2021年02月04日

単行本『宝石省の新人(3)』 / 『瑠璃の宝石(1)』紹介

【単行本紹介】
『宝石省の新人(3)』
□宝石省の新人(3/電撃コミックスNEXT)
■まりむぅさま
前巻(第2巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★★
 ○百合度:★★★☆☆

(特記事項)
 ○最終巻

(作品について)
宝石があらゆるものの動力、エネルギーを持った世界において、その宝石を探す鉱集人と呼ばれる存在など宝石を扱う職場である宝石省という場所で勤務することになった女の子を描いたお話です。
この巻では引き続きそのお仕事の様子が描かれつつ、マナさんとレイさんの関係が深まっていくさまを見守ることができます。

後半のお話ではマナさんと一緒に行動している謎の生物に関するお話もあったりし、そのお話では一大危機がやってきてしまうものの皆さんの力でそれを乗り越えるさまが見られます。
そうした大きなお話があったことから解る様に(?)今作はこの巻で完結、最終巻となっています…終わりかた自体はきれいにまとまってよかったのですけれど、色々とよい作品でしたのでこれで終わりなのはもったいないと感じてしまいますかも…。


【単行本紹介・その2】
『瑠璃の宝石(1)』
□瑠璃の宝石(1/ハルタコミックス)
■渋谷圭一郎さま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★☆☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『ハクメイとミコチ』:今作の紹介チラシの入っていた作品

(特記事項)
 ○上の作品と同一のものを主題としていることから同時に紹介

(作品について)
採掘をするかたがたを描いたお話です。
お話の主人公は瑠璃さんという色々調子のいい高校生の女の子であり、あるときかなり軽い気持ちから水晶を採掘しようと思い立ち、水晶が採れると教えてもらった山でたまたま、本当にたまたま通りかかった人に協力を求めます。
それが大学院で鉱物を研究している凪さんというかたでして、この一件以降すっかり鉱石に興味を持った瑠璃さんは凪さんとともに色々な鉱石を採掘しにいく様になるのでした。

お話はということで鉱石を採掘するお話…釣りや罠など、女の子が自然にあるものと触れ合う(?)漫画が結構ありますけれど、今作もその範囲に入るものとなるでしょうか。
ですので(?)お話の最後にはそのお話に出てきた鉱石に関する解説文があったりもします…瑠璃さんが相当強引なかたではありますけれど、ともあれお話としてもなかなか面白いものです。
…ちなみに今作は上で触れた『ハクメイとミコチ』の最新刊に1話分が広告チラシとして入っており、それを読んで気になったので購入をしてみた作品となるのでした。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:16 | Comment(0) | 作品紹介
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