□帝立第13軍学校歩兵科異常アリ!?(1〜3)
■石田あきらさま
○イラスト評価:★★☆☆☆(2.2)
○内容評価:★★★☆☆(3.3)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
これは過日『アルカナハート』のガイドブックなどとともに購入をしたもので、お世話になっている桜花さまにお勧めされたということもあり購入してみたものとなります。
コミックスとしてはもうおなじみのまんがタイムきららコミックスとなります。
内容としては、ヴィルアセム帝国という大きな帝国の片隅にあるリオン地方にある第13軍学校に通う1年生のかたがたを描いた作品ですね。
この作品は4コマとストーリーものが混在したものとなっておりますけれど、巻が進むごとに4コマの比率が減ってきている様に感じられます…つまり第1巻の頃は平穏な日常を描いていましたけれど、お話が進むごとに徐々に波乱を含んだ感じとなってきた、というところでしょうか。
主人公のクリスさんは馬でも持ち上げられる怪力を誇る女の子…武器を選ぶ際に普通の武器ではことごとく壊れてしまいましたので、数人で使用する様な攻城戦用のハンマーを使用することになったという…。
その他なぜか人に飼われている動物限定で会話をすることができる能力を持っておりますけれど、これは牧場主の娘ということも影響しているのかも…ともあれ多少大雑把な感じですけれどいい人で、主人公タイプといえるかたでしょうか♪
ちなみにクリスさんをはじめ物語のほとんどのかたは作品のタイトルどおり歩兵科に属しております…この学校には歩兵科、騎兵科、魔法科の3つがあり、騎兵科のみは貴族などが多く通うこともありメイドさんなどがいたりしますけれど、歩兵科は校舎も古くずいぶんぞんざいな扱いを受けているみたいです。
でも、陸軍の基幹は基本的に歩兵ですから、大切な科でございますよ?(何)
1年生にはそんな怪力のクリスさん以外にも、個性的なかたがたがたくさんいらっしゃいます♪
まずはクリスさんの寮でのルームメイトでもあるメノアさん…彼女は猟師に育てられましたので弓の腕はかなりのものですけれど、実はその猟師は育ての親で、実の親は別にいるらしいです(重要な伏線の様に描かれていましたけれど、果たして…?)
それはともかく彼女は長い黒髪のよい雰囲気を出していらして成績などもなかなか優秀、しかもクリスさんに一目惚れをしていらっしゃるというよいところばかりのかたですね…クリスさんは今のところ全くその気はなく気づいてもおりませんけれど、どうなるでしょうか。
クラスメイトのラフィスさんは騎兵科に入学したもののちみっこで馬に乗れないため歩兵科に転属された12歳…12歳ですけれどさらにちみっこに見えてしまう女の子です。
なかなか由緒正しい家柄の娘ということで高慢なところが見られますけれど、ちみっこですのでそうした面も微笑ましくかわいらしいもので、基本的によい子ですからよい感じです♪
そんなラフィスさんと同室となっているのはクレアさんで、小さい子の扱いに慣れているということでラフィスさんも手懐けていらっしゃるご様子…人当たりのよいいいかたですけれど、極度の方向音痴なところがございますね。
その他、騎兵科のお嬢さまや魔法科の女の子、同盟国のお姫さまなど、愉快で魅力的なかたが多く楽しい作品です♪
解説によると男子生徒の数のほうが多いはずで、クールで裏のありそうな男など多少邪魔な男の姿も散見されますけれど、今のところは特に邪魔と感じる描写もなく、一安心です。
…担任のゆとり教育な先生、個人的には好きですね…巻が進むごとに出番がなくなっていきますので、残念なことです。
物語は上級生で皇族の双子の娘の暗躍(?)などで色々なことに巻き込まれるもののそれを乗り越え、今は主だったかたがたと帝都へやってきているところですね。
また何か事件が発生したところで、続くとなってしまっているわけですが…。
ファンタジーな学園ものということで、以前読んだ『めげない! ひよっこ精霊士』あたりに少し雰囲気が似ているかもしれません。
ストーリーが進むのはよいのですけれど、個人的な気持ちとしては、この『帝立(以下略)』についてももうちょっとだけのんびりとした日々を見ていたかったかも…?
…第1巻のあとがきで、当初はクリスさんがとにかく男子にモテまくるお話にする予定だったとのことですけれど、担当さんの言うとおり本当にやらなくてよかったですね。
イラストのほうは普通です。
百合的にはメノアさんのクリスさんへ対する想いがありますし、他にも少しある様な…クールな男などの今後次第ですけれど、個人的には百合方面へ進むか、それがダメでしたら恋愛要素なしのまま進んでもらいたいです(世界観やキャラなどどことなく似た雰囲気のある『マリー/ユーディーのアトリエ』でしたら一番身近な女の子とラブラブルートに入るのですけれども…/何)
ともあれ、なかなか面白いよい作品でございました♪
けれど、第3巻が出てから結構間があいていますけれど、第4巻はまだ出ていないみたい…とはいえ、第2巻と第3巻の間も2年くらいあいておりますので、いつかは出るはず、ですね。
昨日の日誌に書いたとおり残念ながらデータが消えてしまった『ロマサガ3』ですけれど、幸い1からやり直しというわけではなく少し(?)前からやり直しでしたのでまだやり直す元気もあり…これが1からでしたら、もう気力が失せていたことでしょう。
その『3』のやり直しモードは早々に機動装甲とヒドラレザーを製作でき一安心…といっても鎧系ははスターチェイルにタイタンスーツ、あとは月白のローブ使用ですので、それらを使うことはないのですけれども…。
物理防御と魔法防御のバランスを取るのは難しい…スターチェイルは優秀な防具ですよね(防具の△マークまでは耐性あり、なのですよね…?)
ともあれ昨日はヴァンパイアの館の最下層で無事月下美人を手に入れることができました…これでひとまず『3』は置いておき、『2』のクリアのほうへ力を入れたいと思います。
いえ、ソフトの抜き差しをできるだけ減らしたいので…幸い、『2』のほうはすでに皆さんのHPは999、得意武器及び術レベルは全て50、さらには宮廷魔術師のルビーさんの小剣レベルまで50になっており、現在クリアへ向けすでにラストダンジョンという名のダンジョンにいる状態ですから、あとわずかなので一気に…(それはそれでさみしくもあるのですが…)
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うみゅ、お読みになられたのですねっ☆
私の好きなキャラは…勿論メノアさんです♪
黒髪ロングですし…少しヘタレかもですけれど;
後は途中で出てくる魔法科の娘…でしたっけ♪
が大好きです☆
私的には、男キャラも邪魔では無い珍しい作品ですっ☆
それに、この作品の様な世界観は大好物です…☆
ファンタジーな学園物…とかですね♪
剣と魔法の世界…素敵ですっ☆
石田あきらさんの作品には、『オニナギ』と言うのもありますけれど、此方は和風な奇伝ぽい作品で…ある意味真逆ですね♪
百合かどうかは分かりませんけど、女の子が主人公ですので…気になりましたら♪
でわわ♪
シャッス!です♪
はい、ずいぶん遅くなってしまいましたけれど、読んでみました♪
そうでございますね、私もそのかたが好きでございますけれど、ちみっこのかたなども捨てがたく…♪
そちらのかたもよい感じですし…♪
男キャラも、恋愛要素に発展しなければ問題ないですね…そんなことにさえならなければ…。
なるほどです、私もこういった世界観のお話は好きですね♪
よいものでございます♪
ふむふむです、悪くなさそうなものでしたら読んでみてもよいかも…?