2010年01月11日

エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜

先日クリアしたゲームの感想です。
ようやく2作品終了…
□エリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士2〜
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(2.5)
 ○システム評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.4)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.4)
 ○難易度:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(2.4)
 ○付加要素(おまけなど):☆☆☆☆☆(0.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

これは過日『百合姫Selection』とともに購入をしたもので、数少ないシリーズものとして好きといえる作品ということもあり購入をしたものとなります。
ということで、こちらは以前クリアをした『ヴィオラート』同様に『アトリエ』シリーズな作品で、家庭用ゲーム機で出た作品に振られているプロジェクトNo.はA2ということで、『マリー』の次に出た作品となり、多分10年ほど前に出た作品となるかと思います。
機種は本来PSなのですけれども、私が購入をしたものは上の写真からも解る様にA1な『マリー』も一緒にできる様になっている、PS2で出たものとなっております。
『マリー』はこれでクリアをしているのですけれど、なぜかクリアをしたという記録が日誌に残っておりませんでした…。
ちなみに、このPS2のソフトをするくらいでしたらPSで出ているオリジナル版のほうをお勧めいたします…PSソフトでしたらPS3でもできますし(何)

内容としては、かつて重い病にかかったもののそれを錬金術士に治してもらい、それ以来錬金術士になるのが夢となった少女、エリーさんことエルフィールさんがザールブルグにある錬金術アカデミーに通って一人前の錬金術士を目指す、というものです。
ちなみに、エリーさんをたすけてくださった錬金術士というのは第1作な『マリー』の主人公のマリーさんことマルローネさん…彼女は今作でも登場し、仲間にできますしエンディングにも関わってまいります。
ゲーム期間は4年ですけれど、私の場合はその後マイスタークラスへ進み2年延長され合計6年プレイができましたので、結構余裕があったかと思います。
と、この作品、ゲームの目標が『ユーディー』ほどではないながらも少々解りづらいかもしれません…例えば『リリー』でしたらアカデミー建設の資金を貯めることですし、『ヴィオラート』でしたら村を発展させるためにお店を大きくしていく、といったところでまだ解りやすいですし…。
…ちなみに、正統派『アトリエ』シリーズ(『マリー/エリー/リリー/ユーディー/ヴィオラート/ロロナ』の6作品を指します)の主人公はマルローネさん、エルフィールさん、ユーディットさん、ヴィオラートさん(皆さんには「ヴィオ」と呼ばれます)、そしてロロライナさんと、ゲーム中では皆さん名前を省略されて呼ばれることが多いかたばかりなのですけれど、リリーさんだけはこれが本名です(何)

先日までにマイスタークラスで1年が過ぎ、あと1年というところとなっておりました。
イングリド先生に賢者の石を作りなさいと言われましたので、すでに作って金にしているのですけれど、品質値を高めてもう一度作ってみました。
賢者の石は1つ作るのに1ヶ月かかるという恐ろしい代物…それをせっかく作りましたのに、イングリド先生は何も言ってくださいませんでした…。
残された時間は、ミューさんを外して仲間にしたユーリカさんの冒険者レベルと交友値を上げながら、全てのアイテムを作ることに挑戦…オリジナル調合は手がかりがなさすぎてひどいものがございますけれど、何とか番号を見る限り全て作ることができた、気がします。
一方のユーリカさんのほうも冒険者レベル50で交友値も100となり、一安心…アイゼルさんやシスターさんを鍛えようかとも思ったのですけれど、その時点で残り日数が1ヶ月程度になっておりましたので、それは諦めました…。
そうして迎えた6年めの8月30日…エリーさんは錬金術レベルも冒険者レベルも最大値の50、人気度も名声も最大という状態で迎えることができました。
ちなみに他のメンバーは、その時点で仲間にしていたマリーさんとユーリカさんのお二人、あとはミューさんとハレッシュさんの4人が冒険者レベル50で交友値が100となっておりました。
そうした中、エリーさんはマリーさんとともにイングリド先生に呼ばれました。
イングリド先生はお二人に錬金術とは何かと問い、お二人の答えに満足された様子です。
そして、マリーさんとエリーさんのお二人は、ともにさらに錬金術の高みを目指そうと誓い合うのでした…ということで、これは普通にエンディングとしてはマリーさんエンド?
エンディングではお二人が手を取り合った後に別れるシーンで終わりましたけれど、きっとこの後またお二人は出会っているはずです…もしかしたら、そこから『そよ風からの伝言』に繋がったりするのかもしれませんね(『そよ風からの伝言』はまだ手をつけられておりませんので解りませんけれど)

そんな『エリー』の基本的なシステムは調合に採取、そして依頼と正統派『アトリエ』シリーズでおなじみのもの…と、これはこの作品がまだ第2作とかなり初期のものなのですから当然なのですけれども。
調合システムは『マリー/エリー/リリー』までの『ザールブルグ』シリーズなもの、つまり赤、青、緑、白、灰、金の5つの属性を軸としたものとなり、『グラムナート』シリーズなどではおまけの様なものとなってしまった気のする中和剤が重要となるものです。
『マリー』と較べるとさすがに第2作ということで作れるアイテムの数が増えていて、またブレンド調合とオリジナル調合というものもできる様になっております。
このブレンド及びオリジナル調合のある時点で、調合システムの難易度としては『ユーディー/ヴィオラート(及びシステム的には含ロロナ)』な『グラムナート』シリーズより上かと思いますけれど、ゲーム終了までに全アイテムを作成できましたので『リリー』よりは簡単です。

採取のほうは他の『ザールブルグ』シリーズと基本的には同じで、採取先はダンジョンなどもなくただ一日ごとにアイテムが手に入り、稀に敵が出るだけのものとなっております(稀にイベントも発生します)
ただ、ワールドマップがとても広く、正統派『アトリエ』シリーズの中でもっとも広大かと思います…何しろ『マリー/リリー』では港町すら出ませんのに、その港町からさらに海の向こう、リリーさんたちの出身地であるケントニスまで行けてしまうのですから(『ヴィオラート』でも『ユーディー』の舞台であるフィンデン王国の首都メッテルブルグへ行けますけれど、明らかにそれよりずっと遠いです…船での移動ですから)
ですので当然採取地の数が多くまた遠く日数もかかりますので、『ロロナ』以外の全てのシリーズに登場する妖精さんを活用しなくては難しいです。
その妖精さん、『グラムナート』シリーズではただのマスコットといった趣ですけれど、『ザールブルグ』シリーズではお金を払って調合や採取をしてもらえます。
妖精さんは仕事をさせると経験値が上がっていって、最終的にはエリーさんの1.5倍のはやさで仕事をしてくださるというとんでもない仕様な虹妖精さんになります…私の場合、二人が虹妖精さんになりました。
…それにしても、妖精さんは調合を一切失敗しない様に見えますし、すごいものです。

戦闘のほうは他の正統派『アトリエ』シリーズと基本的には同じです…違うのは『グラムナート』にはあるLPやMPダメージがなかったり、アイテムを使うとMPが減ることなどでしょうか。
必殺技が何も消費することなく何度も使えたりと、『ザールブルグ』シリーズの戦闘は本当におまけみたいなものかもしれません。
ただ、『マリー/エリー』の爆弾等の威力は『リリー』以降に較べるとかなり落ちますので、あまり当てにはなりません(『リリー』以降でしたら3,000以上のダメージも与えられるのですけれども…)
あと、エリーさん自身はとても弱いので(といっても武闘大会で優勝しましたけれど)、外出の際は仲間を雇ったほうが絶対によいです…お金がないからといって、序盤に一人で外へ出るのは危険です(特に山とか)

依頼については他の正統派『アトリエ』シリーズ同様に酒場で受けられますけれど、『マリー』にはなかった少し特殊なものも増えました。
それが、『マリー』では仲間になってくださったクーゲルさんが受け付けている依頼で、やや曖昧な指定(「絵のモチーフ」とか「滋養強壮の薬」とか)から当てはまりそうなものを渡す、というものです。
中盤以降はこちらの依頼のほうがやりやすく、またお金も多いのでクーゲルさんのお世話になることのほうが多くなります…『リリー』以降にも色々新しい形態の依頼が出てきておりますけれど、これがその嚆矢といったところでございましょうか。

『エリー』独特のものとしては、毎年8月1日(マイスターランク除く)に行われるコンテストという、錬金術の試験があります。
これは何か一品調合を行う調合試験、5つの問題に答える学科試験、そして爆弾でたるを破壊する実技試験の3つがあり、この成績によって1年間のアカデミーでの順位がつきます。
落ち着いて行えばそう難しいものではなく、私は1年めが2位、2年めから4年めは1位の成績を取ることができましたけれど、これがストーリーにどう影響するのかはよく解りません。
ちなみに、アイゼルさんはいつも280人中大体10位くらい、ノルディス氏はエリーさんがいなければ1位です…エリーさんは入学当初は最下位です。
あとは、武器屋さんで武器防具の改装をしていただける、ということがございます…『マリー』ではベルゼンブルグ城で強い武器防具が拾え、『リリー』以降では自分の持っている金属で武器防具が作れるというかたちになっており、そのどちらでもないシステムということになります。

その他、主に『グラムナート』シリーズとの違いをあげると…
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○アイテムに属性(青、赤、緑、白、灰、金)があります。
○参考書に載っていない、自分で材料を考えなければ作れない(オリジナル調合でしか作れない)アイテムがあります。
○妖精さんの手助けを受けられますけれど、その代わり量販店システムはございません。
○調合を進めるとお部屋がどんどん汚くなっていき、汚いほど調合の成功率が低下します(箒を作るか、妖精さんに掃除してもらえばきれいになります)
○能力に「疲労」があり、疲労が蓄積されると調合の成功率が低下します。
○アイテムの品質などを上げるには、ブレンド調合で細かい比率を調整しなければなりません(『グラムナート』は品質値の高い材料や「高品質」のついた材料を使います)
○アイテムの品質(武器含む)は日数などがたっても劣化しません。
○アイテムは1アイテムにつき99個まで保有できます(『グラムナート』はコンテナの容量が決まっており、全てのアイテムの合計個数がそれを越えるとしまえなくなります)
○錬金術、冒険者レベルともに最大値は50です(『グラムナート』は100…『ロロナ』は50です)
○ダンジョンがありません。
○仲間と外出する際に雇用費がかかります(『グラムナート』でもかかります…かからないのは『ロロナ』です)
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…ざっと思い浮かんだところをあげるとこの様な感じとなります。
これらのことを考えると、『ザールブルグ』シリーズは調合重視、『グラムナート(含ロロナ)』シリーズは調合と冒険をバランスよく保った、非正統派シリーズ(『イリス/マナ・ケミア』)は冒険や戦闘重視、といったところになると思います。
ですので、『エリー』の調合に関しての難易度は『リリー』に次いで2番め、になりそうな気がします。

キャラクターのほうは、序盤は仲間にできる女性キャラがアイゼルさんとロマージュさんという二人しかおらず、しかもアイゼルさんは『ヴィオラート』での完璧なお姉さまになる途上の修行中の身ということでレベル1と低く、ロマージュさんもそれほど強くはないという、少々苦しい状況です…『ロロナ』みたいにレベル1なクーデリアさんと2人で出かけて何とかなる、というレベルではございませんし。
幸い、男キャラに一人、嫌悪感を抱かせない、しかも雇用費が安く実力もあるという、『マリー』でも登場したハレッシュさんという人がおりましたので、序盤はそのかたを使用して乗り切りました。
中盤、港町へ行ったところでやはり『マリー』でも登場したミューさん、それにユーリカさんというお二人が登場し、さらにケントニスまで足を運ぶとマリーさんまで登場いたしましたので、最終的にはなかなかよいメンバーが揃った、といえると思います(と、あとシスターさんもいらっしゃいます)
個人的に一番好きなのはもちろん…
マルローネさんwidth=
…前作の主人公であるマリーさんです(画像提供:【(C)GUST CO.,LTD.】)
けれど、他に素敵な女性キャラがいないのかというと、もちろんその様なことはなく…
ミューさん
…『マリー』にも登場したミューさんがいらっしゃいました。
と、『エリー』オリジナルキャラで素敵な女性キャラはいなかったのか、というとそれももちろんその様なことはなく…
ユーリカさん
…ユーリカさんという素敵なキャラがいらして、後半はユーリカさんとマリーさんというお二人で行動をともにいたしました(ミューさんも捨てがたかったですけれども)
採取の際のメンバーについて、序盤から中盤までは男キャラを入れないとつらいかもしれません…中盤以降は、ユーリカさんやミューさん、マリーさんが仲間になりますので、女の子メンバーだけでもいけます。
エルフィールさん
…もちろん、主人公のエリーさんも『アトリエ』シリーズの主人公らしく、明るく元気な女の子でしたけれど、見た目もそうながら正統派『アトリエ』シリーズで一番真面目なタイプの主人公だったかもしれません。
といっても、正統派『アトリエ』シリーズって真面目なタイプの主人公のほうが多いはずです…そういう印象を受けないのは、私の特に好きなお二人、マリーさんとユーディーさんの印象が強すぎるからでしょうか(このお二人のみ、真面目ではない…/何)
と、『マリー』から『ヴィオラート』までは物語のつながりを感じることができ、共通する登場人物も何人か登場いたしますから、全てやってみると面白いかと思います。
…特に、『エリー/リリー/ユーディー』の3つに連続して登場するヘルミーナさんはある意味必見…。

イラストのほうは悪くありません…『エリー』と『リリー』は同じイラスト描きさまのはずです。
グラフィックのほうは普通ですけれど、特に気になるほどではございません。
システム面では第1作の『マリー』を進化させた、調合重視のつくり…調合の醍醐味を味わうのでしたら、むしろ『グラムナート』シリーズよりこちらのほうが味わえるかもしれません。
内容面のほうも第2作の時点でここまで不満の少ないものにしていらっしゃるということで、特に問題ございません…むしろ最新作の『ロロナ』が『エリー』に劣っている部分が結構見受けられることが問題…。
音楽のほうはゲーム中の音楽は悪くなかったのですけれど、エンディングテーマが…お世話になっているあのかたが絶賛していらした理由がよく解りました(何)
声優さんは、厳しいことを言うと…マリーさん役のかたが『マリー』の池澤春菜さまから変更になっていたのは残念でした(氷上恭子さまの声自体には何ら問題ございませんけれど)
難易度のほうは調合に関しては『グラムナート』より難しいですけれど、ダンジョンがございませんので、総合すると『ヴィオラート』と同等かやや難しいか、といったところかと思います。
ということで、これで正統派『アトリエ』シリーズを全て終えることができましたので、全作品の難易度を比較してみると…
『ロロナ』<『マリー』<<『ユーディー』<<『ヴィオラート』<『エリー』<<<<『リリー』
…と、この様な感じとなって、第1作よりも簡単な『ロロナ』はかなり初心者向け、そして『ザールブルグ』シリーズは結構上級者向けな作品な気がいたします…他作品と『リリー』との間には壁がある様に感じられます(いずれもクリアは普通にできますけれど、『リリー』で全アイテムを作るのは至難…ただし、『グラムナート』シリーズのアイテムの効果を全て出すのはもっと至難ではありますが)
『ヴィオラート』の難易度が以前書いた難易度より下がっておりますけれど、クリアしてみるとこのくらいの印象に落ち着きました(何)
百合的には『マリー』『ユーディー』『ヴィオラート』に較べると感じられませんでした…『リリー』よりはあるかもしれませんけれど、それでもエンディングでマリーさんとともに、というのはよきものでございました。
付加要素は全くなし…実はこれ、PSでのオリジナル版でしたら、クリア後に『リリー』以降の作品の様に音楽鑑賞モードやCG鑑賞モードなどの入ったおまけページが出るらしいのですけれど、なぜかこのPS2版では削除されてしまっているのです。
はじめに触れた、これを購入するくらいならPSのオリジナル版を買ったほうがよい、というのはこの点があるからなのでした…。
ともあれ、そのおまけページ削除は残念なところでしたけれども、それは『エリー』自体の評価を下げるものではございませんし、やはり他の正統派『アトリエ』シリーズ同様にやりはじめるとなかなか止まらない、面白いものでございました。
結論から言うと、やはり正統派『アトリエ』シリーズは楽しく、よいものです…『エリー』はもう10年以上前の作品になるのですけれど、特に古さなど感じず不満点も少なかったです。

さて、今後は以前の日誌にも書いた様に『サガ・フロンティア』のほうをしようかと思うのですけれど、その前にひそやかに進めているDS版『ストライクウィッチーズ』の3周めを終わらせようかな、と考えております。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
この記事へのコメント
しゃっすー☆

にょきん?

みゅみゅ、アトリエなゲーム♪
無事にクリアできたみたいで、何よりですのん…☆

私が教える事は何もありませんでしたね…(ぁ)

うゅ、アトリエシリーズでも色々と違いがあるのですのね…♪
勉強になりますの…☆

正統派な続編を、期待したいですね…♪

でわでわ。
Posted by 桜花 at 2010年01月11日 09:34
桜花さまへ>
シャッス!です♪
あらあら…?

はい、何とか無事にクリアすることができました…♪
そんな、お姉さまがはじめに警告をしてくださったおかげでいつになく慎重にゲームを進めましたので、そのおかげでこの結果になったかと思っております…♪

はい、個人的にはやはり『ザールブルグ』『グラムナート』の2つのシリーズがお勧めかと思います…♪

『ロロナ』は正統派な感じでしたので、次もそうであることを期待いたします…♪
Posted by 桜乃彩葉 at 2010年01月11日 18:41
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