□新米勇者のおしながき 〜乃木若葉は勇者である すぴんあうと4コマ〜(1/電撃コミックスEX)
■娘太丸さま(作画)/タカヒロ(みなとそふと)さま(企画原案/シリーズ構成)/BUNBUNさま(キャラクターデザイン原案)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『結城友奈は勇者部所属 ぷにっと!』:同一作者さまの作画担当作品・今作と同一の思想で描かれた作品
○『乃木若葉は勇者である』:ベースとなる作品
○『結城友奈は勇者である』:原作TVアニメ(これは第2期)
(特記事項)
○3期にわたりTVアニメ化された作品のスピンオフ作品のスピンオフ作品
(作品について)
『乃木若葉は勇者である』のかたがたの日常を描いた4コマです。
今作は上で触れた『ぷにっと!』などと同様の思想で描かれた、シリアスな原作に対しのんびりほんわかした雰囲気の日常を描いたものとなっています。
『乃木若葉』はその結末は『結城友奈』以上に悲惨なものなわけですけれど、今作はそういう作品ですので安心して読むことができます。
また、今作はタイトルからある程度の雰囲気を感じる様に、1話ごとに何らかの料理が出てくるというお料理もの、お食事ものの側面もあったりします。
物語の舞台である丸亀発祥だという骨付鳥なるご当地グルメを巡る争いが勃発したりもしますけれども…?
ともあれやはりこの作画担当のかたによるこのシリーズは微笑ましくよいもので、続きも楽しみにしましょう。
【その他】
昨日は先日届いたアニメたちのうち『Gのレコンギスタ』第3巻を観てみました。
こちらは劇場版かつナンバリングもついているものになるわけですけれど、最近観た同様に劇場版かつナンバリングのある『ガールズ&パンツァー』や『プリンセス・プリンシパル』などが60分以下の短めなものでしたのに対し今作は100分くらいあり、普通の劇場版の長さといえます。
今巻ではトワサンガを巡るお話となっており、お話の内容自体はなかなか複雑で説明しづらいところがあるもののなかなか面白いものとなっています。
今作は機動戦士系の作品ではあるものの、雰囲気としては『∀』に近しいものを感じますかも…それはよい意味であり、キャラクターの言葉の言い回しが面白かったり、あと不快なキャラクターがいなかったり雰囲気に明るさや勢いなどを感じたりと某作品みたいな気持ち悪さを感じさせないのもよいことです(『∀』劇場版も2巻ではなくもっと多くすればよかったのにと思ってしまいます?)
こちらは全何巻になるかはよく解らず、まだ続くのは確実ですので引き続き見守りましょう。