2020年11月13日

単行本『君に紡ぐ傍白(1)』紹介

【単行本紹介】
『君に紡ぐ傍白(1)』
□君に紡ぐ傍白(1/バンブーコミックス)
■矢坂しゅうさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★★☆

(特記事項)
 ○フルカラー作品

(作品について)
大学生の先輩後輩さんのお二人の関係を描いたお話です。
大学2年生の遥香さんは過去に演劇をしていたのですけれども何事か詳細はまだ語られないもののよほどのつらいことがあってそれを完全に捨て、忘れようとしていました。
けれど、ある日ひょんなことから出会った後輩の菜央さんは役者になる夢を目指して演劇をしていました。
菜央さんは遥香さんにずいぶん懐き、遥香さんも彼女に惹かれていき演劇という夢も素直に応援したいという気持ちになるのですけれども、自身が過去に演劇をしていたというのは言えずじまいなのでした。

お話のほうは、その様なお二人の関係を描いたもの…。
お二人はこの巻ですでにお付き合いをされるにまで至るのですけれど、遥香さんは自身の過去を隠したままで、どうすべきか悩む状態…一方の菜央さんのほうにも、実はまだ伝えていないことがあるのでした。
過去が重要な要素になってくる様子ですけれど、ひとまず百合的には初々しくて非常に微笑ましく、フルカラーなことも相まってイラストもよい作品…次巻は2021年発売予定とのことで、波乱が起こりそうですけれども引き続き見守ってみましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作品紹介
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