□まなつラビリンス(1)
■桂よしひろさま
○イラスト評価:★★☆☆☆(2.2)
○内容評価:★★★☆☆(2.7)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(2.5)
これは過日『える・えるシスター』などと購入をしたもので、拍手で百合かもしれないと教えていただいたものとなります。
コミックスとしては『魔法使いしかっ』と同じものらしいです…つまりあまりなじみのないコミックスですね。
…6月に新巻が出ますので、やや急いで読んでみました(何)
内容としては、学校でいつもの生活をしていた女子高生たちが突然その学校に閉じ込められてしまう、というお話となりますね。
閉じ込められる、といってもどちらかというとSFチックな状況、つまり門などから外へ出ようとしても学校の中へ戻ってきてしまうという、空間が歪められてしまっているわけですね。
しかも、午後2時5分を境に、学校内の状況が毎日元に戻る…つまり購買の食べ物などが復活したりする、という以前読んでいたものの途中で百合度0と判断され切られてしまった『タビと道づれ』という作品に状況が似ておりますね。
ただ、こちらの作品がそういうことになってしまった原因は、どうも宇宙人のせいらしい…この作品の主人公で普通の女子高生の朱川真夏さんのみ、その宇宙人が見える様になります。
いえ、まだ宇宙人なのかははっきりしていないのですけれど、その宇宙人らしいものの話では、何か危険なものが学校にいるらしく、それを閉じ込めるために学校を別空間としてしまったというのです。
そして、その何かは真夏さんを除く、その空間に閉じ込められた3人の誰かの中に潜伏していて、それを見つけるためにはキスをしなければならないといいます。
ということで真夏さんはその3人とキスをしようとするのですけれど、なかなか難しい…簡単にできるはずはありませんね。
真夏さんとともにその空間に閉じ込められた3人とは、まずは真夏さんのクラスメイトで端正な顔立ちとボーイッシュな立ち振る舞いで下級生にも人気があるという高山葵さんですね。
第1話の最初の描写を見るとそう深い関係のお二人には見えなかったのですけれど、真夏さんは少し彼女のことを意識しているみたい?(上の事情がないにしても)
2人めは3年生の小森緑子さん…皆さんにはドリ子と呼ばれておりますけれど、彼女は漫画研究会に所属しており眼鏡をかけたなかなか好奇心など旺盛な、けれど変態なかたですね。
彼女に似たタイプのかたをどこかで見たことがあるのですけれど、何でしたっけ…ちょっと思い出せませんけれど、要するに変わり者、ですけれど嫌いではありません。
3人めは2年生の華王院さん…名前はなぜかまだ不明、霊感の強い、そして和服のよく似合うスタイルのよい長い黒髪の美人さんですね。
なかなか不思議な雰囲気をかもし出したかたですけれど、礼儀などには結構うるさいみたい?
実はもう1人、天雪りりぃさんという子も一緒に閉じ込められているのですけれど、宇宙人の話では彼女はイレギュラーらしく、キスの対象ではないといいます。
どうもりりぃさんは真夏さんのことがお好きみたいですので、キスをしてあげればよいと思うのですけれども…うまくいかないものですね。
第1巻では結局何の解決も見られなかったのですけれど、閉じ込められているなりに皆さんこの状況を楽しんでいる様子もあります。
宇宙人と接触できていて姿や会話ができるのは真夏さんだけですので、他の皆さんは今の状況が何なのか本当に解っていないのですけれども…。
そこはかとなく少し過激気味な描写がある様な、ない様な気がしないことのない作品ですけれど、表紙裏に「『ちょっとH』な学園SF群像劇」と書かれておりましたので狙っているのでしょう。
イラストのほうはやや微妙かもしれません。
百合的にはキスをしなければならない、ということを除けばりりぃさんにそんな雰囲気を感じるかも?
ともあれ、これは第2巻の展開次第の作品、というところでしょうか。
先日から再開した『ソルフェージュ 〜Sweet harmony〜』は、第4章まで終了…食欲魔人さんがとっても愉快でしかもかぐらさん想いのよいかたです。
すくねさまを差し置いて、現状では食欲魔人さんの好感度が私の中で最大となっているでしょうか…とにかくお話しをしていて楽しいかたです(学苑の食堂のシェフとの戦いも見逃せないところ…/何)
もちろん、すくねさまもよいかたです…その別人格らしいゆうなさんもよいですね。
まりさんは今のところ残念ながら敵キャラみたいな扱いにされておりますので、雅さんともども怖い人という印象しかないのは残念…この学苑の生徒会はスピカの生徒会以上に怖いところです(ゲームのメイン画面でかぐらさんの両隣にいる二人がこの二人に見える…実はまだ登場していないPSP版オリジナルキャラな後輩なわけですけれども、少しだけ外見が似ていませんか?)
琴美さんはやっぱりあの生徒会室でのやりとりはやりすぎだと思っておりましたよね…そう思わなければ人として間違っています(何)
ともあれ、この作品はどうして今まで止めていたのか後悔してしまうくらい、よい百合作品です…音楽パートを自力で演奏できれば、もっとよいのですけれども。
食欲魔人さんへの好感度が一番よい、と上に書きましたけれど、やはりまずはあのプロローグを見た以上はすくねさまルートを目指すしかありません…『SNOW』ではじめは澄乃さんルートを自然と選んでしまうのと同じ理由ですね(あんなに純粋に主人公のお嫁さんになるのを喜んでいた澄乃さんを放っておくなんて、できるわけ…)
すくねさまが終わったら、次は食欲魔人さんルートを目指し、その後はその時の気分次第でまりさんか琴美さん、あるいはPSP版オリジナルの後輩さんたちのいずれかのルートをやっていきたいと思います…『ロマサガ3』はミューズさまのレベルが50になるまでレベル上げですけれどおそらく『ロロナのアトリエ』が届くまでにすら終わらないかもですし、そちらはレベル上げを続けつつ『ソルフェージュ』終了を狙います。
…ちなみに、その『ロマサガ3』のほうはラティーナさんことエレンさんと妖精さんに次いでモニカさんの技レベルも50に達しました…ウンディーネさんの術レベルも49とあと一歩なのですけれど、ミューズさまだけは他の皆さんの2倍(技と術2つずつ)なためまだ45と、時間がかかりそうです。
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うにゃ、作品をお読みになられたのですね…☆
…う〜〜ん、そんな感じのゲームを私は昔プレイした事がありますの。
…凄くアレでしたけれど。
サスペンス…では無く、SFなのですね?(何)
オススメでしょうか…けれど今月は終了して(以下略)
『SNOW』をプレイすると、結婚したくなるらしい…と良く聞くのですけど、ねっ?(ぇ)
でわでわ。
シャッス!です♪
はい、読んでみましたけれど、どの様なゲームだったのでしょう…?
こちらはSFとなっておりますね…今は人が亡くなるわけでもございませんし。
…と、サスペンスだからと確実に人が亡くなると決め付けるのはよくない?(何)
う〜ん、現状ではそれほどお勧めというわけではございません…第2巻次第でしょうか。
結婚…は別にしたくなりませんけれど、子供がほしくなるかもしれませんね…♪