2023年02月26日

アニメ『リコリス・リコイル』紹介

【単行本紹介】
『リコリス・リコイル』
□リコリス・リコイル(1〜6/写真は第6巻のみ)

(個人的度数)
 ○おすすめ度:★★★★★
 ○百合度:★★★☆☆

(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
 『リコリス・リコイル』:コミカライズ版
 『リコリス・リコイル 公式コミックアンソロジー リピート/リアクト/リロード』:アンソロジー

(特記事項)
 ○全6巻・第1巻のみ3話収録(他は2話収録)
 ○全巻購入特典として収納box、タペストリー付属

(作品について)
リコリスなる暗殺組織を描いたお話です。
お話のだいたいの設定は上で触れたコミカライズ版の紹介で触れていますので詳細は省略をしますけれど、今作はいわゆる武器で戦う女の子を描いたお話といえます。
ただ、その点において類似といえる『アサルトリリィ』や『刀使ノ巫女』、あるいは『ストライクウィッチーズ』といった作品たちは相手が化け物なのに対し、今作はあくまで人間であるという点が大きく違います(雰囲気としてはそれらよりも『プリンセス・プリンシパル』や『RELEASE THE SPYCE』あたりに近しいかもしれません?)

今作はテロリストとの戦いを通してメインのかたがたの関係が深まっていくさまを描いており、最終巻である第6巻でもちろんそのあたりに一応の解決を見ます。
全体的にコミカルな雰囲気の中に重さのある作品といってよい今作、終盤もシリアスな展開ながら完全に重苦しい展開というわけでもなく、最後はなかなかきれいなかたちで終わってハッピーエンドといってよいでしょう(ただテロ行為がアトラクションと誤魔化されていましたけれど、タワーはそれで誤魔化せたとして市中の銃問題はどう誤魔化したのかが気になるところではあります)
終盤の数話に及ぶ波乱は概ね余裕の態度を見せておいてあの失態の数々な上部組織の無能によるところでしたのが多少ストレスが溜まり、また最後の敵となる人が結局あの人だったというのはやや微妙な印象を受けましたけれど、それ以外の点ではメインのかたがたも魅力的でお話も面白い、その他作画もかなりよかったりとかなり高いレベルで安定したよいもので、とっても大好きなあのかたなどにお勧めしていただいて購入をしましたけれど購入してよかったと思える作品でした。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:52 | Comment(0) | (更新終了)作品紹介
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