□結城友奈は勇者である -大満開の章-(上・下/写真は下巻のみ)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『結城友奈は勇者である -勇者の章-』:TVアニメ第2期
○『結城友奈は勇者であるA』:ゲーム版
○『乃木若葉は勇者である』:今作の内容に含まれる作品
○『新米勇者のおしながき』:コミカライズ版の一例
○『BLUE REFLECTON TIE/帝』:今作に似た世界観の作品
(特記事項)
○2021年秋に放送されたアニメ
○2期にわたりTVアニメ化された作品の第3期にあたる作品
○映像特典としてショートアニメ『結城友奈は勇者である ちゅるっと!!』収録
○特典としてアクリルスタンド、フェイスシールド風大赦神官面が付属
(作品について)
勇者部として活動を行う中学生の女の子たちを描いたお話です。
今作は上で触れた通りこれまで2期にわたりアニメが放送された作品となるわけですけれど、物語としては第2期の『勇者の章』で完結しており、今作が一体何を描くのか実際に観るまでは全然解らず少々不安なところがありました。
そうした今作が何を描いているかとなると、無印と『勇者の章』の合間などにあったことの補完、そしてスピンオフ作品である『乃木若葉は勇者である』『橘芽吹は勇者である』を映像化したものといえます。
終盤は『勇者の章』の終盤の展開を重ねつつ、芽吹さんたちの視点でのお話なども交え、そして最後の1話を全て使いエピローグを描いています。
ですので『結城友奈』シリーズはこれで完全に完結となるわけですけれど、結末を含めここまで見守ってよかったと思えるものとなっており、涙なしには見られない、個人的には何も言うことのない満足なものとなっていました(夏凜さん好きとしては芽吹さんとの繋がりなど結構見どころが多かったのも嬉しいところです)