□大正忌憚魔女(1/MFCキューンシリーズ)
■うさみみきさま
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★☆☆
(作品について)
大正時代の日本へやってきた魔女の女の子を描いたお話です。
主人公の夜迷さんという魔女はかなり小さめで素直なかわいい女の子で、日本へは魔術の研究や魔術を広めたりするために、日本へはじめてやってきた魔女という存在です。
彼女自身は本当に全く悪意のない善良な存在なのですけれど、日本には魔女という存在へ対する偏見がものすごくあり、その悪意に日々晒されてしまうことになるのでした。
そうした中、学生の麟さんというかたと出会い、この麟さんという少女はかなり正義感の強い人物であり理不尽な状況にある夜迷さんをたすけようと尽力してくださるのでした。
お話はその様なお二人を中心とした、そうした時代背景における魔女のお話…魔女の置かれた状況はつらいものがあるのですけれど主人公さんのかわいらしさで幾分薄められており、またこの先普通の人々と解りあえる展開があるはずと信じ、引き続き見守りたいものです。
【単行本紹介・その2】
□魔女の旅々(5/ガンガンコミックスUP!)
■白石定規さま(原作)/七緒一綺さま(漫画)/あずーるさま(キャラクター原案)
→前巻(第4巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★★
○百合度:★★★☆☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『魔女の旅々』:アニメ版
○『祈りの国のリリエール』:スピンオフ作品
(特記事項)
○原作はノベルでありアニメ化もされたものとなり今作はそのコミカライズ版
○タイトルに共通する単語があることから上の作品と同時に紹介
(作品について)
世界を巡る魔女の旅を描いたお話となります。
この巻では主人公であるイレイナさんの周囲のかたがたをメインをしたお話が大きく3つ収録され、彼女が目立つお話は最後のもののみとなります(というより2つめのお話には一切登場せず…?)
一つめのお話は前巻で登場したアムネシアさんたちを巡るもの、二つめはサヤさんを巡る、そして最後のお話はイレイナさんの師匠であるフランさんのお話となりますけれどこちらは少々特殊なことが発生しており…?
ちょっとおバカめなお話からかなりシリアスなものまでありますけれどやはり面白いもの…その一方でこのコミカライズ版自体は2024年冬発売予定という次巻で最終巻となるとのことでした。