2009年07月22日

百合心中

先日読んだコミックの感想です。
よきものでした
□百合心中 〜猫目堂ココロ譚〜
■東雲水生さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

これは先日『百合姫』などとともに購入をしたもので、百合姫コミックスということもあり購入をした作品となります。
ということでコミックスとしては百合姫コミックスとなり、この作品は『百合姫』のほうで連載されている作品となります。
作者のほうは以前購入した『初恋姉妹』のコミカライズ版を描かれていらしたかたとなりますね。

内容としては、「猫目堂」というお店を舞台にした物語…。
そのお店へくる人はいずれも何かを探し求めている人になって、心にそうしたものを持っている人のみが黒猫によってこのお店へ誘われるという、不思議なお店でございますね。
お店はおそらく骨董屋さんで、店主は一人の少女…基本的に和服を着ていらっしゃいますけれど、このかたが主人公というよりも、各話でお店へ誘われる人たちが主人公、といった趣でございます。

…と、どこかで似たお話を見たことがある気がすると思いましたら、以前読んだ『御伽楼館』になかなか似ております。
もちろん細部は異なりますけれど、だいたいの雰囲気や流れは結構似ている気がいたしますね。
もちろん、こちらの作品は『百合姫』での連載(『御伽楼館』はもうなくなってしまった雑誌…第2巻は期待できないでしょうか…)となっておりますので、登場人物は全員女の子でございますね。

コミックのタイトル『百合心中』は第1話のサブタイトルからでございます…はい、この作品自体のタイトルは、コミックのタイトルでサブみたいに見える『猫目堂ココロ譚』のほうでございますね。
第1巻という巻数が振られておりませんけれど、この作品は『百合姫』のほうでまだ連載が続いております…第2巻を出すときにはまた違うサブタイトルがコミック名になる?

物語は基本的にそれぞれの話の主人公の女の子が悲劇に見舞われ思い悩み猫目堂へ誘われ、そしてそこで解決のアイテムを手に入れて…という流れで、ラストは一応のハッピーエンドを迎えます。
けれど、それが本当のハッピーエンドなのかと言われると、やや微妙なものもあり…その後が描かれておりませんので何ともいえませんけれど、想いが成就せずに終わってしまうものもありそうです。
そのあたり、続きを見てみたい様な、見てみたくない様な…?

イラストのほうは悪くありません。
百合的にはその個別の話によって微妙に変わってきますけれど、基本的には普通にあります。
ともあれ、こういったお話は個人的に好きですし、よいものかと思います…これと同時に購入した『百合姫』での連載分もよいものでしたし、第2巻も出てもらいたいものですね。
ちなみに、このコミックの表紙カバーの装丁が普通の百合姫コミックスよりよいものとなっております(以前読んだ『クローバー』や以前読んだ『乙女ケーキ』に以前読んだ『マーメイドライン』もこんな感じでしたっけ)


別に解散をする必要はなかったかと、個人的には思うのですけれども…。
北朝鮮への制裁法案を潰してでも通りもしない内閣不信任案を出す民主党なんて、やはり個人的には支持できない…。
政権交代のみが目的になっている様な政党に、一度実際に政権を持たせてどれだけできるのか試させてみてもよいのですけれど、民主党が政権を持つと内政はともかく外交がもう取り返しのつかないことになりそうな気がしますので、やはり嫌ですね…(社民党などと連立を組んだら、もう最悪…)
…っと、その様なことよりも、『ロロナのアトリエ』は2周めを、クーデリアさんの普通のエンドを観るためにしているのですけれど、いけませんね…リオネラさんのことが気になってきてしまいました。
今のところ、『ロロナ』できちんと声のあるキャラの中で私の好きな順番としては…
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パメラさん>>りおちゃん>くーちゃん>ロロナさん>アラーニャ&ホロホロ>>師匠>おやじさん>>こなー>ほむちゃん>エスティさん>>ジオさん>ティファナさん>>ステルクさん>両親>>>>>大臣さん>>コオルくん>>イクセくん>>>>>(ほぼ無限?)>>>>>タントリス氏
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…といった様相で、リオネラさんは実はクーデリアさんより好きなキャラだったりしてしまうのです。
百合的にはクーデリアさんのほうが期待できそうですし王道はそうですのでまず彼女のルートを見てみたいのですけれど、やはりリオネラさんも気になってしまいます…ここは、禁断の3周めに手を出さなくてはならないのかも…。
ちなみに、おやじさんあたりまでは「大好き」でティファナさんあたりまでは「好き」と言えるキャラでございます…またコオルくんあたりまでは「普通」な感じでございますね(一番下は問題外です)
アラーニャ&ホロホロとはリオネラさんが連れているしゃべる人形たち、こなーというのはほむちゃんが育てている猫さんでございますね…1年後には成長してなーと子供たちになってしまいますけれども。
この記事へのコメント
シャッスですの♪

うゅゅ、作品をお読みになられたみたいで…☆

百合姫な作品でしたら、安心ですねっ☆

みゅ…あの作品を彷彿とさせるにゃんて、良い雰囲気なのでしょうか…☆

ふにゅ、物語はやっぱりハッピーが良いですのね?

今の日本の政治なんて…もうどうでも…。
誰がやっても変わらない…そんな気がしますの;

…猫さんは癒されますの♪
ねこねこにゃうん☆(何)

でわわふ☆
Posted by 桜花 at 2009年07月23日 00:39
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、一部安心でない作品もございますけれど、この作品はよきものかと思います♪

そうでございますね…個人的にはなかなかよい雰囲気の作品だったかと思います♪

悲恋の物語も悪くはございませんけれど、やはりそちらのほうが…でございますね♪

いえいえ、その様なことは…さすがに変な人たちが行えばもっとおかしくなってしまいます…。

ちなみにアラーニャ&ホロホロも猫のぬいぐるみでございますね…ゆかいなお二人です♪
Posted by 桜乃彩葉 at 2009年07月23日 07:42
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