□ふたりエスケープ(2/百合姫コミックス)
■田口囁一さま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★☆☆☆
(作品について)
現実逃避をされるお二人を描いたお話です。
この巻でも同居をされているお二人の女のかたがたが日々様々な現実逃避(?)をされるさまが描かれていき、おバカな日常コメディといえるものになっており、それがなかかなに面白くよきものになっています。
この巻では夏なのに冬を満喫したかと思えば海へ行ったり、童心にかえって公園で遊んだかと思えば帰ると家の鍵をなくしてしまい玄関の外側で夜を明かすことになったり…後者はオチがかなり面白かったです。
終盤では最終回っぽい雰囲気のお話が出たかと思えばそれも気のせいで、普通に続いてくださる様子…面白い作品ですので続きも楽しみにしましょう。
【単行本紹介・その2】
□神絵師JKとOL腐女子(3/ヒーローズコミックスふらっと)
■さとさま
→前巻(第2巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『空想少女』:同一作者さまの単行本
○『HGに恋するふたり』:巻末にこの作品の同類となる人物のお話が収録
(特記事項)
○上の作品同様漫画家がメインキャラクターの作品ということで同時に紹介
(作品について)
崇拝しているイラスト描きさんとお付き合いをすることになった女のかたを描いたお話です。
この巻では住田さんが描いている同人誌のジャンルの公式からコミカライズ版を担当しないか、というとんでもない提案がやってきたお話の顛末から…ここからお話は意外な方向へ進んでいくことになります。
その意外な方向へ進んだ先のお二人の関係も面白いものになっており、またいわゆるオタクな考えが強くて暴走しがちな相沢さんが非常に面白かったり、あるいは気持ちが解ったりと、色々な意味で面白い作品であり、続きも楽しみにしたいものです。
…巻末には相沢さんの同僚のお話があるのですけれど、こちらは上で触れた関連作品の様なかたになっており、こちらはこちらで…?