2022年08月09日

単行本『ひめちゃんは重い女(3)』紹介

【単行本紹介】
『ひめちゃんは重い女(3)』
□ひめちゃんは重い女(3/FUZコミックス)
■花束葬式さま
前巻(第2巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★★
 ○百合度:★★★★☆

(特記事項)
 ○最終巻

(作品について)
性格の重い女のかたの日常を描いたお話です。
この巻では夜さんが自分の気持ち…姫乃さんへ対するものではなく、そもそも自身はどういう人間なのかというあたりを見つめ直していくのですけれど、その結果かなり思い悩むことになってしまい…?

そうした今作はこの巻で完結、最終巻なのですけれども、後半はかなり重いお話、そして結論となっていきます…帯に「連載時も様々な議論を呼んだ」とありますけれど、確かにこれは恋愛以上に人間としてどうあるべきかという議論や考えを色々呼び起こす内容となっています。
ですので前半はいつも通りの笑えるお話なのですけれど、後半、それに結末はとにかく重い…個人的にはとにかくつらいものなのですけれど、当事者同士が受け入れているのですからよしとします…?
重くつらい結末となりましたけれど、お話自体はやはりよきものであり、当事者お二人ももちろん、周囲のかたがたがどなたもよいかたがたで、そのかたがたがいらしたのでお二人も人間として破滅的なことにはならずにすんだ、といえます?
posted by 桜乃 彩葉 at 07:00 | Comment(0) | 作品紹介
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