けれど、それ以上にお身体のほうが少々厳しいみたいで、ご無理はできないみたい…ご無事を願いつつ、のんびりとお待ちすることにいたしましょう。
では、先日読んだコミックの感想です。
□戦国スクナ(1)
■ねこたま。さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.7)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
これは先日『comicリリィ』第2巻などとともに購入をしたもので、お世話になっている桜花さまにお勧めをしていただいたこともあり購入をしたものとなります。
コミックスとしては『BAMBOO BLADE B』や『失楽園』などと同じものとなるみたいです。
内容としては、身長15cmほどの女の子だけのスクナと呼ばれる種族なかたがたが繰り広げるご近所戦国コメディとなります。
スクナと呼ばれる皆さん自身はそうしたちみっこなのですけれど、舞台は一応戦国町という普通の大きさの人間たちの町となり、普通の人間も存在いたします…というより、スクナの皆さんは人間にも普通に存在を認知されている様で、普通に人間のお家に暮らしているみたいです。
主人公のマサムネさんは伊達さんの家にお世話になっています…その伊達家の人間の女の子、愛花さんに日々かわいらしい服を着せられたりしてしまっております(裏表紙では「銀髪隻眼の微少女」とか紹介されております)
今のスクナたちは群雄割拠の戦国時代であるかもしれないらしく、マサムネさんも他家のスクナたちに戦いを挑む日々…一応他のどのスクナたちも普通の人間の家に暮らしていて、その人間の家の苗字の何々さんと呼ばれることが多いです(伊達さんちのマサムネさん、とか)
そのマサムネさんは若干血の気の多いかたなのですけれど、今のところとても弱く、喧嘩を挑んでは敗れていってしまいます…そういう意味でなかなか有名になってしまっている模様です。
他の登場人物としては、マサムネさんの家臣のコジューローさんがおりますけれど、この子はなかなかひどい性格の子で、マサムネさんをいたぶって楽しんでしまわれる様な感じです…。
後は徳川さんちのイエヤスさんやら武田さんちのシンゲンさんやら今川さんちのヨシモトさんやらやら…ここまで書けば解る通り、スクナたちはそれぞれ実在の戦国武将をモデルに描かれているのでした。
あくまでモデル程度ですので、そうそう気にするほどでもございませんけれど、元ネタが解ればさらに色々楽しいかもしれません…マサムネさんが迷子になっていた場所の小笠原さんやら諏訪さんやら村上さんやらは全て武田氏に駆逐された信濃の大名ですので、あそこでシンゲンさんに会うのはごもっとも、とか…(何)
お話のほうは完全コメディ作品ですので、またマサムネさん自身がとても弱いかたですので今のところ戦闘シーンなどもほとんどなく、小さくかわいらしい女の子たちの微笑ましい日常を描いた感じ、というものでしょうか。
イラストのほうは悪くありません。
百合的にはどうでしょう…上杉さんちのケンシンさんのことをその家臣のカネツグさんがなかなか想っていらっしゃったり、他にもほのかに程度は感じる箇所があったと思います。
ともあれ、微笑ましく面白い作品であったかと思います…第2巻以降あの大名家やあの大名家を元にした子たちは出てくるのかなど、色々楽しみにもなってしまう作品です。
…カネツグ、といわれると昨年の某排水溝ドラマのせいでかなり評価の下がってしまった直江兼続を思い出してしまいますけれど、直江兼続が仕えたのは上杉景勝なのに対しこちらのカネツグさんが溺愛するのはケンシンさんですから、全く関連性のない別なかたと考えて、某排水溝ドラマのことは忘却の彼方にしてしまいましょう(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。
□クイーンズブレイド -Hide&Seek-(4)
■南崎いくさま(漫画)・ホビージャパン(原作)
○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
○内容評価:★★★★☆(3.7)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらも上のものなどとともに購入をしたもので、過去に既刊を読んでいることもあり購入をしたものとなります。
コミックスとしては『ありかる』や『アルカナハート』コミカライズ版などと同じものとなります。
これはアニメ化もされ、またPSPにてゲームも出た『クイーンズブレイド』のコミカライズ版の1つとなります…この作品のコミカライズ版はこれ以外にも以前読んだ『流浪の戦士』や以前読んだ『ストラグル』がございます。
こちらの漫画を描いていらっしゃるのは以前読んだ『百合姫Wildrose』に参加しているかたで、そういえばその『Wildrose』にはこの『Hide&Seek』の広告が載っておりましたっけ(出版社は違うのですけれど…)
内容としては、姉を溺愛しているエリナさんがその姉を探すためにクイーンズブレイドというイベントに参加をする、というものでしょうか。
と、説明が以前読んだ第3巻の感想と同じとなってしまいましたけれど、この第4巻からはいよいよ「クイーンズブレイド」本戦がはじまりました。
上で触れた、レイナさんが主人公の『流浪の戦士』やあるいは『ストラグル』、またこの作品も第3巻までは全然試合がはじまりませんでしたので、もしかして試合は行わないのではなどとも思ってしまいましたけれども、ここからが本番、といったところでしょうか。
試合のほうはまず、エリナさんとノワさんの試合から…実力はエリナさんのほうが圧倒的に上であり、かたちの上ではエリナさんの圧勝というかたちで終わりました。
けれど、エリナさんはノワさんのきれいすぎる心を汚そうとして、残念ながらエリナさんが思っていた以上にきれいな心の持ち主だったために逆に自分が心にダメージを負ってしまったのでした…ノワさんはエキドナさんも敬遠するほど(?)きれいな心の持ち主で、アレインさんとの関係はやはりとてもよいものかと思います。
この第4巻を読んで、一番評価が上がったのはノワさんとアレインさんのお二人でしょうか…もう大好きといっていいレベルです。
…逆に、上で触れた『ストラグル』第2巻にあったニクスさんの過去エピソードといい、エリナさんへの評価はやや下降気味…。
その他の試合としては、クローデットさんの試合が2つ描かれ、両方の試合とも圧倒的な力量差を見せ付けました。
ちなみに、お相手ははじめの試合がユーミルさん、次の試合がトモエさんという、作中で結構メインキャラとして扱われてきたかたがた…なかなか試合は容赦ないものでございます。
ユーミルさんとの試合では結果としてクローデットさんとユーミルさんとの間によい関係が築かれた感じで、先のノワさんとの試合で心にダメージを負ったエリナさんがそんなお二人の関係に嫉妬心を起こしたりもしてしまうのでした。
一方、トモエさんとの試合は途中までは描かれたものの、最終的な結末が見られずに結果がエリナさんに伝えられたのみ…。
きちんと試合が描かれたのはその3つだけでしたけれど、その他のかたがたの試合も執り行われております。
まず、ナナエルさんがアイリさんを下した模様…アイリさんの異名「メイドへ誘う者」には少し笑ってしまいました。
あとはカトレアさんがメローナさんに勝った模様…なのですけれども、なぜかその後姿を消して途中棄権という扱いとなってしまったみたいです。
そして、レイナさんも勝ち残っており、この巻の最後で次の試合に挑むのですけれど、対戦者がなんとエリナさん…これは第5巻の展開を待ちましょう。
…そのエリナさんとレイナさんの対戦組合せは、現女王のアルドラという人の意向が反映されている模様で、この巻でようやく現女王の姿を見られましたけれど、なかなか恐ろしそうな人です…ものすごく問題ありな人に見えるのですけれど、街などは普通に平和に見えますので、治世には問題ないのでしょうか。
その他、おまけマンガとして世界観の全く違う学園ものなパロディが掲載されておりましたけれど、これもなかなか面白いものだったかと思います。
そういえば、メナスさんは本編でもエリナさんに執着している描写があった様な…?
イラストのほうは普通です。
百合的にはヴァンス家の姉妹など、色々とある感じ…この巻ではノワさんとアレインさんが特によかったでしょうか。
ともあれ、いよいよ試合もはじまりましたし、これからの展開に注目です。
登場人物もよきかたが多いですし…個人的にはやはりノワさんとアレインさん、それにクローデットさんが大好きです。
…逆に、やはりエリナさんのショタな従者は何の必要性も感じられないのですけれど…どうしてこんなキャラが登場しているのか理解できませんし、彼がいなければほぼ何の文句もない作品ですのに…。
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
マサムネは弱くないっ!(何)
うゅうゅ、作品をお読みになられたみたいで♪
ひとつは私がオススメな作品みたいで…お気に召して下さったのでしたら、なによりです♪
うゅ、あの迷子にそんな意味があったとは…意外と深い作品なのかも?(何)
みゅみゅ、彩葉たんはどの娘がお気に入りでしょう?
あとあと、QBな作品ですのね♪
ゲームは少しだけ買ってみようかと思ったり…SRPGですので、プレイせずに批判するのも…ですし。(何/今更?)
ともあれ、良い感じで進んでいるのですねっ☆
やはりエルフ?な二人組みが良い感じ…?
でわでわ♪
シャッス!です♪
わっ、そうでございますね、少しずつ強くなっていっていらっしゃるご様子…?
はい、お勧めしていただいた作品を読んでみました…♪
いえいえ、そこまで深く読まず、まったり読むのがこの作品の場合は正しいものかと…♪
そうでございますね、私は…猫軍団のボスなど、意外と好きかもしれません♪(何)
なるほど、ゲームを購入されますか…お金のほうは大丈夫でございましょうか(何)
ついに試合がはじまりましたし、いよいよクライマックスも近そうです…♪
はい、そのお二人はやはりよきもので…♪