□欠けた月とドーナッツ(2/百合姫コミックス)
■雨水汐さま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『きみのために世界はある』:同一作者さまの単行本
(作品について)
同じ職場に勤める社会人な女のかたお二人の関係を描いたお話です。
この巻ではお二人の関係がゆったりながらも着実に進展していきつつ、そのために思い悩んでしまったりするさまが描かれていきます。
ひな子さんは自分の気持ちが何なのかといったところなのですけれど、あさひさんのほうには少々家庭の事情があり…?
終盤ではあさひさんの親友だという女性が現れますますひな子さんの心を乱してきますけれど、このかたはあさひさんのことが好きだとひな子さんへ明言されたりし…?
その末にひな子さんは自身のあさひさんへの気持ちは恋とは言い表せられない、どう表現すればよいのか解らない気持ちと結論付けますけれど、果たして…。
【単行本紹介・その2】
□突然何となく隣の席の同僚とキスしたくなりました(ミリオンコミックス(LiLy Loveコミックス))
■三浦コズミさま
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★★★
(特記事項)
○短編集
○表紙の雰囲気から上の作品同様社会人なかたを描いたお話と感じたので同時に紹介
(作品について)
5+αの短編を収録した短編集です。
そのうち2つ+αは同じかたがたを描いた続き物になっている一方、1つのお話はその中でさらに短編になっていたりもします。
お話の傾向は、上で触れた理由の通り2+αの短編は社会人なかたのお話なのですけれど、他のお話には学生さんのお話もあったりとバラエティ豊かに楽しめます。
お話は基本的に明るめでしたりおバカさを感じられたりと気楽に読めるものながら、百合的にもかなり高い感じでよい関係を描いたものになっています。
また、やや過激な描写もありますけれど、そこまで気にするほどではないでしょうか…よい短編集でしたけれど、ただ単行本のレーベルがどう見ても2つあり、どちらが主でどちらが従なのかよく解りませんでしたのでこの様な表記をすることになりました(何)