□くちべた食堂(BEAMコミックス)
■梵辛さま
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★☆☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『ローリング☆ガールズ』:同一作者さまが作画担当をした単行本
(作品について)
食堂に通う教師とその食堂の店員さんの関係を描いたお話です。
このお二人はタイトル通りかなりの口下手同士でして、でもその様な中でもお互いに何とか気持ちを伝えようとするさまなどが微笑ましいものとなっています。
お話は主に学校近くにある食堂を舞台にした、お客さんと店員さんの日常を描いていきます。
不器用なお二人のお話ですけれども微笑ましいコメディ作品となっており楽しく読めるものになっています。
ナンバリングが振っていませんけれど、あとがきを読むと第2巻を出すつもりはある様子で、出ることを願いましょう。
【単行本紹介・その2】
□作りたい女と食べたい女(2/itコミックス)
■ゆざきさかおみさま
→前巻(第1巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(特記事項)
○食べることに関するお話ということで上の作品と同時に紹介
(作品について)
お料理をたくさん作りたいかたとたくさん食べたいかたのお話です。
この巻でも互いの利害関係が一致したお二人が一緒にお食事をしていく日常が描かれていき、この巻ではちょっとつかみどころのない印象も受ける春日さんの家庭環境などが垣間見られたりします。
そうしたお二人は一緒にそうした日常を過ごしていくうちに互いに惹かれるものを感じており、特に野本さんのほうは明確な恋愛感情を抱くに至ります。
このあたりの描写はそのお話の前に注意書きが入るほど結構直接的でありまた過去にかなり悩んでいた様子も見られたりと少々驚きましたけれど、互いにまだそうした感情を表に出すことはなく続くこととなり、そのあたりも含め続きも見守っていきましょう。