2010年01月18日

えにしのきずな

先日読んだコミックの感想です。
嵐の種?
□える・えるシスター(3)
■邪武丸さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日『GA』『咲』のDVDなどとともに購入をしたもので、過去に既刊を読んでおりますので購入をしたものとなります。
コミックスとしては『ティンクルセイバーNOVA』などと同じものとなります。

内容としては、大きな妹さんとそんな妹さんを溺愛するお姉さまのラブラブな学園生活を描いたお話、となります。
…と、以前読んだ第2巻の感想には書かれていたのですけれど、この巻の後半からはそのラブラブな関係に一石を投じてしまうイベントが発生?
ある日、ふたばさんは妙に自分を敵視してくる、しかもこれまで関わったことのない女の子の気配に気づきます。
その子は姫宮宇佐美さんとおっしゃる1年生で陸上部に所属していて、その宇佐美さんは自分をスカウトした陸上部のマネージャさんのことが大好き…なのですけれども、そのマネージャさんがふたばさんを熱心に勧誘しているところを見て、ふたばさんへ敵意を抱いてしまうのです。
陸上部へ入る気のないふたばさんは何とかその誤解を解こうと思い宇佐美さんに接触しようとしますけれど、中々うまくいかず…それを見かねた姉の一菜さんが宇佐美さんと話をつけようとしますけれど、なぜか一菜さんが宇佐美さんの柔肉(?)に惹かれ気味となってしまいます。
それを見たふたばさんも宇佐美さんに敵意を抱く様になってしまい、また宇佐美さんのほうも相変わらずそのマネージャさんに熱心に勧誘されているふたばさんを敵視していて、完全に敵対関係となってしまったのでした…。
宇佐美さん自身はツンデレっぽいちみっこさんでよいかたなのですけれど、あとがきで「お互いスキスキばっかりだったこの世界にも、ちょっぴり嵐の種が…」と書かれていたのが少々気になって…個人的には波乱よりもラブラブなお二人を見たいので、第4巻では早々に嵐も収まってまたラブラブなお話に戻ってくださることを期待してやみません。
…といっても、個人的にはそれほど嵐の種にはなっていない様に見えますけれども、ね?

その嵐の種らしい後半もやはり基本はドタバタしたコメディですし、前半ももちろんそんな感じです。
以前読んだ、この作品と同じくらい百合的によい作品と思っていた『にじぷり』には変な男が出てきたりしてしまいましたけれど、こちらの作品ではその様なことはなく、登場人物は皆さん女の子だけですし、百合な雰囲気も漂っておりますので、安心して楽しく読める作品です。
個人的には、この眉毛の太い姉妹はかなりお気に入りですし…それだけに、第4巻ではさらにラブラブしてくださることを期待してしまうのでした。

イラストのほうは悪くありません。
百合的には問題ないものではございますけれど、もう一歩あれば最高、といったところでしょうか。
ともあれ、やはり楽しくよい作品ですけれど、ふたばさんと一菜さんの距離がまだ微妙にあるのが少しさみしいかも…もっとラブラブしてくださってよいと思うのですけれど、今のところはそこまではまだ期待できない様子…?
もちろん、この作品をまだまだ続けてくださるのでしたら、そうした展開が長くなっても特に問題はないのですけれども…10巻くらい続けてくださいますか?(何)


また、同時にこちらも読みましたので…。
もう5年…
□アカイイト5周年記念アンソロジー えにしのきずな
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.2)

こちらは過日色々な同人誌などとともに購入をしたもので、ジャンルが気になりましたので購入をしたものとなります。
ということで、こちらは冬のイベントにて出た同人誌となります。

内容としては、20人以上のかたの参加なさって描かれたアンソロジーとなります…主催されたのは以前購入した同人誌『ともに、きみと。』を描かれたサークル【towai】さまとなるみたいです。
タイトルから解る通り、この作品は『アカイイト』の5周年記念として出た作品…そう、『アカイイト』が出てから、もうそんなにたったのです。
思い起こせば、私がはじめて手にした百合なゲームは『アカイイト』でございました…それまではギャルゲーの主人公の名前を女の子にしたりしてやっていたのですけれど、この作品をした後はもう普通のギャルゲーはできなくなってしまって、そうしたジャンルのものは完全な百合なものしかしなくなったのでした。
そういうこともあって、私にとってもなかなか思い出深い作品…本当に懐かしいものです。

と、アンソロジーのほうですけれど、ストーリーもののコミックあり、4コマあり、それに小説もあったりと、やはり色々とございます。
やはりアンソロジーですので少々微妙とも思える内容のものもございましたけれど、皆さま『アカイイト』という作品がお好きなのは間違いございませんので、ここでわざわざ名前をあげるのは控えましょう。
個人的に一番好きだった作品は、一番最後に収録されていた『いつか見た光景』でございましょうか…と、これは主催されたかたが描かれたので最後になっていたのかもですけれど、内容としても一番最後でよかったかと思います。

イラストのほうはアンソロジーですので玉石混淆ですけれども、全てを平均すれば普通、といったところでしょうか。
百合的には思ったほどなかったかも…もちろん、これも作品によりますけれども。
ともあれ、内容云々よりも、『アカイイト』5周年を記念した同人誌が出てくださったこと自体が嬉しいことです…って、こう書くと内容が悪かった様に聞こえますけれど、もちろん悪いものではございません。
この記事へのコメント
しゃっす…☆

みゅみゅ?
作品をお読みになられたみたいで♪

えるえるなしすたーは、修羅場な予感がしましたけど…何とか大丈夫そう?

アカイイトなアンソロジー…羨ましいです♪
もうそんなに経つのですね…感慨深いですの。
PSPとかに移植されないかしら?(何)

でわでわ♪
Posted by 桜花 at 2010年01月19日 21:35
桜花さまへ>
シャッス!です♪
はい、2作品ほど読んでみました…♪

『える・えるシスター』は基本的にコメディな作品ですので、今のところはそう波乱な展開にはなっておりません…♪

『アカイイト』なアンソロジーは、もうすでに虎穴通販にはございませんでした…やはり、人気があるということでしょうか…♪
確かに、移植されてもおかしくない気はいたしますけれども…。
Posted by 桜乃彩葉 at 2010年01月19日 21:54
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