□表色89X系 GIRLS COLER CHART(1)
■柴田燕ウさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★☆☆(2.5)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(2.7)
これは過日『GA』などとともに購入をしたもので、何となくよさそうでしたので購入をしたものとなります。
コミックスとしてはおなじみとなりつつある、けれど最近は第1巻の作品に不作ばかり続き購入する気すら起こらない作品ばかりのまんがタイムきららコミックスとなります。
そう、きららコミックス(除GL/エールシリーズ)はそうした状態なのですけれど、この作品は久し振りに大丈夫に感じた第1巻な作品…以前読んだこれまででもっとも新しい第1巻な作品『空の下屋根の下』も百合的にはなきに等しい作品でしたし、そうなると以前読んだ『天然あるみにゅーむ!』や以前読んだ『ゆゆ式』以降は本当に百合な雰囲気のあるきらら系の第1巻の作品は払底している、というさみしい事態なのでした…。
今はまだ過去に出ている作品たちの新刊があり、それら良作がおりますので、あえて新たにはじまる作品にこだわらなくともよいのですけれども…いえ、むしろそれら良作の続きを出すことこそ重要です(きらら系は時として第2巻以降を出さないことがありますから)
内容としては、美術系の専門学校に通うかたがたの日常を描いた4コマとなります。
主人公の松葉葵さんは眼鏡をかけて一見優等生な雰囲気のある女の子…ですけれど極度の方向音痴で、一緒に行ってくれる人がいなければ学校へ向かうこともままならないかたです。
そのせいで残念ながら出席日数が足りず1年生を留年してしまうのでした…はじめのキャラクター紹介に目立たないと書かれており、先日読んだ『でらぐい』や以前読んだ『ゆるゆり』や以前読んだ『雅さんちの戦闘事情』など、主人公がそう紹介される作品が結構ありますけれど、この葵さんや『でらぐい』の主人公あたりは普通に主人公をしているはずです(『ゆるゆり』や『雅さんちの戦闘事情』の主人公が目立たない、というのは否定しませんけれど)
葵さんは住んでいたアパートが火事になってしまい焼け出されてしまう、という不幸も味わっており、留年といい結構不幸なかたなのかもしれません。
そんな、家を失ってしまった葵さんを住まわせてくださっているのが元同級生の若竹紅葉さん…元、なんてつけているのは当然葵さんが留年したからです(何)
紅葉さんは葵さんの料理の腕にほれ込んで家に置いてあげた感じでしょうか…あとコスプレ趣味(人に着せるほう)があり、葵さんをそのモデル役にしようという考えなどあるみたいです。
作中ではお金にうるさい守銭奴という扱いを受けてしまっている…?
登場人物としては他には1年生のかたがたがいらっしゃいます…このかたがたは留年というわけではなく、新1年生です。
蘇芳つつじさんと白藤天音さんは幼馴染のお二人…つつじさんは常識人な感じながら天音さんに色々弱みをにぎられているかわいそうなかた、天音さんは一見おっとりしたかたながら色々裏のある黒いかたです。
山吹杏さんと山吹香氏は双子の姉弟…杏さんはかわいい女の子が好きな多少がさつな感じもあるかた、一方の香氏は男なのですけれどいつも女装していて心も女の子らしく男の人に恋をしたりする人です。
この女装少年がこの作品で一番出番が多いかもしれない感じで、少々残念…あとがきによるとこの双子はもともとは両方女の子の設定だったらしく、それでよかったのに…。
でも、初期設定ではこの作品の主人公は少年で、その少年が葵さんと紅葉さんの家に居候をしてどきどき展開を送る…というものだったそうで、そんな購入価値もなくなる設定にされるくらいなら、まだこれでよかったのかもしれません。
物語は一応美術系の専門学校が舞台ですけれど、ほとんど授業などの様子は出てこなくて、愉快な日常生活を描いたものです。
なぜか男子寮へ行くことが多いです…中盤以降はつつじさんと天音さんよりも男子生徒のほうが出番が多いのでは、と思えるほどです…。
以前読んだ『からめるマフィン』ほどではありませんけれど、徐々に失望色が強くなってきてしまったかもしれません…香氏と男子寮を除けば、普通によい作品だったかと思うのですけれども…(それがなければ内容評価が+1.0くらいはいっていたかと…)
イラストのほうは悪くありません。
百合的には杏さんが女の子好きなかたですし、それにつつじさんと天音さんの関係も気になるところ…?
ともあれ、悪い作品ではなかったのですけれど、残念なところが多かったのも事実…きらら系の新作の払底印象を覆すほどにはいたらなかったでしょうか。
『ヴィオラートのアトリエ』のほうは1年めの7月まで進行…いつの間にかカロッテ村がずいぶん発展して石畳が敷かれたり、また村の音楽が変わってしまったりしてびっくり…来村者の目標は1,000人みたいですけれど、今のところ半分の500人程度を達成しております。
半年でこれですから村おこしは何とか順調みたいですけれど、ヴィオさんの冒険者レベルが未だに12…お店のことが気になって全然遠出できないのです。
採取地の敵も強いですし、このままではいけません…一度発展した村が再び衰退しすることがないのでしたら、このあたりで冒険のほうに力を入れてもよいかもしれません(お店を経営していても資金的には全然楽になりませんし)
そういえば、私のお世話になっている桜花さまが『ヴィオラート』と同じ『グラムナート』シリーズの『ユーディーのアトリエ』をご購入になられた模様です。
私は『マリー』『リリー』『ユーディー』『ヴィオラート』、それに『ロロナ』と『エリー』以外の正統派『アトリエ』シリーズをやっておりますけれど、個人的には『ユーディー』がシリーズ最高傑作かと思っております。
『マリー』から『リリー』の『ザールブルグ』シリーズと『グラムナート』シリーズ及び『ロロナ』は調合システムがかなり違います…調合システムでいえば『ザールブルグ』シリーズのほうが難しいでしょうか(前者にはラフ調合とかありますから…後者には品質の劣化がございますけれど)
昨日はほんの少し『ユーディー』も起動させてみたのですけれど、やはりよい…はっきり言って、『ロロナ』は『グラムナート』シリーズの劣化版に過ぎないかと思ってしまいます。
いえ、だって、『ロロナ』が『グラムナート』シリーズに勝っているところが、難易度が個人的に感じる限り、以前『ロロナ』をクリアした際にも書きましたけれど『ヴィオラート』を追加して(そして『リーズ』を抜いて)…
『ロロナ』<『マリー』<<『ユーディー』<<<<<『リリー』=『ヴィオラート』
…といったところで、難易度がものすごく低くなっていること以外に、『ロロナ』が『グラムナート』シリーズよりすぐれている点が見当たらないのです(『リリー』と『ヴィオラート』のどちらがより難しいかについては、『ヴィオラート』をクリアした際にでも考察を…)
音楽はさすがガストさまですのでどちらも互角ながら、グラフィックすら個人的には3Dが好きでないこともあり『ユーディー』でもかなり満足できます(イラストは個人の好みでしょう…個人的にはどちらも好きです)
調合システムについては、『ロロナ』は『グラムナート』の簡略版…よくなったのはインゴットが自分で調合できる様になったこと、くらいでしょうか。
キャラクターは『ユーディー』は主人公も素晴らしいながらエスメラルダさんにラステルさんにパメラさんやヘルミーナさんにクリスタさんと最高の面々ですので比較にならず、『ヴィオラート』にはアイゼルさんがおりますものね…『ロロナ』は女の子キャラが少なすぎで、せめてパメラさんが仲間になればよかった…。
やはり『ロロナ』には遊び心が足りません…これは過去の作品をすれば解っていただけるかと…(『ロロナ』は「た〜る♪」くらいしか反応しない…街の人に声もない…)
他にもあげればきりがなく、つまり何が言いたいのかといえば『ロロナ』は確かに近年の『アトリエ』シリーズのおかしな流れを正統派へ戻した面では評価できますけれど、まだまだ過去の名作には及ばない…個人的には『ロロナ』よりずっと『ユーディー』がお勧めですので、購入された桜花さまはぜひ楽しんでくださいまし、ということです(あっ、といっても『ロロナ』も並のゲームよりはずっとお勧めでございますよ?)
ちなみに、『ユーディー』に複数セーブができること、昨日まで気づきませんでした…『ヴィオラート』、それに『エリー』を終えたら、『ユーディー』をもう一度やってみるという選択肢もこれで出たかも…?
…ちなみのちなみに、ここは間違いやすいところですけれど、『アトリエ』シリーズにおける呼称は通常使われる「錬金術師」ではなく「錬金術士」となりますので(『ザールブルグの錬金術士』『グラムナートの錬金術士』『アーランドの錬金術士』といった感じに…)、ご注意くださいまし(何)
と、昨日はお休みをいただいてしまった、フィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっている『私立天姫学園』のほうでこちらに特設ページを設置しているイベントについて、今日は久し振りに試合が予定されておりますので、参加されるかたはどうかよろしくお願いいたします。
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
ぺたーん…たーん;(何)
ふにゅ、作品をお読みになられたみたいで…☆
一部を除いて、良い感じの女性キャラが…ですけど♪
本当に最近のKRはどうしちゃったのでしょう…調子に乗ってるの?(何)
やはり既刊の続きしか期待出きるものは無い?
本当に、初期設定のままで無くて良かったのです;
それにしても…少し微妙…?
ふにゅにゅ♪
アトリエも順調みたいで…☆
にゃにゃっ、彩葉ちゃんが激しくオススメして下さった作品ですので…遂に購入ですん♪
ふにゅ、パメラさんに会えますのね…☆
素敵なキャラも多いみたいで…楽しみなのです♪
何より主人公さんが素敵な方と言うのが…良いですねっ☆
エリーは期限は3年〜5年、なのですけど。
ユーディーは期限が無いと聞いた覚えがあるのですが…クリアの基準はあるのでしょうか?
…ユーディー♪
ベタ褒めですのねん…☆
みゅー。
錬金術士…(ぇ)
し、知ってたもんっ!
わざと間違えたんだもんっ!(何)
彩葉ちゃんの気を引く為なんだもんっ!(ぁ)
でわわふ☆
シャッス!です♪
は、はわわ、お疲れ様です…!
そうでございますね、久し振りのきらら系な第1巻の作品でしたので期待してみたのですけれど、そこそこといったところでございました…。
本当に、最近のきらら系はどうしたのでしょう…今月以降は未知数ですけれど、何か1冊でもよきものが出てくださればよろしいのですけれども…。
本当に、初期設定を読んだときにはほっといたしました…そんな設定のままで出されても、これまで同様のどうしようもない作品が1つ増えるだけで…。
『ユーディー』をご購入されたとのことで、何よりなことです♪
はい、この作品の女キャラは素敵なかたばかりですので、期待してよろしいかと…誰をメインで使うか迷ってしまうかも?
『ユーディー』の目的は元いた時代へ帰るか帰らないか、というところですので、特に期限はないのでした…日付すらありませんし、普通のRPGの感覚で進めていけばよいかと思います♪
は、はわ、そんな、恥ずかしがらなくっても…普通に変換したら「錬金術師」と出ると思いますし、間違っても仕方ないかと…!
でも、そんな…嬉しゅうございます♪(何)