2022年09月10日

単行本『はなものがたり(1)』紹介

【単行本紹介】
『はなものがたり(1)』
□はなものがたり(1/MFコミックスフラッパーシリーズ)
■schwinnさま

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★☆
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『花物語』:作中でも登場する作品(これはコミカライズ版)

(作品について)
老後になって色々活動的になるかたを描いたお話です。
主人公のはな代さんはつい先日長年連れ添った夫を亡くした、もう老年期に入るかた…。
特に意識をしていたわけではないもののこれまで控えめな生きかたをしていた彼女ですけれど、ふとした際に目に留まった化粧品専門店、そしてそこの店主をしている同年代の芳子さんというかたに出会い、自身に変化が生じていきます。

お話はその様なお二人の関係を描いたもの…。
老年期を迎えたお二人の、さらに百合といってよいお話という、なかなか珍しい題材となっていますけれど、そのお二人の関係などなかなか微笑ましくよいお話です。
タイトルは関連作品でもあげた『花物語』から取っているかと思われますけれど、こちらの小説もお話の中で結構出てきたりし…ともあれなかなか面白い作品で、続きも見守りましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:58 | Comment(0) | (更新終了)作品紹介
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