2021年06月02日

アニメ『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』 / 単行本『SHWD(1)』紹介

【アニメ紹介】
□ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN(1〜6/写真は第6巻のみ)
『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』
(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』:前作に当たる作品(OVA)
 『ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!』:コミカライズ版の一つ
 『ストライクウィッチーズ劇場版 501部隊発進しますっ!』:スピンオフアニメの一つ
 『第502統合戦闘航空団 ブレイブウィッチーズ』:スピンオフアニメの一つであり、また登場人物が今作にも登場
 『アサルトリリィ BOUQUET』:今作同様異形と戦う作品の一例

(特記事項)
 ○これまでTvアニメ2期・劇場版・OVAが展開されている作品のTVアニメ第3期
 ○コミカライズ版やアニメ等スピンオフ作品も多数あり
 ○ブックレット・タペストリー付属

(作品について)
第2次世界大戦期の世界、けれど国々など今のこの世界とは少し違った世界を護るために戦う魔法少女たちを描いたお話です。
上で触れたコメディなものの他『ブレイブウィッチーズ』など様々なスピンオフ作品も出ているシリーズですけれど、こちらが元となる本編であり、その中では現状今作が一番新しい時代を描いており、タイトル通りベルリンをネウロイから奪回する一連の戦いの顛末を描いています。
ですので基本的にはシリアスなお話となっていますけれど、『スト魔女』TVアニメシリーズの恒例というべきか、非常におバカでどうしようもないお話も混ざっています。

DVDは1巻2話収録であり、最終巻である第6巻の2話でベルリン奪還作戦を描くことになりますけれども…このあたりは、嫌な予感が的中してしまいました。
いえ、過去シリーズでも顕著だったのですけれど、宮藤さんの力を失わせておいて何かをきっかけに彼女の力が爆発、宮藤さんすごいすごい、宮藤さん最強ですね…結局今回もこの展開になってしまい、少々げんなりしてしまいました。
しかも静夏さんがその犠牲になっているところがかなり強く、またまた残念…この点を除けば文句なく面白い作品なだけに、この宮藤さん最強という展開をお決まりにしなければ嬉しいのですが、これは今後も望み薄でしょうか…(こういう露骨な描写がないので個人的には『ブレイブウィッチーズ』のほうが好き…)
…終盤では実在人物のパットン将軍がなかなか濃いキャラクターでありよかったです(しかも戦車軍団が登場、そこだけ何か別アニメを観ている気分に…/何)

そういう残念なところがあったりもしつつ基本的には面白い作品、ながらやはり今作でもネウロイとの最終決着というわけにはいきませんでした。
上で触れた『アサルトリリィ』など、この手の作品は最終決着まで描かないことも多いのでその点は問題ない…ながら、ここまで長く描いているからには、やはりそこまで続きを製作し続けるのかどうか気になるところで、引き続き見守りたいものです(何か『ルミナスウィッチーズ
』なる音楽隊をモチーフにした新アニメがあるらしいのですけれども…?)
…ネウロイは一時期対話可能っぽくも描かれていたのですけれど、ここにきてやはりただの無機質な敵という描写になってきました…このあたりは深く掘り下げられないかもしれません?


【単行本紹介】
『SHWD(1)』
□SHWD(1/Ruelleコミックス)
■sono.Nさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『アサルトリリィ』『セメルパルス』:今作同様異形と戦う作品の一例

(特記事項)
 ○上の作品同様謎の存在と戦う作品ということで同時に紹介

(作品について)
デュミナスと呼ばれる異形と戦うかたがたを描いたお話です。
その異形は何ぞやというと先の大戦で作られたという対人生体兵器であり今でもときどき出没しては人々の生活を脅かしているといいます。
主人公はそれに対処する民間会社であるSHWDという会社の東京支部へ入社した古賀さんという色々と大きいかた…彼女の教育係として佐和田さんというクールなかたが担当することになったのですけれど、古賀さんは彼女にずいぶん懐いてしまわれたご様子で…?

お話のほうは、ということでその様な化け物と戦うかたがたを描いたお話…。
一例であげたものなど化け物と戦う作品は多いのですけれど、今作ではそれの対処を民間会社が請け負っているというちょっと珍しい設定…それでいて危険性は他作品同様であり命がけの仕事であり大変なものです。
一方でお話としてはメインのお二人の関係なども深く描いており、このあたりの関係性の進展も気になるところ…なかなか面白い作品であり、続きも見守ってみましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:12 | Comment(0) | (更新終了)作品紹介
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