□星屑テレパス(2/まんがタイムKRコミックス)
■大熊らすこさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★☆☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『恋する小惑星』:今作同様に宇宙に興味を持つかたがたを描いた4コマ
(作品について)
宇宙人のいる日常を描いた4コマです。
この巻ではロケット研究部…いえ、部としては認められなかったものの同好会としては認められた皆さんの活動が描かれていきます。
同好会では部費が出ないものの、実績を積めば部になれるということでモデルロケット選手権に出場することになります。
今巻ではそれを目指した活動、そしてそれの予選会と、一連の顛末が描かれていきます。
第1巻の紹介では宇宙人の作品と紹介しましたけれど、今作はむしろ『恋する小惑星』に通じる、やはり真面目にロケット製作をしているかたがたのお話となっています。
そして、予選会の結果からの展開はこの手の作品としてはかなり珍しい、皆さんの関係の完全崩壊に至っていて少しびっくり…ただ、そのショックを差し引いてもこれはかなりよい作品でそこからの再生へ至るはずの続きを見守りたく、アニメ化してもよいのではと思えるほどかもしれません?(今巻の終盤に相当する箇所の描写がものすごくぎすぎすした暗く重いものになるのは確実ですが…)