2009年11月09日

comicリリィ

先日読んだコミックの感想です。
百合なアンソロジー…
□comicリリィ(1)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.3)

これは先日『GA』のDVDなどとともに購入をしたもので、百合が確実な作品であるということで購入をしたものとなります。
コミックスとしてははじめて手にするものとなります…カバー裏の既刊案内を見ると、どうやらアンソロジーなものを中心に出していらっしゃるところの模様です。

内容としては、10人のかたが参加されて描く百合onlyなアンソロジーとなります。
私の知っている作家さまは以前読んだ『もっと!委員長』などを描かれていらっしゃる内村かなめさまと、『ソルフェージュ 〜Sweet harmony〜』限定版についてきて以前読んだ『Sweet Melodies』にいらした剛田ナギさまのお二人だけとなります。
と、あと、作品は描いていらっしゃらないものの、カバーイラストを以前読んだ『HONEY CRUSH』の椿あすさまが飾っておりました…と、このかたは『百合姫S』のほうで毎回表紙イラストを描いていらっしゃるのですけれど、こちらでも表紙を飾るなんて、すごいことです。

お話のほうは、百合なアンソロジーですから当然全て百合な物語となっております…全て何の問題もございません。
個人的にはイラスト、内容ともに一番はじめの物語、楽時たらひさまの『憧れマカロン』が一番好きだったかも…ですけれど、どれも本当に満足できるレベルのお話だったかと思います。
百合onlyなアンソロジーや雑誌としては『百合姫/百合姫S』や以前読んだ『百合姫Wildrose』に以前読んだ『つぼみ』が最近では存在しますけれど、この『comicリリィ』の作品の雰囲気としては、それらよりもむしろ一昔前に存在した『百合姉妹』『[es]〜エターナル・シスターズ〜』『百合天国』といったあたりのものに近しい感じがいたしました。
つまりそう過激すぎず、どちらかというと純粋な感じのするもの…と、『つぼみ』もどちらかといえばそのはずですのに『百合姉妹』などと近しい感じを受けなかったのは、分厚くて収録作品が多かったからかも?(何)

余談ですけれど、『百合姉妹』『[es]』『百合天国』といった雑誌やアンソロジーが出たのはいずれも2004年前後で、その頃はちょうど『マリみて』の影響で百合が認知されてきた、いうなればブームに入った時期だったのでしょうか(私もそのあたりで百合な世界に本格的に入りましたから…『マリみて』及び『アカイイト』あたりの影響で)
それから約5年の間は『百合姉妹』が廃刊となってしまい『百合姫』のみが存在した状態だったのですけれど、ここ最近になって上に触れて今月に第4巻も出る『つぼみ』にこの作品、そして今月19日に出る『百合少女』やこれも上で触れて来月に第4巻が出る予定の『百合姫Wildrose』と、にわかに2004年に負けないくらいの数な百合なアンソロジーなどが出てくることになりました。
これは単なる出版の偶然なのか、それともまた百合がブームな時期に入ったのか、それとも別の要因があるのか、個人的には少し気になるところ…いずれにしても、百合onlyなアンソロジーなどが出てくださるのは、とても嬉しいことですけれども。

イラストのほうはアンソロジーながら、全般的によいものだったかと思います。
百合的にはもう問題ございません。
何だか『百合姉妹』『[es]』『百合天国』の古きよき(?)頃を思い出して、何だか懐かしい気持ちになった作品でした…と、この作品は今年の12月下旬に第2巻が発売予定となっていて、『百合姫/百合姫S』『つぼみ』に続いて定期刊行になってくださるのかどうか、期待したいところです(『[es]』『百合天国』は2巻で終了してしまいましたものね…)
…この作品のことにはじめて触れた以前の日誌で「ネーミングセンスは微妙に思える」なんて書いて失礼いたしました…実際に購入してみると「comic」が小文字でしたので特に名前が悪いとは感じませんでした(何)


『エリーのアトリエ』のほうは(多分)順調に進行中…もうすでに1年めの6月と、かなりテンポよくゲームが進んでいきます。
テンポがここまではやいのは、採取地が『グラムナート』シリーズの様にマップになっておらずすぐ終了することや、そもそも採取をほとんど妖精さんに任せてしまうため出かけることがほとんどないからかもしれません(『グラムナート』シリーズは全て自分の足で探してこなければならず、『ロロナ』はホムちゃんに任せることもできますがホムちゃんは1人しかいませんので、最大7人まで雇える妖精さんに較べるとどうしても穴が開きます)
ここまでで何とかアカデミーショップで売っている参考書は全て購入できましたけれど、調合機材はかごくらいしか購入していなかったり(それは調合機材?)…いえ、調合機材がなくても結構何とか調合できたりますので。
あとは、妖精さんを6人くらい雇って、各地の採取地へ派遣したりも…仲間のほうはアイゼルさんとハレッシュさんとなっておりますけれど、あまり鍛えられておりません(戦力はハレッシュさんだけ、な状態かも…)
採取地のほうもまだ東の台地というところとエルフィン洞窟には一度も行っておりませんし…東の台地は少々遠すぎて行く機会がございません。
調合のほうはまだ調合できていないアイテムが結構多いですし、前途は多難…時間の流れがとてもはやく感じられるということは、つまりゲーム期限がはやく訪れてしまう、ということでございますし、大丈夫でしょうか…。

そんな中、ついにヘルミーナ先生が登場…イングリド先生はいい先生だと思うのですけれども、ヘルミーナ先生は怖い…。
けれど、このお二人、『リリー』の頃には本当にかわいかったのです…そして『ヘルミーナとクルス』『ユーディー』を見ると、ヘルミーナさんのほうがかなり優遇されている感じ…?(初登場はイングリドさんのほうがはやかったですのに…)
そして、『マリー』に登場したシアさんも登場しましたけれど、何と結婚式を挙げてしまいました…私のクリアした『マリー』シナリオではマリーさんとともに武闘大会で優勝した後に一緒に旅に出たはずですのに、違う道を歩んでしまったみたいです…。
でも、その結婚式はムービーだったのですけれど、マリーさんもしっかりきておりました…と、エリーさんにはそれがどなたか解らなかったみたいで、もしかして面識はない?
ちなみに、『ヴィオラート』でのスタイル抜群(ヴィオさんがそう言っておりました)で性格も素敵なお姉さまになる過程の、まだ成長途上でツンデレの頃のアイゼルさんとは、そこそこ仲がよくなってきている様子…結婚式も一緒に見に行ったりいたしましたし。
この記事へのコメント
しゃっす♪

ふにゅ、作品をお読みになられたみたいで…☆

百合なアンソロジーみたいですね♪
満足出来る内容だったみたいで…☆

うにゅにゅ、
百合が繁栄する事は良い事ですの♪

アトリエも順調みたいで…☆
東の台地で遠すぎると、そう仰る方は…ある場所が出現した時には度肝を抜かす事でしょう♪(何)

シアさんはマリーのキャラだったのですね?
因みにこの方のイベントは、結構重要な物だったりします…☆

確かに…ヘルミーナさんは怖すぎます…;
イングリドさんも充分威圧感がありますけれど;

うにゅ、マリーさん…実は記憶が曖昧?(ぇ)

でわわふ♪
Posted by 桜花 at 2009年11月10日 06:13
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、百合なアンソロジーでございました…やはり百合はよきものです♪

今月は他にもこうしたものが2冊出る予定ですし、よい月でございますね…♪

う〜ん、もっと遠い採取地があるのでしょうか…『ヴィオラート』のほうも、アトリエのある村からの距離にするとかなり遠いところがございましたけれど、あちらはフライングボードや空飛ぶほうきで移動時間が1/3にできますし…。

あらあら、ご存じなかったのですね…シアさんはマリーさんの親友でございます♪
『マリー』のほうでは、シアさんエンドといってお二人で旅に出るエンドがあったり…♪

う〜ん、子供の頃はあのお二人はとてもかわいらしかったのに…。

そのあたりは、やはり子供の頃にお会いしたから…?
Posted by 桜乃彩葉 at 2009年11月10日 07:40
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