒さんと出会い、そして仲良くなっていきます。
当初はルームメイトにもなった雪女のみぞれさんにしか自分の正体を教えていなかったのですけれど、終盤になると友人と呼べるかたがたにはそれを教えることになります。
その様な今作は基本的にはおバカで楽しいコメディでして、この面でいうとかなり楽しい作品でかなり満足です。
終盤ではアヤさんがどうしてここへやってきたかについて真相が明らかになるのですけれども…?