2022年09月26日

単行本『このはな綺譚(14)』紹介

【単行本紹介】
『このはな綺譚(14)』
□このはな綺譚(14/バーズコミックス)
■天乃咲哉さま
前巻(第13巻)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★★
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『此花亭奇譚〈新装版〉』:同一作者さまの単行本及び今作の前作に相当する作品
 『このはな綺譚』:アニメ版

(特記事項)
 ○上で触れた通りTVアニメ化された作品

(作品について)
舞台は中世日本の雰囲気漂う宿場町にある此花亭という狐のお宿で仲居として働く女の子たちのお話です。
この巻では皐さんがようやく長い旅を終え、その前にちょっとしたことがありつつも此花亭へ戻ってきて、そして日常へ戻っていくさまが描かれていきます。

終盤ではこれまで多少の描写はあったものの基本的には背景となっていた台所の人が主役のお話があったりして…?
最後のお話は人づきあいの嫌いなお客さんのお話となりますけれど、こちらは次巻へ続くご様子…カバー下のあとがきを見ると今作は結構迷走しそうになりそうなところを編集さんが思いとどまらせた様子なのですけれど、ともあれその甲斐あり迷走する事態にはなっていませんので引き続き楽しみに見守りましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:02 | Comment(0) | (更新終了)作品紹介
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