□君と綴るうたかた(5/百合姫コミックス)
■ゆあまさま
→前巻(第4巻)
(個人的度数)
○おすすめ度:★★★★☆
○百合度:★★★★☆
(日誌に記載のある関連作品(※最新1作品のみ取上))
○『イケメンすぎです紫葵先パイ!』:同一作者さまの単行本
(作品について)
恋人ごっこをすることになったお二人を描いたお話です
この巻では雫さんと夏織さんの妹さんとの対立から描かれますけれど、その対立は結局のところ妹さんにとって夏織さんはとても大切な人であるというためであり、その彼女の気持ちを通じて雫さんは自分の気持ちを完全に理解するに至るのでした。
一方、夏織さんの容態は着実に悪化していってしまっており、先のことを考えると雫さんは物語の筆を進めることができなくなっていってしまいます。
そうした絶望的な状況下で、夏織さんは生きている間に自分ができることをしようとしており…とにかくここまでくると絶望的な未来しか見えず重くつらい状態になってくるわけですけれど、あとがきによると次巻で最終巻になるとのことで、何とか最後まで見守ってみましょう。