2008年09月13日

ノゾミカナエタマエ 〜Who Dreamed It?〜

―まるで舞い散る花びらのように。
ひらりひらりと、踊る蝶のように
白い雪は、儚く消える―


〜拍手のお返事〜
21:40・21:41(昨日)>
う〜ん、榛名まおさまの作品、私は昨日のものと『ぐーぱん!』しか知りません…でも、他に何かあるのでしょうか♪
もし調べにいくのでしたら、お気をつけて…。

21:43・21:46(昨日)>
あっ、私も藤枝雅さまの公式サイトを拝見しました…確かにドラマCDの脚本を4つもみたいで、楽しみでもありますけれどご無理はなさらないでいただきたいものです。
『飴色紅茶館歓談』の単行本の準備とは、非常に楽しみなことです…いつものあれというとやはりドラマCDのことかもですし、こちらも楽しみです♪


アトリエシリーズ最新作でDSで発売される予定の『アニーのアトリエ 〜セラ島の錬金術士〜』ですけれど…
ガストゲームズサポーターズリンク「マナケミア・アルトネリコ2」公式サイトはこちらへ!
…ガストさまのサイト内に公式サイトができておりました。
あわせてストーリーや登場人物の情報などが少しだけ公開されておりましたけれど、やはり男キャラに力が入っている感じでしょうか…。
物語からして「リゾート開発に最も貢献したものには、マイスターの称号とともに、王子様と結婚し、何不自由ない生活が送れるかもしれない」でございますものね…。
イラストもやや微妙かもしれませんけれど、『リーズ』といいDSはなぜか声優さんがなかなか豪華…主人公は野中藍さまで、他にも沢城みゆきさまの姿が現在のところ確認できました♪

ゲームのシステムはもちろんアトリエシリーズですので調合や探索などありますけれど、このゲームの特色はリゾート開発でしょうか。
つまり『トリスティア/ネオスフィア』みたいに島を開発していくわけですね…『ヴィオラート』はお店経営でしたっけ?(何)
ともあれ、過度な期待は禁物な作品ですけれど『マナ・ケミア2』よりは大丈夫だと願っておきましょう。
…2009年冬発売予定だなんて、恐ろしく先のことですけれど…。


では、先日クリアしたゲームのレビューをば♪
ノゾミカナエタマエ 〜Who Dreamed It?〜
□ノゾミカナエタマエ 〜Who Dreamed It?〜
■サークル【VALLEL】さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(2.5)
 ○システム評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.3)
 ○声優評価:★★★☆☆(2.5)
 ○難易度:★★☆☆☆(2.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

これは先日夏のイベントのアイテムとして届いたものの1つで、何となくよさそうに感じたので購入をしてみたものとなります。
ジャンルはアドベンチャー…いわゆるギャルゲーなどと同様、文章を読み進めていってときどき選択肢が現れたりするかたちでございますね。
ボリューム的には『その花びらにくちづけを』シリーズの1つの作品よりやや長いくらい、でしょうか。

内容のほうは、1冊の本を巡って不思議な世界に入ってしまった少女たちの物語…。
黒猫…?
…主人公は『古本屋 こほにゃ』という古本屋さんの店長代理を務める猫耳の少女、真琴さん。
どうして彼女が猫耳なのか、それはこの物語ではおぼろげにしか明らかになりません…このゲームを制作されたこちらのサークルさまの以前の作品にその名も『古本屋 こほにゃ』という名前の作品がありますので、おそらくそちらで明らかになるものなのだと思います。
もしかするとこれも姫カットといえるかもしれない髪型に猫耳…黒猫を連想させる、しっかりとしたかたながらゲーム中で感じた限りどことなく優柔不断な雰囲気のあるかたですね。
物語は、その真琴さんがいつもどおり古本屋さんの店番をしていたら、突然不思議な世界へと飛ばされてしまったところからはじまります。

不思議なそのセカイは、普通の町に見えるながらも人の姿が見えず、家の中など真っ暗で、しかも結界に囲まれたところ…そんなセカイで、真琴さんは鍵を握る3人の少女と出会います。
他作品から…?
…左からリアさん、鼓さん、天禰さんとなります。
リアさんは天然な、鼓さんはまともな、天禰さんはツンな雰囲気ですけれどまっすぐなかたとなりますね…♪
その不思議なセカイは、その3人が古本屋さんで手にした何でも願いを叶えてくれるという『一冊にして全なる書』を使って構築されたセカイ…真琴さんはその3人とともに、元の世界へ戻るためにセカイの謎を解きつつ行動をともにすることになります。
ちなみに、この3人、それにこの3人と対になるサブキャラたちを含め、やはりこのサークルさまが以前に出した別の作品の登場人物だとのことで、一種のクロスオーバー作品ということになるのでしょうか。

ゲームの世界観としては『鏡の国のアリス』を模した、夢の中のお話…ゲームとしてはまず3人のルートをそれぞれ終了することになります。
ルート的には天禰さんルートが切なくも百合的に素敵です…他のお二人は元となったゲームが男主人公の作品ということもあり、男の影が…(といってもこの作品自体には男キャラは皆無なのですけれど、ね?)
全てのルートを終了することで、画面にトゥルーエンドへの道が現れますので、そこで残された謎が全て解明されていきつつ…
白猫…?
…最終的に、雪の降る公園にて真琴さんの対となる存在、マコトさんと対峙することになります。
彼女、はじめ出会ったとき…いえ、それどころかこのルートで対峙するまでずっと高飛車で嫌な性格の全ての黒幕かと思っていました…けれど、いえいえ、なかなかどうして…♪
この作品はあまり内容を詳しく書いてしまうと謎が解き明かされていく過程を楽しむことができませんので結末に至るまでの詳細などは全て伏せておくことにいたしますけれど、個人的には好きな内容だったかと思います♪

イラストのほうは、CGと立ち絵との差がやや感じられますけれど、悪いものではないかと思います♪
グラフィックは普通かと思います。
システム面では既読スキップなどアドベンチャーゲームの基本は抑えております。
内容のほうは、個人的には好きなお話です♪
登場人物も、まず天禰さんと妃華さんがキャラ的にも百合的にもかなりお気に入り…でも、トゥルーエンドを見て、あまり好印象でなかったマコトさんとイリスさんも好きになりました♪
音楽のほうは普通ですけれど、オープニングとエンディングが両方ボーカルソングであったのはよきことです♪
声優さんは、同人ゲームなのでなじみのないかたがたですけれど、でも声はさすがに合っております…特に主人公の真琴さんなどぴったりではないでしょうか♪
ちなみにこのゲームはフルボイスとなっております…日記帳もしゃべります(何)
難易度のほうは、謎は読み進めれば解っていきますけれど、3人のルートに入る分岐がやや解りづらいかも…一応バッドエンドもありますけれど、常識的な選択肢を選んでいけば問題はありません。
百合的には当初は天禰さんと妃華お姉さまの悲恋、花菜さんの鼓さんへの片想い、そしてイリスさんの妹への想い…と、天禰さんは百合的にもよい感じながら残り2人はそうでもなく、そのまま最後まで行けば百合度評価は3.0といったところだったかもしれません。
けれど、憎たらしいかたと思っていたマコトさんのツンツン振りが結局はデレの裏返しであったことが判明しましたので、もうこれは…♪(真琴さんは鈍感ですが)
付加要素としては、CGモードに音楽モード、キャラクター紹介とシーン回想モードと一通りのものが揃っております。
ともあれ、何となく購入をした作品にしてはよいもので、また予想以上に百合度が高く…
ノゾミカナエタマエ応援中!
…この作品はなかなかよい、個人的にはお勧めできる作品だったかと思います♪

この作品の登場人物の登場する、このサークルさまの過去作品…男主人公の作品はともかく、『こほにゃ』は買ってみる価値があるかもしれませんね…。
百合要素がないにしても、真琴さんとマコトさんの猫耳の謎など、色々解けるかもしれませんし…。
ちなみに『こほにゃ』の在庫は虎穴通販などにはありませんでしたけれど、ホワイトキャンバス通販にあることが確認できていますのであとは決断を下すのみ…そのホワイトキャンバスの店舗は『東方地霊殿』の発売する9月16日の23時から17日1時まで深夜営業を行うらしい?
そこまでされるのですね…確かに私がこんな同盟を作ってしまった様な人気作の新作ではありますし、私も予約をしておりますけれど…。
以前行ったいちごさんの集会、やはり時期がはやすぎました…夏のイベントでの現時点での最優秀同人ゲームはこれになります(『地霊殿』がきても変わらないかと…)
この記事へのコメント
シャッスっ☆

藤枝雅さま
…楽しみなコトです♪
けれど、やっぱり無理はして欲しく無いですね…;


アトリエは…そんなに先のお話だったのですね?
うーむ、ゲーム雑誌で読みましたけど…何だか微妙かも?
マナケミアよりは、期待出来そうですが♪

沢城さんがいらっしゃるなら、大丈夫ですねっ☆(何)

うゅ♪
かなりの高評価ですねっ☆
何だか…主人公さん、某ネコミミモードを彷彿とさせます…(何)

お買い物の時には見つからなかったのですが、良い感じですし♪
うみゅ、メロンブックスの通販で買えるのかしら…?

でわわん☆
Posted by 桜花 at 2008年09月13日 07:39
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、なのでし…何とか大丈夫そうではありますけれど…。

はい、ちょっとびっくりでございました…。
とりあえず、そんな先のことでしたので、まずは見守っておきましょう♪

でも、沢城さまは妖精さんの役…(何)

はい、百合的にもよい作品だったかと思います♪
メロンブックスではどうだったでしょうか…ホワイトキャンバスにはあったみたいなのですけれど…。
…って、通販をご利用になられるのでしょうか…♪(何)
Posted by 桜乃彩葉 at 2008年09月13日 09:05
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