□いちゃらぶしかない百合アンソロジーコミックsugar(百合姫コミックス)
■アンソロジー
→前巻(第2巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★★
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『百合姫Wildrose』:似た傾向のアンソロジー
(参加者で日誌に記載のある作品作者さま(※最新1作品のみ取上))
○南崎いくさま:『クイーンズブレイド リベリオン 青嵐の姫騎士』など
○すこやかさま:『よめとり!』など
○後藤悠希さま:『恋に煩い』など
○タカハシマコさま:『スズラン手帖』など
○萩野純さま:『セメルパルス』
○藤枝雅さま:『天色くろすおーばー』など
(特記事項)
○ナンバリングではなくなっているものの過去に2巻出ている作品の続刊と判断
(作品について)
百合なアンソロジーです。
こちらはタイトルそのままの内容となっていまして、つまりはそういうこと…多くの説明はいらないのではないかと思います?
このあたりの文面は上で触れた第2巻とナンバリングの振ってあるほぼ同じタイトル名のアンソロジーと同じ…今作は第3巻というナンバリングではなく『sugar』という単語をつけて変化をつけていますけれど、内容は変わりませんので続刊といってよいでしょう。
ということで、こちらは例によって過激な描写がメインといえるものになっていますので注意が必要かもしれません?
また、すこやかさまや藤枝雅さま(後者は巻頭のカラーイラストのみ)など、過去に結構百合な単行本を見かけた、けれども最近は少なくとも私が気付く範囲の単行本の中にはいらっしゃらないかたがたが見受けられ、少々懐かしい気持ちになったりもしました、かも?
【単行本紹介・その2】
□セメルパルス(3/百合姫コミックス)
■萩野純さま
→前巻(第2巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(特記事項)
○上で紹介したアンソロジーにこちらの作者さまが参加していらしたことから同時に紹介
(作品について)
異世界からの侵略者と戦う防壁師と呼ばれるかたがたを描いたお話です。
この巻でも引き続きその戦いのさまが描かれていきますけれど、その様な中で主人公の命乃さんがどういう存在なのかということが明らかになっていきます。
また、彼女と様子さんの関係がかなり深いものになるのですけれど、終盤ではかなり重い展開の末に…とにかく今作は『乃木若葉は勇者である』レベルで相当救いのない展開が多く、果たしてどういう結末に落ち着くのか、何とか見守ってみましょう。
…ちなみに今作は相当重い展開であると同時にかなり過激な描写もありますので少し注意が必要かも、です?