2009年07月12日

ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜

こちらの藤枝雅さまのブログによると、発売延期の続いた『飴色紅茶館歓談』第1巻の発売日がほぼ7月25日に決定したみたいです。
25日は土曜日ですので当日に購入するのは無理そうですけれど、なるべくはやくに購入したいものです。
…と、今月の『百合姫』も18日の土曜日発売予定なのですけれども、こちらは当日に購入予定…。


では、先日クリアしたゲームの感想です。
正統派の…
□ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜
 ○イラスト評価:★★★★★(4.7)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(3.3)
 ○システム評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○音楽評価:★★★★★(5.0)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.0)
 ○難易度:★★☆☆☆(2.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○付加要素(おまけなど):★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.3)

これは以前ガストさまの通販から届いた作品で、個人的に気になる作品ということで購入をしたものとなります。
『マリーのアトリエ』以来の伝統を誇る、おそらく『ファイナルファンタジー』『ドラゴンクエスト』『テイルズ』シリーズといった名だたる作品たちと同じくらい長く続いて、あるいはソフトが出ていそうなシリーズ(少なくとも『サモンナイト』よりは…)、『アトリエ』シリーズの最新作、『マリー』からはじまるプロジェクトNo.としてA11を冠するRPGな作品ございますね。
ブランド信仰の嫌いな私にとり、この『アトリエ』シリーズはゲームでほぼ唯一シリーズものとして好き、といえる作品でございますね。
といっても、やはりブランド信仰は危ういもので、私が数少なく信じていたものの1つであった大河ドラマも今年終わってしまったりして、『アトリエ』シリーズも近年は迷走気味で昨年購入をしたプロジェクトNo.10を冠する『マナ・ケミア2』も私には合わず、終わってしまったかと思っていたのでした…果たして、この作品はいかがでしょうか…。
また、こちらは私にとってはじめてのPS3なソフト…わざわざこの作品のためだけに以前PS3本体を購入しておりました。
…そういえば昨日は上で触れた『ドラゴンクエスト』の新作の発売日で行列ができるほど、とニュースでやっていましたけれど…ニュースでやるほどの大事件なのでしょうか(やはりイラストの時点で受け付けない私にとっては過剰なブランド信仰にしか見えなくて…)

内容としては、ゲーム開始時点でまだ14歳の少女であるロロナさんの物語…錬金術の師匠のアストリッドさんがやる気を見せないために取り潰しを受けそうになったアトリエをロロナさんが建て直していく、というものでございますね。
アストリッドさんは天才ながら変人、やる気のない人なのですけれども、どうしてやる気がないのかはエンディングで明らかになります…確かにやる気を失っても仕方のない事情があるのです。
ともあれ、ロロナさんは3年の間に3ヶ月ごとに国からの依頼を受けていき、それを1度でも失敗するとアトリエ取り潰し、という条件の中でアトリエを建て直していくのでした。

ということで、この『ロロナ』の目的は、3ヶ月ごとに国から申し渡される依頼を3年間にわたってこなしていくことでございますね。
その依頼は錬金術でできるアイテムの納入、がもっとも多く、他にもモンスター討伐やアイテム採取などありますけれど、いずれもそう難易度は高くなく普通にゲームを進めていたら軽くこなせるものばかりでございます。
そういう点では、ゲームクリア条件そのものとしてはほぼないといっていい『ユーディー』ほど軽くはありませんけれど気の遠くなる金額を集めなければならない『リリー』やお店の経営をする『ヴィオラート』ほどプレッシャーのかかるものでもなく、『マリー』程度の感じでございましょうか(『エリー』の目的って何でしたっけ…?)
その国からの依頼をこなしつつ、個々の依頼でお金を得たり調合をしたり、あるいはアイテムの採取をしに出かけたりと、まさに『マリー』から『ヴィオラート』まで続いていた正統派『アトリエ』シリーズそのものでございますね。
その様な単純なもののはずなのですけれど、なぜか一度はじめるとなかなか止まらない魅力が正統派なシリーズにはあるのですよね…今回もそうで、ずいぶんはやくにクリアしてしまいました。

調合システムなどは基本的に『ユーディー』『ヴィオラート』の『グラムナートの錬金術士』シリーズと同じでございます…『ザールブルグ』シリーズよりはやや簡略化した調合システムでございますけれど、それでも付加効果や品質など、色々奥深く、調合によっては本当に強力なアイテムを生み出すこともでき、やりこみ要素はとても強いですね。
ただ、『ユーディー』は期限がなかったので本当にのんびりやり込めたのですけれど、今回は3年という期限がありますので、あまりのんびりできません…とはいえ、順調に進めれば最後の数ヶ月は日数が空きますのでそこでそうしたやりこみをしてもよいと思います(『マリー』もそうなった気が…)
3年という期限があるから、『ユーディー』以外の作品同様に錬金術レベル(及び冒険者レベルにほむちゃんレベル)は最大50です(『ユーディー』は99)
調合アイテムのほうは、普通に進めていれば全て普通に作成できます…その点で『リリー』はあまりにも難しすぎました。
アイテムには品質があり、食べ物などは日がたつにつれ劣化しますけれど、その劣化速度はそうはやくなく、さらにある程度のところで止まるみたい?(『ユーディー』は劣化が進むと最終的に品質値0になって腐ってごみとなりますけれど、今作はいくら放っておいてもごみになりません)
さらに『ユーディー』では武器で敵を攻撃するごとに武器がどんどん劣化していって最終的には品質値が0にはならないものの1まで下がり、当然攻撃力も下がるものの、今作はいくら攻撃しても武器の品質値は下がりません。
…と、今回はイクセルという男キャラを仲間にしなければ作れないアイテムがいくつかあり、私は仲間にしておりませんでしたので作ることのできなかったものもございました(食べ物関係に穴が開きます)

アイテムの採取についても正統派『アトリエ』シリーズでおなじみの、自分の足で数日かけて採取地まで向かい、また数日費やしてその場所でアイテムを探す、というものでございますね。
『グラムナート』シリーズ準拠ですので、採取地はもちろんマップとなっておりそこを歩きつつアイテム採取、または敵と戦っていったりします。
『グラムナート』シリーズみたいに衝撃を与えすぎると壊れてしまうダンジョン、などというものはございません…オルトガラクセンは長いダンジョンでしたけれど、ほぼ長いだけ、でございましたし…。
採取地はいくつもの場所に分かれていて、そこを選択するごとに1〜4日たってしまうというのは、やや厳しかったでしょうか(どうして4日もたつの?)
けれど調合アイテムの羽さえあれば、一瞬でアトリエまで帰れますので帰還の日数は稼げます。

戦闘システムも基本的に下手に凝ったものではなく、正統派『アトリエ』シリーズのものでございますね。
今回は『ユーディー』にあったみたいなMPやLPはなく、全てHPに統一…スキルを使う際もHPを消費して使う、というかたちを取ります。
モンスターの数としては『ユーディー』より少なく、バラエティは乏しくややさみしかったでしょうか。
最大威力のレヘルンやテラフラム、浄化の炉などのエフェクトはなかなか素晴らしいです。
モンスターの強さはまず女の子だけで倒せる程度ですのでそう強くはありません…各採取地にはやや強力な敵がいる他、『アトリエ』シリーズおなじみの悪魔など強力な敵もおりますけれど、それなりのレベルか調合アイテムなどがあれば倒せます。
…今回敵に与えられた最大ダメージはレヘルンでの3000程度でございましたね…。

キャラクターのほうは、歴代最高を誇り異常ともいえる素敵メンバーの揃った『ユーディー』を別格としたら、その他のシリーズ同様になかなか魅力的なかたが揃っていたと思います。
主人公のロロナさんはドジっ子といった趣のかわいらしい女の子…『アトリエ』主人公らしく明るい子です。
マリーさんやユーディーさん、リリーさんといった歴代シリーズの主人公はいずれも素敵なかたがただったのですけれど、その皆さんと同じくらい素敵な子だったかと思います(まだ手を出せていないエリーさんやヴィオラートさんも素敵そうですし、この正統派シリーズの主人公は本当によい感じ…)
やはり正統派な『アトリエ』の主人公は女の子で、そして幼馴染や特に親しい女の子がいらっしゃいます…『マリー』のシアさん、『ユーディー』のラステルさんなどで『マナ・ケミア2』のウルリカさんにすらおりましたね(『リリー』は…イルマさん?)
この『ロロナ』にいらっしゃるのはクーデリアさんといってとってもツンデレな女の子…ロロナさんへの想いはラステルさんと同じかそれ以上くらいありそうな感じでございますね。
女の子で仲間にできるのはそのクーデリアさんともう1人、リオネラさんの2人だけという少々さみしい事態…他の作品では結構男女比は同数くらいだった気がしますのに…(一番下で触れる投票を見れば解りますけれど、その少ない女の子が人気ですのに)
リオネラさんは1人で旅をしているとっても人見知りな女の子で、この子もなかなかよい子でございます…しゃべる人形の漫才も面白いです。
『リリー』でのシスカさんや『ユーディー』でのエスメラルダさんといった騎士タイプの強い女の人はいませんけれど、クーデリアさんとリオネラさんだけでも十分(というか余裕で)最後まで進むことができます。
パーティの組合せとしても、なかなかバランスが取れているのではないでしょうか…リオネラさんは回復スキルを持っておりますし。
仲間にならない女キャラとしては、『ユーディー』などにも登場するパメラさんや若くして夫を亡くされたティファナさん、それにお城でお仕事の依頼を受け付けてくれるエスティさんなどがいらっしゃいますね…いずれもよいかたですけれど、パメラさんが一番よい感じでしょうか。
あとは師匠のアストリッドさんに、その師匠が作ったホムンクルスのほむちゃんがいらっしゃいますね…ほむちゃんは男女で選択でき、調合や採取を手伝ってくださいます(『ザールブルグ』シリーズの妖精さんの役割ですね)
思ったよりあまり活躍しませんでしたね、ほむちゃん…。
男キャラのほうは、仲間になる人としては王さまのジオさんが、クーデリアさんが憧れてしまうほど渋くてかっこよいおじさまですね…声が大塚明夫さまと渋い声でしたし、悪くございません。
あとはロロナさんの幼馴染その2のイクセルさんがいらっしゃいますね…彼を仲間にしないと一部入手できない材料が出てしまうというちょっと強制的に仲間にしなければならない仕様になっているのですけれど、私はそれでも仲間にしませんでした(結果全てのアイテムを作ることはできず…)
騎士のステルクさんは声が『トリスティア/ネオスフィア』のスツーカさん役の小杉十郎太さまとこれまた渋い声で悪くはありません(年は若そうですが)…仲間にする気にはなりませんでしたけれど、主君であるジオさんと行動させると楽しいことになりそうな気もいたします(仕事をしないジオさまにいつも頭を痛めているみたいですので)
もう一人タントリスとかいう人もいるのですけれど、彼とは正直関わりたくもありません。
女の子2人に対して男は4人仲間になるとは、少々バランスが悪すぎ…パメラさんも仲間になる様にしてくだされたらよろしかったのに(けれど、HPしかない今作では幽霊は厳しいですか…)
仲間にならない男キャラとしては行商人の男の子と武器屋の親父さんがおり、愉快で楽しいかたで男キャラでしたら親父さんが一番よいですね…もうシリーズおなじみの増毛イベントもございます。
しかし、本名のハゲル・ボールドネスという名前はもうそのままで、子供の頃からはげることが宿命された様なひどい名前…ボールドネス、もはげていることを意味する英語ですし…(名前で呼ぶと怒られます)
ということで、個人的に一番好きだったキャラは…
くーちゃん
…このクーデリアさん…と言いたいところなのですけれど…
りおちゃん
…リオネラさんも負けないくらいよいかたでしたし、そしてその二人よりもさらに…
パメラさん
…パメラさんのほうが一歩上でございましたね(何)
ロロナさん
…もちろん、主人公のロロナさんもよいかたでございました(画像は全て【(C)GUST CO.,LTD. 2009】…ガストさま提供です)

ということで、ほとんどその2人のみを仲間にした状態で最後まで進みました…昨日は3年間の期限の最後の3ヶ月、つまり最後の依頼をこなす期間を進め、そして終えました。
最後の3ヶ月はすることがありませんでしたので、レアモンスターの依頼をこなしてモンスター図鑑を埋めつつ、金や浄化の炉を作成して錬金術レベルを上げる日々…。
最終的には街の人気100%、クーデリアさんとリオネラさんとパメラさんにティファナさんと武器屋の親父さんとの交友値が100、ジオさんとの交友値が95、その他の男キャラとの交友値は0、冒険者レベル50、錬金術レベル49、ほむちゃんレベル50という状態でゲームを終えることとなりました。
最後の国からの依頼はこれまでの錬金術の集大成を1つ提出せよ、とのことで品質値120の金を提出しておりました…見事合格です。
エンディングでは、自分の足で街を歩いて皆さんと声を交わすことができました…あっさりしたエンディングの多い中、これはなかなかよいことで楽しかったです。
個人的にはやはりパメラさんとのやり取りが好きでございますね…パメラさんはテーマ音楽もとってもよいですし、やっぱり今作で一番好きです(『ユーディー』では仲間キャラですけれど、他にもエスメラルダさんやラステルさんにヘルミーナさんまでおりますから、なかなか難しいところですが…今作でも仲間になっていただきたかったです)
一度も仲間にしたことがなく3年めの冒頭でダメ人間と化したイクセル氏は食堂から姿を消してしまいました…一度も声を交わしたことのないタントリス氏すらいましたのに。
アトリエへ戻ると、師匠のアストリッドさんが弟子の活躍を目にしてやる気を取り戻し、アトリエから旅立っていきました…このあたり、アストリッドさんもやはりよいかたでございますし、今まで仕事をしていなかった理由も当然のところでございますね。
エンドクレジットが流れた後、ロロナさんはクーデリアさんとともに世界中のモンスターを倒す旅へ出ることになり、終了…。
これは、確かにクーデリアさんエンド…ですけれど、何と錬金術を放棄して冒険者として生きる、冒険者エンドとなってしまいました。
そう、冒険者レベルが最大の50だったのに対し、錬金術レベルが49で終わってしまったためにこうなってしまったみたいなのです。
クーデリアさんと二人で旅をする、というのは『マリー』でのシアさんエンドにも通じるよいものなのですけれど、錬金術を捨てる、というのは…。

その他、少し気になったこと…。
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○ゲームを起動するとシステムデータのロードが行われますけれど、中途半端に行われている気が…(音楽などのボリュームがそのごオプション画面を開くまで初期状態のまま…)
○クリアするとオープニング及びタイトル画面の音楽が変わりました(以前クリアした『アオイシロ』もそうなりましたね…『アオイシロ』は全トゥルーエンドを見た後でしたが)
○アトリエをつぶそうとしていた敵役の大臣が2年めに子供の悪戯を仕掛けてきて以降姿を完全に消してしまいました…。
○一部、明らかに達成不可能な依頼がある気がいたします…エスティさんから3年めに受ける依頼はやリオネラさんから依頼される一部のものは物理的に不可能です(装備品に「素人お勧めの」や「タンピージュ」な効果は絶対に付加できません)
○戦闘終了後に稀に画面がフリーズすることがあります…私は3回フリーズしました。
○これまでの作品に見られた、他のシリーズからのゲスト出演キャラがパメラさんしかおらず、多少さみしかったです。
○それどころか今作には『ザールブルグ』シリーズ以来おなじみの妖精さんさえ登場いたしませんでした…『グラムナート』シリーズや『イリス』『マナ・ケミア』シリーズにすら登場しましたのに…。
○お金にはそうそうこだわらなくっても大丈夫です…『ザールブルグ』『グラムナート』シリーズの様な調合器具は一切存在しないので、本と材料を買う程度です(しかも本もそう多くありません)
○PS3にもなって、どうして街の人たちに声がないのか…『リリー』『ユーディー』にはありましたのに(けれど『マナ・ケミア2』にもなく、その代わり今作も含め全ての人に名前がついております)
○『マリー』以来のことですが、序盤の依頼の中にはただ買ってくるだけで達成できるものも混ざっていますので、それをこなして人気を高めましょう。
○研磨剤ははやめに、後々にはエリキシル剤などもティファナさんのお店に委託して量産してもらいましょう。
○強力な爆弾や賢者の石は武器屋の親父さんに委託して量産してもらいましょう。
○浄化の炉や風乗りの羽根などはパメラさんに委託して量産してもらいましょう。
○多分料理はイクセル氏と仲良くなれば委託できると思います(私は彼をダメ人間にしてしまいました…料理は別になくても困りませんので実害はありませんでした)
○役に立たないと思っても、なるべく石ころは捨てずに確保しましょう(終盤で金を作る際、賢者の石1に対し石ころ9と大量に必要な事態となります)
○なるべく頻繁に実家へ足を運びましょう(時には両親がドンケルハイトなどをくださいます)
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イラストのほうはかなりよいです…以前クリアした『ソルフェージュ』にはさすがに及びませんけれど、歴代『アトリエ』シリーズの中では最上位に位置するくらいではないでしょうか。
グラフィックのほうは確かにPS3なだけあって鮮明できれいなのですけれど(これの前にやっていたゲームがこのスーパーファミコンの作品でしたし)、やはりこうしたファンタジーなゲームは3Dより2Dのほうがよいかと感じます…レヘルン最強ver.などを使ったときのエフェクトはよろしかったですけれども。
システム面のほうは個人的にシリーズ最高作と思う『ユーディー』の『グラムナート』シリーズ準拠ですので、本来の『アトリエ』シリーズらしい調合のやり込み重視のものとなっております。
内容面でも正統派『アトリエ』シリーズといった趣でよろしゅうございましたけれど、やや個々や街の人相手のイベントが少なく、全般的には浅く感じられました(過去のシリーズと較べても増えたという印象はありません)
音楽のほうはさすが『アル・トネリコ』なども作っていらっしゃるガストさまというところでかなりよろしゅうございました…特に各採取地の音楽はとってもよいものでした。
『アオイシロ』の音楽評価も5.0と、5.0濫発で甘い評価と思われるかもしれませんけれど、個人的には本当に好きな雰囲気のよい音楽なのです。
声のほうはまずまず皆さん合っていてよろしかったかと思います…ジオさまや武器屋の親父さんといったおじさんキャラが特によかったかもしれません(何)
難易度のほうは、上で触れた品質値やお金のこと、ロロナさんとクーデリアさんの二人だけでも鉱山くらいまでの戦闘なら何とかなること、普通に進めていれば国からの依頼も普通にこなせアイテムも作成できることなどから、『アトリエ』シリーズではもしかするともっとも簡単かもしれない、少なくとも初級に位置するものかと思います。(もちろんやり込み要素は『ユーディー』並にあります)
個人的に思う難易度は…
『ロロナ』<『マリー』(ここまで初級)<<『ユーディー』<<『リーズ』(ここまで中級)<<<<『リリー』(ここが上級)
…こんな感じになるかと思います(『エリー』『ヴィオラート』はできていない…)
百合的にはロロナさんとクーデリアさんですね…マリーさんとシアさん、ユーディーさんとラステルさんくらいはあったかと思います(といっても今回見たのは冒険者エンド…普通のクーデリアさんエンドでしたらどうなるか解りません)
付加要素については、私はガストさま通販で購入しましたので色々ついてまいりました…ゲームのほうはクリアするとおなじみの鑑賞モードが現れます。
ともあれ、音楽以外は最高傑作の『ユーディー』には及ばないながらも、十分に楽しく、不満がないといえば嘘になりますけれど他の正統派シリーズと較べても特に遜色のない、最近失われていた本来の『アトリエ』らしさを堪能できた作品で満足できました。
『ザールブルグ』『グラムナート』シリーズといった古きよき正統派シリーズが好きなかたにはお勧めです。
PSPが『ソルフェージュ』のためだけの本体になっているのと同様、PS3も『ロロナ』のためだけの本体として終了してしまってもよいかもですね(DSは…アドバンスなソフト用?)

今後は余勢をかって未挑戦作品の『エリー』『ヴィオラート』をしよう…と思っていたのですけれど、問題が一つ生じました。
それは、今回の『ロロナ』のエンディングが、一応はクーデリアさんのものだったとはいえ、冒険者エンドだったということ…冒険者エンドでないクーデリアさんエンドはどの様なものなのか、気になってしまいますよね。
本来一度クリアしたらそれで全ての力を使い果たしてしまって2周めはする気力のない『アトリエ』シリーズ(セーブデータが1つしか保存できなくて消す気にならない、というものもありますが)で今回もそんな気持ちなのですけれど、これはどうしましょうか…少し考えましょう。

そういえばこちらで行われている『ロロナ』な等身大タオル制作のための人気投票はまだ15日まで続いておりますね。
上位5キャラが製品化となるそうですけれど、もう最終日を待たずして結果は完全に見えておりますね。
1位は圧倒的にロロナさん、2位から4位はほぼ横並びでクーデリアさんとパメラさんとリオネラさん、そしてやや下がって5位はほむちゃん女の子ver.…あとはアストリッドさん以外ほとんど気にするほどもない得票数ですし、まず当然といえば当然すぎる結果でございますね。
このままこの5人のタオルができるのでしたら、全員分購入してもよいかもしれませんね。
…ジオさまやイクセル氏は仲間キャラなのに、武器屋の親父さんより得票数が少ないのですね(タントリスとかいう男はもう数に入りません)…いえ、武器屋の親父さんは楽しいかたですので私も好きですけれど、これがタオル制作のための投票、ということを思うと…(親父さんの等身大タオルって…)
この記事へのコメント
シャッス…☆

みゃ、アトリエをクリアなされたみたいで…☆

何だか今回のアトリエは難易度がかなり低いみたいで、やっぱり初心者仕様なのでしょうか?

魅力的な女性キャラが沢山いますのに、仲間に出来るのが2人とは…うむぅ;

凄く残念な気持ちですの…パメラさん可愛いですのね♪
ユーディーが欲しいのですが、中々見つからないのです;

色々と不具合とか問題点がございますのね…どうしようも無いですの。

…2週目は、余裕のある時で良いと思いますの♪

等身大のタオル…使い用が思い浮かびませんの;

でわわ♪
Posted by 桜花 at 2009年07月13日 13:01
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、なかなか毎日頑張ってクリアしてしまいました♪

そうでございますね…少なくとも正統派な『アトリエ』シリーズの中では一番簡単だった気がいたします。
調合器具がなかったりと、かなり簡略化されておりますし…。

そこはさみしいところでございましたけれど、仲間を誰にしようか考える手間が省けた、と考えれば…。

はい、パメラさんは素敵なかたです♪
『ユーディー』『ヴィオラート』は廉価版も出ていますけれど、それさえも古いものですのでなかなかないものかも…?

う〜ん、けれど『リーズ』みたいに致命的なものはないですからまだよいほうでしょうか…。

そうでございますね…けれど、もう1周だけやってみようと考えております♪

確かに、あまり使いたくはございませんね…。
Posted by 桜乃彩葉 at 2009年07月13日 19:04
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