□魔女が恋する5秒前(百合姫コミックス)
■澄谷ゼニコさま
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★★☆
(特記事項)
○短編集?
(作品について)
3+1の短編を収録した短編集です。
とはいってもそのうち2+1は一連の続き物なお話ですので、短編集と呼んでいいのかどうかは少し悩ましいところがあります。
実質2作品収録ということになりますけれど、どちらもっファンタジー風味のお話となっています。
収録作品は単行本のタイトルにもなっている魔女と魔女狩りなかたとのお話、これが2+1(描き下ろし)となっています。
もう1つは高校生の女の子が堕天使や悪魔に好かれるお話…いずれのお話もちょっと物騒なところはあるものの基本的には楽しく微笑ましいお話になっており、よいお話たちでした。
【単行本紹介・その2】
□世界の終わりと魔女の恋(3/itコミックス)
■KUJIRAさま
→前巻(第2巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『GIRL×GIRL×BOY 乙女の祈り』:同一作者さまの単行本
○『セブンスドラゴンV CODE:VFD』:同一手法の結末を用いた作品例
(特記事項)
○タイトル通りの理由で上の作品と同時に紹介
○最終巻
(作品について)
現代に生きる魔女を描いたお話です。
この巻では元の学校へ戻ってきて、けれども離れ離れになることになったお二人、そして暗躍する悪魔のお話となり、かなり重い展開になってきます。
その様な今作はこの巻で完結となり、後半は複雑な展開の末に…これはこれでありなのか、でももやもやするのは確かだといえる様な終わりかたとなりました。
不幸な展開にしかならなかった皆さんを皆さん幸せになる世界に変えたのならばそれでよい、といえなくもないのですけれども…上で触れた通り『七竜3』も同じ終わりかたを採用してしまっていましたけれど、やはりこういう展開はどうしてももやもやしてしまいます。