2021年06月23日

単行本『踊り場にスカートが鳴る(1)』紹介

【単行本紹介】
『踊り場にスカートが鳴る(1)』
□踊り場にスカートが鳴る(1/百合姫コミックス)
■うたたね游さま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(作品について)
社交ダンス部でペアを組むことになったお二人を描いたお話です。
主人公で高校2年生のさきさんは身長が高く、そのため内心はかわいいもの好きでダンスでもパートナーと呼ばれる女役をしたいと思っているものの、自分には合わないと考えリーダーと呼ばれる男役をしていました。
ところが新入部員を迎える時期になったある日、今までペアを組んでいた幼馴染のかたから一方的にペア解消を告げられ、途方に暮れていたところを1年生の鳥羽見さんからパートナーになってとお願いされて…?

お話はそのお二人の関係を中心に、社交ダンス部の活動を描いていきます。
この巻では鳥羽見さんと踊るのに魅力を感じつつ、けれどやはり自分がパートナーとして踊るのに違和感を覚えたりしてどうしようかさきさんが悩むさまが描かれていきます。
お話の雰囲気は百合の正統派といえる趣を感じ、お二人の関係も面白いもので、続きも見守りたいものです。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:08 | Comment(0) | 作品紹介
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]