□フラグタイム
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『フラグタイム』:原作単行本
○『あさがおと加瀬さん。』:製作スタッフが同じ模様(装丁も似ています)
○『神絵師JKとOL腐女子』:原作と同じ作者のかたの最新単行本・今作を購入するきっかけとなった作品
○『荒野のコトブキ飛行隊』:直近で紹介した劇場版作品
(特記事項)
○原作は単行本
○劇場版アニメ
○ドラマCD、原作者描き下ろし漫画が付属
(作品について)
時間を止めることのできる女の子とその止められた時間の中で唯一動くことのできる女の子の関係を描いたお話です。
今作は上で触れた通りかつて読んでいる単行本を劇場版アニメ化したものとなっており、ですので内容はそちらとどういつのものとなりますので詳細な説明は省略をします。
原作最終巻が出たのは2014年に対し、この劇場版が公開されたのは確か昨年か一昨年になるはずですので、かなり間が開いており、ですのでなぜそのタイミングでこれを、しかも劇場版アニメ化するのかかなり不思議になったものでした(不思議になったあまり購入を控えたのですけれど、上で触れた同じ作者さまの『神絵師』がよい作品でしたのをきっかけにこちらも購入しようかな、という気持ちになったのでした)
実際に観てみて真っ先に思ったのは、主人公のかたの声が完全に『ろこどる』の奈々子さん、だということ…まぁこれは同じ声優さまですので当然といえば当然です?
お話は案外重いところがあったりもするのですけれど、百合的にもよく、またなかなかよい雰囲気のものとなっており、TVアニメでなく劇場版としてのほうが確かによさそうに思えるものとなっています…少なくとも購入してよかったと思える、よき作品でした。
【単行本紹介】
□雨でも晴れでも(2/電撃コミックスNEXT)
■あらた伊里さま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『とどのつまりの有頂天』:同一作者さまの単行本及び本作のベースとなった作品
(作品について)
有頂天部のかたがたの日常を描いたお話です。
この巻ではメインのお二人の関係とともに、昭和歌謡レコード部のお二人の関係をメインにして描いていき、なかなかに波乱含みなところもありつつも後者に関してはよい方向に落ち着いていくことになります。
今作は上で触れた『とどのつまりの有頂天』をリニューアルした作品であり、基本的にはそちらに準じたおバカさもある雰囲気ながら、今作のほうがやや重い雰囲気を感じたりも…?
そしてメインのお二人の関係はこの巻でも複雑に絡み合ったまま続くことに…何か周囲で裏のある描写もありますし、果たして…?