2021年11月20日

ゲーム『BLUE REFLECTON TIE/帝』紹介

【ゲーム紹介】
『BLUE REFLECTON TIE/帝』
□BLUE REFLECTON TIE/帝

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』:前作に当たる作品
 『夜、灯す』:Switchで今作の前にプレイした作品
 『結城友奈は勇者である』:今作に似た世界観の作品
 『セブンスドラゴンV CODE:VFD』:今作に似た展開の作品

(特記事項)
 ○Switchの他PS4でも発売したゲームソフト
 ○上で触れた『幻に舞う少女の剣』の続編にあたる作品
 ○今年になり今作・アニメ版『澪』・PC版『燦』の3作品が制作発表(アニメ版は放送済みながらDVD発売は中止・PC版は制作決定以降の続報なし)

(作品について)
閉ざされた世界の謎を解こうとする女の子たちを描いたお話です。
上で触れた様に今作は無印に当たる『ブルーリフレクション』の続編であり、あちらのその後を描いたもの…アニメ版及び(まだ何も動きがない)PC版とも繋がっています。
主人公は愛央さんというお気楽な雰囲気の感じられる女の子で、無印とは違い他の登場人物も基本的に全員リフレクターとなっています。
無印では戦闘参加者は固定でしたけれど、こちらは自由編成であり、パーティに入れていない人にも普通に経験値は入りますので好みで編成して問題なく…
最終編成
…最終的にはこんな感じで落ち着きました。
好感度に当たるポイントもあるのですけれど、無印では終盤で全員を最大にする機会があったのに対し今作ではそうした機会は見当たらず…
タレントレベル
…最大レベルである10には一人しか上げられませんでした。
当初は詩帆さんを上げようと思ったのですけれど、とある描写が複数あり気持ちが離れてしまい、結局人物として気になった詩さんに…(キャラクターとして特に好きなのは勇希さんと伶那さんなのですけれど、このお二人は公にカップルになっているという点がありお邪魔をするのは気が引けまして…?)

ゲームシステムは基本的に無印同様ですけれど、学校の開発・工作といった要素や戦闘でもインファイトバトルなるものなどがあり…個人的には全て微妙と言わざるを得ないかも…?(インファイトバトルは最後の最後で演出的見せ場がありましたけれども)
ボリュームはクリアに60時間かかっていますので十分なもの…
周回要素
…引き継ぎ要素もあり、そしてエピローグがものすごくもやもやするものでしたので周回で変化する可能性もありますけれど、時間の関係などもありそこまでする気力は私にはないのでした(そもそもRPGみたいな1周のボリュームがあるもので1周めでちゃんとしたエンディングにならない作品は嫌いです)

難易度は任意選択もありますのでさくさく進めたい場合はeasyを選択すれば問題ないかと思われます。
最後の敵に関して、4連戦はちょっとテンポ等の面でどうかなと…今までの経験を鑑みても3連戦が限界かなと思います。

お話は上で触れた『セブンスドラゴン3』に通じる、個人的にはあまり…という展開に流れるものの、その点に目をつぶれば、キャラクターも皆さん魅力的でよきものでしたかと思います。
特に無印をしているかたでしたら感動するシーンも少なからずありますので、やってみて損はないかと思います…アニメ版及びPC版の登場人物も登場するながら、私はDVD発売中止の影響でアニメは観ておらずPC版は上で触れた通りなわけで、でも知らなくても特に問題はなかったかと思います?(PC版については作中の諸々の描写より「なかったこと」にするのが妥当という判断を私は下さざるを得ませんでした)

その他、BGMは相変わらずよきもので、グラフィックも問題ないもの…百合的にいうと主人公さんまわりは友情止まりなものの、公にカップルになっている女の子お二人がいたりします。
終わりかたのもやもやから2周め要素がありそうな気がしなくもないものの、『スパロボ30』を眠らせていることもあり、今作はひとまずこれでプレイ終了という判断をします…十分楽しい、よい作品でしたかと思います。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:52 | Comment(2) | 作品紹介
この記事へのコメント
レビュー、とても参考になりました。ありがとうございます!私は後半(?)突入時、詩帆さんのとある描写にプレイを一時中断した状態ですけど、レビューの内容に共感できます。音楽やキャラクター、雰囲気などは本当によかったです。

反面、詩帆さんのとある描写は本当にきつかったです。ただ元彼的な話ならまだしも(気に入らないですが)、彼が多分次の作品の主人公なんだという暗示が本当に最悪でした。けれども、書いてくださったように百合的に良かったのもまた事実……。前はもうガストのゲームは買わないなど、感情的な発言をしてしまいましたが、桜乃様のレビューを見てもう一度信じてみるつもりです。今作もクリアし、次回作でどうなるか見極めてから考えます。どうかガストの方々がワインに泥を入れないことを切に願います。

長文失礼しました。ありがとうございます。
Posted by 紫こさめ at 2021年11月20日 10:30
紫こさめさま>
わざわざのコメント、ありがとうございます…その描写については残念なところではあるのですけれど、ゲーム全体でいえばストーリー等に関わらないものなので、気にしないでおけばよい、とそう簡単に割り切れないのが悩ましいところでしょうか…。

まぁ、例の件についてはこれで(私は元々するつもりのなかった)PC版を「なかったこと」にしてもよいと解った、手をつける必要はない、と判断できたということで…。
ガストさまのゲームについては、私は『アトリエ』はもうしていませんし『よるのないくに』ももう続編はなさそうですので、何か新たに期待できるものが出ない限りは購入しないかも…?
Posted by 桜乃彩葉 at 2021年11月20日 19:25
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