2009年03月20日

Romancing Sa・Ga2

先日クリアしたゲームのレビューをば♪
【パッケージなしで借りましたので残念ながら写真はありません…(何)】
□Romancing Sa・Ga2
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○グラフィック評価:★★☆☆☆(2.3)
 ○システム評価:★★★★★(5.0)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.4)
 ○難易度:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(1.0)
 ○付加要素(おまけなど):☆☆☆☆☆(0.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

これは過日スーパーファミコンの本体や『聖剣伝説3』とともに借りたもので、お世話になっているつばささまが一押しされていらして、また貸してくださった子も確かに面白いと太鼓判を押してくださいましたので借りてみたものとなります。
発売されたのは1993年とかなり古い様子…以前クリアした『聖剣伝説3』よりもさらに古いですけれど、以前GBAで借りた『ファイナルファンタジーX』のオリジナルよりは少し新しいみたいです。
制作された会社はそれらと同じところ…これを貸してくださった子曰く「改悪リメイクしか出さないことで有名」らしいスクウェア・エニックスです。
…そんなことを言われると、このゲームや『ロマサガ3』『聖剣伝説3』はリメイクしなくていいです、と思ってしまいます…移植、なら安全?

内容としては、プレイヤーはバレンヌ帝国という一国家の代々の皇帝となり世界を統一することを目的としたゲームとなります。
…なんて書くとシミュレーションなゲームに聞こえますけれど、この作品はRPG…世界統一といっても皇帝は魔物と戦うことがほとんどですし、別に人間の国同士が争うなんて事態はありませんでしたから。
世界には20近い地域があり、皇帝はその1つ1つの地域にある問題を解決したりすることでその地域を支配下に収め、勢力を広げていく感じとなりますね。
けれど、全ての地域を勢力下に収めてもゲーム終了にはなりません…この世界には七英雄という愉快なかたがた、いえかつて英雄だった者たちがいて、皇帝は彼らを倒すのが最大目的となっていますから(といっても、どうして彼らと戦わなければならないのか、なかなか難しいところ…古代人にそそのかされてしまった、というのが真実でしょうか)
…ここまで戦闘などがオーソドックスな雰囲気のRPGをする機会って、私は案外なかったり…『アトリエ』シリーズくらいかも?(あれは戦闘メインではないゲームですが)

このゲームの特色としては、広大な世界に勢力圏を広めていくためには一代の皇帝だけでは無理ですので、数千年という単位でゲームを進めていくというところでしょうか…その代々の皇帝を操作していくわけですね(能力は継承されていき上積みされていきます)
このゲームには仲間にできるクラスがたくさんおり、その中から代々の皇帝を選んでいくわけで、魅力的なかたがたくさんいますのでかなり迷ってしまうところです♪
紹介するときりがなくなりますので、それはまた機会があれば…過去の日誌を根気よく読んでくだされば、ある程度は…(何)
最後の皇帝はゲームはじめに自分で性別と名前を設定したかたとなります…私の場合はエリノアさまです。
そのエリノアさまの代になる頃には地域は全て統一されていて、残りは七英雄の撃破のみという感じ…これまで倒した順番にワグナス氏、ボクオーン氏、ロックブーケ氏、ダンターグ氏、クジンシー氏、ノエル氏を倒しており、残りは1人となっておりました。
そこで最後のボスの待ち受けるダンジョンへの道が開け、そこを守る最後の1人の七英雄、スービエ氏を倒し、そして最後の敵…合体した七英雄と戦うこととなります。
合体した七英雄はさすが元が7人ですから最後には7回連続攻撃をしてまいりました…なかなか倒れてくれず手強い相手でしたけれど、リヴァイヴァとエリクサーをきちんと使えばそう苦戦する相手でもなかったでしょうか(『3』にも出てきたアビスゲートとか何の意味があるのかよく解らず…)
ちなみに、この七英雄という敵はかなり個性的で面白いかたがた…個人的には鍛錬バカのダンターグ氏に何だかひどい扱いのクジンシー氏が好印象です♪(クジンシー氏はレオン帝の仇ですが…)
もちろん最後の敵である七英雄を倒したらエンディングですが、エンディングはエリノアさまが退位して帝国が共和国となって終了というもの…オープニングに繋がっていたのは面白かったですけれど、何だかストーリー的に謎が結構残ったまま終わった感じです。

エンディングでは歴代皇帝の功績が年表になって出てまいりました。
それによると…
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1000年 術研究所建設(エメラルド帝)
1253年 カンバーランド制圧(オニキス帝)
1529年 帝国大学建設(リューシアナッサ帝)
1530年 ヴィクトール運河制圧(↑)
1781年 レオンブリッジ建設(アグリッピナ帝)
2284年 ワグナス撃破(ルナ帝)
2534年 新市街地建設(ソフィア帝)
2535年 ボクオーン撃破(↑)
2785年 ロックブーケ撃破(ナウシトエ帝)
3035年 ダンターグ撃破(ガーネット帝)
3286年 クジンシー撃破(エリノア帝)
3288年 ノエル撃破(↑)
3289年 スービエ撃破(↑)
3289年 七英雄撃破(↑)
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…こんな感じで、1000年がゲーム開始年ですので2000年以上にわたり頑張ってきたみたいです(その割には文明が全く進歩しませんが…)
年表に出たのはこれだけでしたけれど、正確に書くとオニキス帝とリューシアナッサ帝との間には人魚イベントをこなすために即位させた名前を忘れてしまったサイゴ族皇帝がおり、アグリッピナ帝とルナ帝の間にはテティス帝がいらっしゃいました。
そう見ると、宮廷魔術師とネレイドでそれぞれ3人も皇帝になっているという事態…あとはアマゾネスとインペリアルガード、ホーリーオーダーが1回ずつでございますね。

仲間になるクラスについて、皇帝即位回数からも解るとおり、宮廷魔術師とネレイドの2つがもっともお気に入りです♪
あとはアマゾネス、インペリアルガード、ホーリーオーダーも皇帝にしておりますしもちろん好きです♪
皇帝にする機会がなかったものの好きなクラスの筆頭は帝国猟兵…テレーズさんは最後の皇帝のときを含め3回、イザベラさんは2回パーティに入れましたものね♪
あとは軽装歩兵やイーリスも好きでしょうか…♪
上にあげたクラスは全て女のかたですけれど、男ではサラマンダー(あれ?)にデザートガードとフリーメイジ、サイゴ族あたりがよろしゅうございました♪
逆に男女ともにシティシーフとノーマッド、あとは海女と軍師に格闘家、ハンター、モールは全く使う機会がありませんでした…他のクラスは1度は使っているはずです。
ちなみに、最終パーティは剣と大剣担当のエリノアさま、弓担当のテレーズさん、槍担当のミネルバさん、術及び小剣担当のルビーさん、術及びかめごうら割り(何)担当のソフィアさんというメンバーで固めてみました…いずれもお気に入りのクラスのかたがたですし、満足のいくパーティです♪(ネレイドについては仲間よりも皇帝にしたいクラスですね)
HPは全員999、ルビーさんの小剣レベルを0から50まで上げたりしてしまいました…。
…好きなキャラクターランキングなど、いちごさんの講座などで開いてもよいかもですね。

イラスト評価、といっても味方キャラはドット絵のみですし、敵モンスターの絵で判断するしか…悪くはありません。
グラフィックのほうはさすがに1993年の作品ですから色々見劣りはしますけれど、それでも特に気にはなりませんでした。
システム面はかなり見るべきものがある作品かと…先に触れた皇帝の継承もそうですし、武器を使うことで新しい技が閃くというのもなかなか珍しいものの気がいたします(技は何とか全て覚えられたっぽい…?)
その他ストーリー進行がかなり自由度が高かったり、戦闘で得られる収入が国庫へ入りそれで武器防具の開発や新たな施設の建設を行ったりと、他のゲームでは見られない様なことが行われたりしますし、システム評価は5.0でよさそうです♪
内容的にはストーリーの説明が不親切で残された謎が結構多い気がいたしますけれど、自由度が高いためにすることがかなり多く、なかなか楽しく進めることができましたし、エリノアさま登場までに好きなキャラを何人も主人公にできたりと面白いものでした♪
音楽のほうは『聖剣伝説3』ほどではありませんけれどよきものだったかと思います…けれど、やはり音質はやや残念でございますね…。
難易度について、自由度が高い分予期せぬことがよく起こったり、あと特に中盤以降で敵が強く感じられたりと、過去にやったRPG系のゲームよりはやや難しかった気がいたします。
百合的にはないですけれど、パーティを全員女性で組んだりと、妄想の範囲で…付加要素は全くありませんでした。
ともあれ、かなり自由度の高い、キャラクター的にも魅力的なかたが多く(エリノアさまもよろしゅうございましたよ?)、色々と楽しい、やりこみ要素もかなりあるよき作品でございました♪
ここまでやりこんだゲームは『ユーディーのアトリエ』以来かもしれません(現在進行中の『ロマサガ3』も含まりますが)…どちらもやりこみ要素以外もよい感じの良作です♪
…っと、以前クリアをした『クラフトソード物語2』も結構やりこんでいたのかも?

やはり、RPG系のゲームは最新作を探すよりも古い作品を探したほうが当たりが多いのかもですね(古い=悪い、ではありませんから)
ということで、引き続き過去のゲームを…まずは当然現在進行中の『ロマサガ3』に集中いたします。
その後は以前『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』『SaGa Frontier』を購入しておりますし…♪

ちなみに、これと『聖剣伝説3』のSFC2作品をクリアしましたけれど、最初に触れたとおりリメイクは別に必要ないかな、と感じます。
不安要素もあることながら、この時点で特に不満を感じなかったから、ですね(特に『聖剣伝説3』はグラフィックも満足です)…でも、あえてこの作品をリメイクしようというのなら、皇帝やメンバーをある程度自由に入れ替えることができる様にしてもらいたいかも?(『3』みたいに)
そうすれば、無理に殺してしまうというひどいことはしなくてもよくなりますから…逆に言えば、不満点はそのくらいだったでしょうか。
…ちなみに、現状では『ロマサガ3』はリメイクがあるならあったほうがいいかも、と感じます…キャラクター個々のイベントがあまりにもなくてさみしいのです。


ゲームといえば、公式サイトが少しリニューアルされ、こちらではフルアニメーション・オープニングも公開された…
トリガーハート エグゼリカ 公式サイト
…『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド』は発売予定日どおり、つまり3月26日に無事発売しそうです。
東方なゲームを今後は購入しないことにしたりとシューティングは苦手なのですけれど、『エグゼリカ』に関してはキャラクターが非常に魅力的ということもあり購入予定…。
オープニングテーマの作詞作曲は、かつて『メモオフ』をしていた私にとっては懐かしさも感じる志倉千代丸さまでしたか…♪
ちなみに、私は限定版での購入ですので価格は13,440円となかなかお高い…通常版は8,190円と、これもまた微妙に高いかも?
…って、以前クリアしたドリームキャスト版は、それよりも高い15,000円での購入だったのですけれども…。

一方、『エグゼリカ』と同じ理由で、格闘ゲームが非常に苦手であるにも関わらず購入するこちら
…『すっごい!アルカナハート2』のほうも、どうやら無事発売予定日である4月9日に発売しそうです。
こちらは価格が6,090円と『エグゼリカ』に較べたらややリーズナブル、かも?
この記事へのコメント
シャッスで〜す♪

うゅゅ♪
今のゲームより昔の方が名作が多く、古=面白く無い。
は、成立しないのですっ!

今の技術も凄いですけれど…技術が先行して内容が伴わないものが多いかもしれません;

なにより、お気に召されたのなら…なによりなのです♪

ウフフ…
アルカナハート…楽しみなのです♪
けれど、お金が…あぅ;

でわわ♪
Posted by 桜花 at 2009年03月20日 13:38
桜花さまへ>
シャッス!です♪
そうでございますね…データが消えやすい、というのが少々厳しいですけれども…。

最近のゲームはなぜか惹かれるものがなく…当面はPS2以降のゲーム機は必要性が感じられません。

はい、ここまでやり込めたゲームはそうありませんでしたし、よきものでした♪

私のほうはまずは『エグゼリカ』からでございますね…♪
『アルカナハート2』の2倍以上の値段というのがやや厳しいですけれども…。
Posted by 桜乃彩葉 at 2009年03月20日 19:03
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