2022年01月17日

単行本『春綴る、桜咲くこの部屋で(1)』紹介

【単行本紹介】
『春綴る、桜咲くこの部屋で(1)』
□春綴る、桜咲くこの部屋で(1/ガンガンコミックスONLINE)
■トクヲツムさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★★☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『伊勢さんと志摩さん』:同一作者さまの単行本

(作品について)
5年前に亡くなったかたと一緒に過ごすことになった日々を描いたお話です。
主人公の春喜さんは大学の入学式で出会い、それから10年間お付き合いをしていた桜さんというかたを5年前に亡くしており、春になると会社を1ヶ月休んでしまうという状態が続いていました。
その彼女、桜さんがつけていた10年日記という日記を見つけるのですけれど、そんな彼女の前に亡くなったはずの桜さんが現れ、その未完となっていた10年日記の最後の1年を一緒に埋めようと言ってきまして…?

お話は、その様なお二人が一緒に過ごす様子を描いたもの…桜さんは一種の幽霊の様なものであり、春喜さん以外のかたには見ることができない様子です。
お二人が日記を元に過去の思い出の場所をたどったりするということで、基本的には切ないお話…桜さんが明るいかたですので多少は明るいお話になっていますけれど、でもお話の成り立ちそのものからして切なくなるのは間違いのないもので…?
posted by 桜乃 彩葉 at 06:54 | Comment(0) | 作品紹介
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