□HONEY CRUSH(1)
■椿あすさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
○内容評価:★★☆☆☆(2.3)
○百合度評価:★★★☆☆(3.2)
○総合評価:★★★☆☆(2.5)
こちらは過日『ソルフェージュ 〜Sweet harmony〜』などとともに購入をしてきたもので、百合姫コミックスということもあり購入をしたものとなります。
先日読んだ『カシオペア・ドルチェ』や『オトメキカングレーテル』同様、こちらも『百合姫S』にて連載されている作品となりますね。
作者は『百合姫S』創刊時から一貫して表紙イラストを描いていらっしゃる椿あすさまとなります。
内容としては、好きになってしまった女の人を尾行しているうちに交通事故にあって亡くなってしまい、けれどその想いのためにこの世に未練が残ってしまったためか幽霊となってしまった雨宮みつさんのお話となります。
みつさんは自分が幽霊なのに幽霊や妖怪といった類のものが嫌いな、そしてかなりやきもち焼きでもあるご様子の女の子…。
そんなみつさんが惚れた相手の女の子は美桜まどかさんとおっしゃり、おっとりしたやや天然かもしれない雰囲気のきれいなかた…まどかさんは霊感がありませんので、幽霊になっても自分につきまとっているみつさんには全く気づきません。
一方、そんなまどかさんの通う学校のクラスに野久恭子さんというボーイッシュな雰囲気のかたが編入してまいりますけれど、恭子さんはまどかさんの幼馴染であり、そしてまどかさんのことがお好き…さらに霊感がありみつさんのことが見えてしまいます。
そのためみつさんと恭子さんは恋のライバル関係となるわけです…けれど、何としたことか、二人が争っている間にまどかさんは中学校の同級生だったとかいう男と恋人になってしまいました。
…かなり序盤でそうなりましたので、『百合姫S』を読んでいた当時、思わず雑誌を破り捨てたくなってしまったのは言うまでもありません。
まどかさんのことを諦められないみつさんですけれど、なぜか恭子さんの家に居候することになります。
二人は恋敵であり、そして変な男が現れたとはいえ諦めたわけでもありませんのでいわば敵対関係なのですけれど、みつさんは妙に恭子さんのことが気になるご様子…恭子さんのお家にいる座敷童子にやきもちをやいたりと、もしかすると…?
ちなみに、私がこの作品で一番好きな登場人物はその座敷童子さんです…本好きで無口なちみっこで着物を着た非常にかわいらしい女の子で、この子を見るためだけにこの作品を買ってもよいのではないか、と思ったりもしてしまいます♪
イラストのほうは悪くありません。
百合的にはみつさん→まどかさん←恭子さん、かとはじめのはじめは思っていたのですけれど、どうもこれはみつさんと恭子さんが…というお話になるっぽいみたいで、それはそれでよいと思います♪
っと、その割にはまどかさんのエピソードが多すぎですけれど…まどかさんが邪魔な男と別れて、という展開でしたらよいのですけれど、そうでないのでしたら彼女のエピソードはもうあまり必要ない…。
ともあれ、今言えることは座敷童子さんがかわいらしい、それだけです!
…やっぱり、少しでも男が絡むと評価を下げてしまう傾向がありますね、私は…結末を見ないとですけれど、百合雑誌であの男は邪魔以外の何者でもないと言い切って当然ですよね?
最近は設定を見ただけでため息をついて私の中で「なかったこと」にしてしまうアニメが多い…というよりほとんどがそうなのですけれど、逆に設定「だけ」見ると面白そうなアニメが…『ヘタリア』ってずっとただのBLアニメか何かかと思っていたのですけれど、国を擬人化した作品だったのですね…。
その設定は非常に面白く、興味深いですね…もちろん、男ばかりの作品ですので観るわけございませんが(逆ならよろしかったのに…)
…しかし、実際のイタリアから苦情はこないのでしょうか…いえ、かの国は大らかですからこんなアニメのことで目くじらを立てたりはしませんか(何)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
むぅ…読まれてしまったのですね…。
あの方の絵は好きですけど、そう言う作品を書く傾向がありますから…あまり好きくありません。(ぇ)
男性キャラを出すなとは言いませんけど、百合的に邪魔なキャラはちょっと…ですよね…あぅ;
とりあえず、座敷わらしちゃんを愛でる漫画ですねっ☆
『ヘタリア』は、イタリアから苦情は来ませんけど…韓国からクレームが来たみたいで。
Web配信のみになってしまいました…意味が分かりません;
でわわ♪
シャッス!です♪
はい、読んだのですけれど、やはり少々微妙な作品でした…。
このかたの作品は他には知らないのですけれど、それはよろしくない傾向ですね…。
う〜ん、あの展開はやはりよろしくないかと…座敷童子さんはかわいすぎますけれど♪
と、なるほどです…クレーマー国家は少しでも気に入らないことがあるとそうしますからある意味仕方ございませんけれど、そのクレームに屈するというのは情けないことです…。